チンチクリンのアベノマスクが届いたとき、もうすでに街にはマスクが十分供給されていた。警視庁上がりの首相補佐官に耳打ちされたそうであるが、その後の自民党の無知なコロナ対策の象徴的”事件”である。素材も大きさなどにも問題があり、そもそも足らないからと配布した時には時すでに遅しである。あちこちで虫の混入があった。つまり安倍晋三が並べた理由は、何一つとして充たされていなったのが、アベノマスクである。
我家はそっくり送り貸した。「あべしんぞうちゃん」と平仮名表記の宛先でお返しした。
ほとんど使われていないと思ったが、今回会計監査で7割も使わていたかどうかは解らないがはけていて、3月の時点で3割在庫があることが判った。
3月末時点で8272万枚の在庫が確認されたのである。平均単価で計算すると総額約118億円相当になる。発注が随意契約だったが、その中にはマスク事業の実績もない企業も含まれてた。
更に奇妙なことに、保管費用が昨年8月から今年3月までで約6億円に上がるということであるが、1カ月あたり約7500万円になるとすれば、この7カ月で5億2500万円、つまりほぼ11億円の保管費用となる。。
いくら高価なマスクであっても、そんなにかかるはずがない。どこか安倍の息のかかった事業所が引き受けているのであろう。まさかパソナではあるまいが、いいなりの値段で税金を投入しているのである。