JR西日本は今日(1日)、島根県江津市と広島県三次市を結ぶ三江線の廃止を沿線6市町に表明した。利用者数の低迷が理由で、今月末までに国土交通省中国運輸局に廃止届を提出する。早ければ来年9月に廃線となる。
三江線は、全長108.1キロで、1930(昭和5)年に石見江津(現、江津)〜川戸間が開業、三次側は1955(昭和30)年の三次〜式敷間の開業以降、路線を伸ばしていき、1975(昭和50)年に全線が開通している。
100キロを越える全線の廃線は、JR以降本州では初めてとなる。周辺の過疎化、そして利用者の減少が大きな理由とされている。この理由に多くの国民を納得させる理由があるように見える。しかしながら、政治は彼らが金を落とさないから、赤字路線を理由に切り捨てるだけなのである。法の下の平等や健康で文化的な生活を営む権利を国が保証するのであれば、こうした僻地にこそ金を投入するべきである。
以前私はある公共事業に反対の訴訟の原告に名を連ねていた。北海道の東の中核都市北見という町に、バイパスを付けるということなのであるが、僅か20分早く抜けるためにオジロワシが生息する都会に奇跡的に残された貴重な自然が破壊されるのである。460億円もの事業費である。それは明らかに無意味な土建業者救済の土木事業であって、全く渋滞などない北見の町にはバイパス道路の意味がなく、環境破壊以外の意味はない。
そしてここには、池田と北見を繋ぐ国鉄があったが、赤字を理由に第三セクターに移行され、「ふるさと銀河線」として残って健闘していた。それもわずか、わずかたった年間1億円の赤字を理由に廃線へとなったのである。この無意味な公共事業。土木事業を中止してその金をつぎ込めば、ふるさと銀河線は460年も営業ができ、周辺住民を救うことになるのである。25%でもいい。100年生き残れる。しかし、国は地方の弱者には興味がない。GDPを支えることなく、納税も少ない国民には興味がないのである。
今回の三江線の具体的な運営実態は詳細には承知していないが、ほぼ同じ構図であろう。高齢化や過疎化であるから、彼らを支援するインフラをなくせば、さらに過疎化が進む。僻地にとって鉄路は貴重なインフラである。とりわけ弱者、高齢者や学生にとって大きな支えになる。
農業にも同じ論理が押し付けられる。GDPが低く納税額が少ない農民などの一次産業の切り捨てと同じ論理で、地方の鉄路がまた消えるのである。
三江線は、全長108.1キロで、1930(昭和5)年に石見江津(現、江津)〜川戸間が開業、三次側は1955(昭和30)年の三次〜式敷間の開業以降、路線を伸ばしていき、1975(昭和50)年に全線が開通している。
100キロを越える全線の廃線は、JR以降本州では初めてとなる。周辺の過疎化、そして利用者の減少が大きな理由とされている。この理由に多くの国民を納得させる理由があるように見える。しかしながら、政治は彼らが金を落とさないから、赤字路線を理由に切り捨てるだけなのである。法の下の平等や健康で文化的な生活を営む権利を国が保証するのであれば、こうした僻地にこそ金を投入するべきである。
以前私はある公共事業に反対の訴訟の原告に名を連ねていた。北海道の東の中核都市北見という町に、バイパスを付けるということなのであるが、僅か20分早く抜けるためにオジロワシが生息する都会に奇跡的に残された貴重な自然が破壊されるのである。460億円もの事業費である。それは明らかに無意味な土建業者救済の土木事業であって、全く渋滞などない北見の町にはバイパス道路の意味がなく、環境破壊以外の意味はない。
そしてここには、池田と北見を繋ぐ国鉄があったが、赤字を理由に第三セクターに移行され、「ふるさと銀河線」として残って健闘していた。それもわずか、わずかたった年間1億円の赤字を理由に廃線へとなったのである。この無意味な公共事業。土木事業を中止してその金をつぎ込めば、ふるさと銀河線は460年も営業ができ、周辺住民を救うことになるのである。25%でもいい。100年生き残れる。しかし、国は地方の弱者には興味がない。GDPを支えることなく、納税も少ない国民には興味がないのである。
今回の三江線の具体的な運営実態は詳細には承知していないが、ほぼ同じ構図であろう。高齢化や過疎化であるから、彼らを支援するインフラをなくせば、さらに過疎化が進む。僻地にとって鉄路は貴重なインフラである。とりわけ弱者、高齢者や学生にとって大きな支えになる。
農業にも同じ論理が押し付けられる。GDPが低く納税額が少ない農民などの一次産業の切り捨てと同じ論理で、地方の鉄路がまた消えるのである。
自国同胞を大切にするどころか蔑ろにし、弱い立場の者に犠牲を強いり続けるような政治が続く限り、日本の弱者らはJRはおろか基本ライフラインさえも、平気で切られ廃止される等がこれからも続くことだろう。
もういい加減には、アベシンゾージミンコーメらの利権野蛮低能政治屋らを駆逐撲滅せねば、日本は主権在民という制度自体が崩壊することだろう。