皇国史観を振りかざし、愛国主義で相当な無理筋な論理であってもお構いなく通してしまうのが、櫻井よしこである。
原発についてもプルトニュウムを生産してくれ、直ちに核兵器を作れるから賛同する。国家の方針に異議を唱える科学者などの存在を否定する。
自らの理に合わない場合には根拠を平気で捏造する。反論された事実は虚偽として認めない。強引な論理展開、論法は日本会議などには強い影響を持っている。強引で怯まない話っぷりは年々強くなってきている。
その櫻井よしこが衆院予算委員会で、岸田文雄を財界、企業の「犬」と呼んだれいわ新選組の大石晃子氏を批判した。桜井よしこは、「国会と言うのは国を代表して議論を行うところ。しかも政策議論が中心にあるべき。他国を見てもイギリスなんか激しいやりとりの中にも教養、ユーモアがのぞいている。ユーモアがなければダメ」と指摘し、「あなたも犬なの」と言い放った。
ユーモアがないのは櫻井だろう。大石晃子氏は服を着せ正装のシーズ犬を示した、微笑ましいものである。更に岸田、自民政権は誰の犬なのか、なぜ犬ということになったのかも大石晃子氏は説明しているが、あんたも犬だと櫻井の発言感情的で中身もユーモアもない。
れいわ新選組の党首の山本太郎なら、これまでの発言を踏まえるならこういうである。「我々も犬である。但し国民の犬である。」と。
民主主義は面倒な制度である。金を持った奴らを利用して、政治を動かせば楽ではある。そして政治家は私腹を肥やすことも出来る。犬である。
大石晃子の発言は正しい。