そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

トランプに救われる安倍政権

2017-02-03 | トランプ
マチィス防衛長官が韓国を終えて日本にやってきた。「尖閣諸島は、日米安保条約5条の適応内だ」と、マチィスに言わせた。安倍晋三は大喜びである。加えて、トランプ大統領は言いたい放題で真意は定かではないが、日本等への自主防衛を促している。アメリカ軍の駐留負担についても増やせと言いかねない。安倍晋三にとってこれほどありがたい”お言葉”はない。それ、憲法違反の安保法制(戦争法)を成立させたけど、これでは足りないぞ。言い出すに決まっている。憲法をターゲットのしてくるだろう。
来週の日米会談は、ゴルフ場招待と大喜びの安倍晋三である。政治経験のまったくないトランプは、よく言えばしがらみがなく、悪く言えば経験が全くないが、接待上図ではある。。前例を踏襲しないし、発足間もないが多分前言の否定など平気でやってくるに違いない。
現在騒がれている多くの大統領令は、内政の範囲内と見るべきである。国境の壁やTPPや入国制限などは、アメリカの国民に向けたものであって世界情勢などを考慮したものではない。極めて浅薄な発想でしかない。
不都合な事実については覆い隠す。独断専行の身勝手な言動である。メディアとは和解の兆しは全く見られない。「選挙戦で不正があったので接戦になった」、との発言に、根拠を求められても無言で通す。この他暴言は数限りないが、やがてばれてしまうものも少なくはない。トランプがしがらみなどないとばかりに、すべてに前言を否定するかどうかは、疑わしいものである。
Whitehouse(ホワイトハウス)はFighthouse(ファイトハウス:戦うハウス)とまで揶揄されている。兎に角話題に事欠かないのではあるが、超大国のトップが、根拠のない身勝手な論理を振りまくのは、理性あるアメリカ人にとっては耐えがたいものである。ワシントンにとどまらず、全米で反トランプのデモが絶えることがない。
今、トランプに対する弾劾裁判が信ぴょう性を持ってきている。何か一つそのうち躓くであろうが、その時が弾劾裁判がアメリカ国民の多数によって支持されることになるのではないか。

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2 コメント

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Unknown (きなこ)
2017-02-03 22:18:16
Fakehouse 、とは、まだ言われていないのでしょうか。。。(-_-;)
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Unknown (きなこ)
2017-02-05 10:02:47
昨日のテレビ生放送で、ある識者?が、言っちゃてしまいましたね
「どんなバカが大統領になっても大丈夫なように、ちゃんと仕組みが作られているんです」って。\(^-^)/
「それはトランプさんがバカ、ということですか?」と司会者に突っ込まれて、
「そそそんなこと言ってないでしょう!!」と、めちゃくちゃ、焦って、テカテカに汗かいて💦いましたね
お気の毒(^_^;)
「逆にとてもクレバーですよ、ねえ」と助け舟を他のコメンテーターが出していましたが、そう水を向けられた別のコメンテーター「うーん」といいつつ、でも眼がめっちゃ大笑いしていました。
ドタバタぶりがとっても面白かったですヽ(^。^)ノ

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