そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

自己保全を優先しプーチンにすっかりやられっ放しのトランプ

2018-07-18 | トランプ

ロンドンで25万人の帰れデモの洗礼を受けた後、トランプはわざわざモスクワまでまで出掛けて、大統領選挙にロシアは関与しいないとプーチンに言ってもらった。
クリミア併合やウクライナ問題それにシリア内戦で、欧米から経済制裁を受けて深刻なロシア経済立のたて直しのまたとないチャンスである。トランプというカモががネギ背負ってモスクワに来てくれた。経済的な孤立からの脱却にまたとないチャンスである。プーチンのロシア疑惑の否定に喜び、「ロシアが介入したと『みなす』理由がない」とトランプは発言し、プーチンのこれはアメリカの内政問題だという発言を容認した。これを受けてトランプは、ロシアのクリミア併合を容認し、G7への復帰の可能性も示唆した。プーチンはロシア大統領を褒めちぎった。プーチンはトランプに恩を売ることができた。
トランプの言葉はいつも軽薄で深みも重みもない。誉め言葉は素晴らしいとか、立派だとかよくやっている、良いことやっていると言った類の軽薄な言葉には中身も裏もない。
トランプは国内の捜査を根拠がないと、自国の捜査を他国で大統領が非難したことについて、アメリカ国内では「恥ずべきこと」と批判の声が上がっている。これにはトランプは妙ちくりんな訂正をした。
I don't see any reason why would be.(ロシアが介入したと『みなす』理由がない。)を
I don't see any reason why wouidn't be Russia.(ロシアが介入したと『みなさない』理由がない。)と言い換えたのである。
何のこっちゃ。渋々認めたに過ぎない。トランプも安倍同様に国内支持者に向けたパフォーマンスで、自己保全の政治の繰り返しである。プーチンはといえば、政敵には強権的で制圧するか殺害までする。チェチェンへの介入は非人道的武力制圧を繰り返した。テロには犠牲者を厭わず強行突破で殺害を繰り返した。手練手管のプーチンの前に、政治素人のトランプなどは屁の突っ張りにもならない。

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