そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

敵地攻撃能力の次は宇宙作戦隊をと、専守防衛など吹き飛ばす勢い

2021-11-15 | 平和憲法

安倍晋三の実弟でこの頃顔付も似てきた岸信夫防衛大臣は、山口・防府市の部隊視察で、「宇宙作戦隊」を2022年度中に配備する方針を明らかにした。「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と、憲法9条2項は述べている。
岸防衛相は訓示で、航空自衛隊防府北基地に「第2宇宙作戦隊」を新設する方針を表明し、部隊編成への準備を指示したというのである
日本の人工衛星への妨害行為などの監視にあたるとのことであるが、自衛隊がやることかと思われる。海では海上保安庁が同種の任務を担っている。ことさら自衛隊の任務を広げるのは、敵地攻撃能力同様に既成事実化して、改憲へと導こうというのであろう。
そのうち宇宙からミサイルを打ち落とそうなどと言い出すだろう。ともかく、日本政府は安倍晋三が政権を担ってから、防衛予算を拡大する一方である。安倍ご寵愛の高市早苗に至っては、倍にするとまで言い出し、ちゃっかり自民党公約にしてしまっている。
こうした動きは、自衛隊任務の既成事実化で宇宙軍への露払いにしようとしているのであろう。

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