そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

名誉棄損で訴えられた畝本直美検事総長を罷免せよ

2025-02-15 | 安倍晋三

1966年に静岡県でみそ製造会社の一家4人が殺害された事件、いわゆる袴田事件で、静岡県警は袴田巌さんの無罪が確定することを踏まえ、「当時捜査を担当した県警としても、袴田さんが長きにわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことを申し訳なく思う」と殊勝なコメントを発表していた。
これに対し司法の頂点にいる畝本直美検事総長は、静岡地裁の再審無罪判決に対する談話で控訴断念を表明した際、判決について「到底承服できず、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容だ」と指摘、嫌みタラタラのコメントを出していた。
つまり、「袴田巌は犯人であることに間違いないく、到底承服できないものである。しかしながら、袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり高齢になり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、本判決につき検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断に至りました」というものである。
結局は、袴田が犯人であることに間違いないが、高齢で可哀想だから、控訴しないというのである。つまり犯人の死刑囚を、法を越えて野放しにすると言っているに等しい。正常な神経では理解できない、法的にも無罪が確定した一般人に畝本直美は、未だに犯人であることに間違いはないと、判決が確定した後にも言い続けているのである。
検事総長なら、先ずは袴田巌さんに謝罪し、4人も殺害した真犯人を無罪放免してしまったことへの反省を、被害者遺族に対して行うべきである。
そこで、袴田巌さんの弁護団は「畝本直美検事総長が控訴断念時に発表した談話は袴田さんを犯人視しており、名誉毀損に当たる」として、国に損害賠償を求める訴訟を起こすことになったとのことである。何重にも法の壁に押し戻された袴田さんの無念は、意識が薄くなってきたとはいえ、無念のほどはいかばかりのものであることか、国に認識してもらうべきであろう。本来なら司法の頂点にいる人物で、自らが法を否定したのであるから、罷免に値するというんものである。。

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