そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

自民党の選挙広告は嘘と焦点隠しがいっぱいである

2016-06-30 | 安倍晋三
ぶしつけにも、昨日の朝刊に自民党の選挙用の宣伝紙が入っていた。読みたくはなかったが、思い替えて目を通すことにしてみた。政治家は自慢するものであるが、これは一定程度仕方ないとして、書かれていることが出鱈目と虚偽に満ちている。
アベノミクスはどこまで行っても道半ばである。正確にはその半分程度かも知れない。前回も書いたが、第一の矢だけが成功している。と言ってよい。第一の矢とは異次元の金融緩和で円安で海外資本が株購入に走ってくれたので株価が上がった。その結果、格差社会ができたのである。上げのミクスの目的は、貧乏人はより一層貧乏に、お金持ちはより一層お金持ちにというのが目的と言えば、成功したことになる。
民主党政権時代の経済状況と比較するのが楽しいようであるが、リーマン食直後で全く異なる。しかもその引き金になったときには、自民党政権時代である。有効求人倍率を上げたのは、非正規雇用が圧倒的になったからである。賃金が増えた?実質賃金は上がっていない。税収はバブルで破たんした銀行からの返金が始まったことが大きい。実質増加はしていない。

自民党のパンフレットに書かれていないことのほうがよっぽど重要である。本来なら昨年初頭には2%の物価上昇があってしかるべきなのに、ご都合のよいところのつまみ食い資料でも、やっと0%でしかない。
安倍政権になって負債の増高は一気に伸びている。(上の図をクリックしてみてください)そりゃそうだろう。第二の矢は公共投資である。お金のバラマキであるが、産業が起きて活性化して税収が上がるといった目的は全く達成していない。達成しているのは、集票マシーンとして自民党に機能してくれることでだけである。
地方創成したければ、TPP参加をやめればいい。農村が活気づく。TPPに参入はトランプもヒラリーも(この女は本気かわからないが)反対している。地方創成というお題目で金をばら撒いても活性化はしない。

最も重要なこと、最も安倍晋三が取り組みたい憲法のことについては一言も書かれていない。2月の国会で、「今夏の参議院選挙は、憲法改正が焦点になる」と明言したが、全く一行も書かれていない。
自民党の選挙ビラは嘘ばかりが書かれて、本当の目的の憲法は隠したままである。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-07-01 22:12:27
デタラメ滅茶苦茶やり放題のアベシンゾーとジミンコーメらが牛耳っている日本は民主主義国では絶対にない。全うな法治国家でも文明国でもない。悪党が巾利かせる利権欲得に飢えたゴロツキが支配する三流国家もどきだ。何から何まで不正でイカガワシイことに満ち溢れている。例えば選挙投票用紙への記入をエンピツでさせること自体おかしいが、そんなことに疑義言う者もいないのがこの国だ。それをよいことに司法なども知らずを決め込んでいる。これなら、後での書換えは簡単だ。そもそも重要書類をエンピツで書かせるなどあるものか。また、立候補しようとすれば申し込み金だけで300万円必要で、その後選挙活動するには軽く数千万円要る。金無い者は政治にも参加できないように企まれている。即ち、こんな場合も貧者は容赦なく虐められるのがこの日本なる野蛮な仮面民主国なのだ。

今さらアベシンゾーらには全く何も期待しない。一刻も早く退陣せよ(消え去れ)ということだけだ。そして願わくば、ジミンコーメと同類項らの瓦解と宗主国アメリカからの解放され日本が真の独立国となることとを願う。
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