そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ロシア擁護派の侵略者の正当性など認めるわけにはいかない

2022-06-03 | 戦争

ロシア・ウクライナ戦争でロシア擁護者・プーチン正義派から、理に合わないウクライナ攻撃がタレ流されている。
その一つに、ウクライナは一般市民を盾にして戦っているのは、人道的に認められないというのである。他国の土地に正規の軍隊が侵略してきて、迎え撃つのは非戦闘員の市民たちであり、戦う所は自国の真ん中である。ゲリラ戦になるのは当たり前のことである。侵略してきたロシア軍が非戦闘員を攻撃しなければ済むことである。侵略者の論理は自国に帰って言えというものである。
他国の地に正規の職業軍人が国の命で、つまりお仕事として人を殺しにやってくる行為と、自国の地で銃を持って迎え撃つ人々の戦いを同列に扱うことは許されないことである。
その他には、ゼレンスキーは成人男子に強制的に銃を持たせた。中には囚人も老人もいるというのである。圧倒的な兵力を持つロシア兵こそ、国の命で他国の地に入り込み、殺人や破壊や収奪や強姦まで行っている。一般民家に侵入して、金品はポケットに入れるし酒は飲むは、子供用玩具や家庭用具や電子機器は、ベラルーシに下がってロシアのの自宅に宅急便で送っている。貯蔵されていた小麦数百トンを略奪、ロシアに送っている。
ウクライナで銃を持つ人たちに同情や共感は生じるものの、侵略者を擁護する論法などあてってはならない。侵略者と国の防衛に懸命な人たちを同列で論じるプーチン正義派の主張には、相当な無理がある。
ロシア擁護の典型的な画像は、マリウポリの製鉄所の地下にロシア軍が入った映像である。300人も死体があったとのことであるが、そのことは報じることなくあちこちにナチの鍵十字が描かれた部屋を映し出していた。よく見ると真新しいマジックで無造作に書かれている。その部分鍵十字の書かれた所だけ新鮮なのである。
ロシアは戦死者の数を、3月上旬に600名ほどだったかを明らかにして以来いまだに報道していない。イギリスのシンクタンクでは、ロシア兵の死者は1万5千人を越えているというのであるが、ロシア側からの否定報道もない。
圧倒的な兵力の差がありながら、ロシアは首都すら陥落できずに、プーチンは戦争勝利ラインを東部二州の陥落を上げているが、一時的な占拠はあってもロシアは必ず敗北する。
ロシアの侵略理由を正当化させようと、プーチン正義派は主張するが、戦争する理由などあってはならない。侵略する理由などどがあってはならないことである。
ロシア擁護派の唯一正しいのは、アメリカはもっと悪いことしてきたというのである。CIAはプーチンよりよほど狡猾で周到である。資金も情報も潤沢である。ウクライナ大統領選挙の度にCIAが暗躍する。アメリカ悪人説は正しいが、侵略理由にしてはならない。

コメント (1)
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