そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

総裁選で掲げた公約をほぼすべて降ろした岸田文雄の選挙公約を信じろ

2021-10-14 | 岸田文雄

岸田文雄は総裁選で掲げた公約のほぼすべてを引き下げた。そもそも短期間にしては結構論戦のあった総裁選挙であったが、勝者の岸田は変な所信演説をしたものである。所信表明演説で早々と、趣旨替えに挑んでいる。総裁選で決選投票にお世話に成った方々への配慮である。確かにに人のいうことは聞くようである。
岸田が引き下げたもの
令和の所得倍増ー黙殺
金融所得課税の強化ーやらない
子育て世帯への住居・教育支援ーやらない
健康危機管理庁ーやらない
役員の任期連続三期までなどの党改革ー封印
民主主義の危機ー中身がない説明しかしない
森友問題は国民の納得いくまで調査するーもう終わっているからやらない
格差の是正ー説明ができない(アベノミクスを批判できないから)
河井夫妻への1.5億円問題-党の報告十分
甘利の金銭問題、桜を見る会ー封印
書いていると嫌になった。何よりも直球で言い換えたのは、核兵器禁止条約への姿勢である。広島出身で核廃絶と言いながら、取り組む姿勢を見せない。
それでいて自民党の公約は高市の主張がしっかり盛り込まれている。政治力がないから岸田はこうした姿勢を見せているのである。
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野党共闘の癌は連合と枝野の我儘にある

2021-10-13 | 立憲民主党

衆議院が明日解散するそうだ。内閣総辞職、岸田内閣発足、そして憲法53条違反の帳尻合わせのように開かれた国会では、総裁選の発言とは異なる発言を繰り返して、即解散。たった17日という短期間の選挙戦になる。選挙が内閣への審判なら、この3日間の岸田の国会発言でしか判断できないことになる。
投票率が低いのは当たり前だ。こんな無責任で野党封じの与党の身勝手な国会運営が許されるのだろうか。
迎え撃つ野党は共闘体制を組むことになった。ところがこの共闘がままならない。先ずは連合が水を差した。共産党と共闘関係を組んだ、立憲民主党へ苦言を呈した。共闘不参加の国民民主党にエールを送っている。連合の芳野友子新会長の、選挙直前のわきまえない発言である。
連合はかつての総評のような労働者の代表ではない。労働者の1割しか加入していない、労働貴族・正規雇用者の集まりである。非正規雇用が半数になった労働者の代表ではない。
衆議院東京8区が混乱している。2年前から立憲民主党とれいわ新選組代表の山本太郎の立候補が検討されてきた。ターゲットは石原伸晃である。ところが、ここには地元で強力な地盤を持つ、有力な立憲民主党の吉田晴美がいる。吉田には通知もなく、立憲本部と山本の話し合いで山本の立候補が決まった。小沢一郎のチョンボかもしれないが、つんぼ桟敷に置かれた吉田は大人の対応をして引き下がった。このことを知った山本は、これまた大人の対応をして降りた。
共産党や社民党やれいわ新選組との関係を、小選挙区の票をくれというだけの共闘は、枝野の傲慢である。枝野は立憲民主党は候補者を下げる選択はないとも発言する。枝野幸男の情勢判断が甘くこうした発言は、共闘の質を落とすことになる。吉田晴美や山本太郎や小沢一郎の大人の対応が、枝野のボロを隠しているが、それらは選挙後に一気に吹き出す可能性がある。
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それにしても森友も案里もあまりにも歯切れの悪い男である

2021-10-12 | 岸田文雄

昨日立憲民主党副代表の辻元清美議員が国会で質問に立った。
公設秘書の給与流用問題で政治責任とって、まだ2年生議員だった元清美は辞任した。衆議院の参考人招致もうけた。宏池会の加藤紘一さんのアドバイスを受けて、政治責任をとるということでの辞任であった。衆議院参考人招致を受けた時の、副委員長が甘利明さんだったと述べて、政治と金の問題を問いただし、森友問題の赤木さんの総理にあてた手紙を朗読し、政府の再調査を促した。
甘利明は、利益相反となる業者からお金を、しかも大臣室で受け取っていながら、秘書が勝手にやったと言い逃れをする。金を渡した方は一部は直接本人に渡したと言っているし、録音もされている。絵にかいたような口利き事件である。
与党議員とくに大物議員には、黒川弘務のような強権で不起訴にしてくれる処方がある。野党は口煩い新米議員を、軽犯罪のような秘書手当ての名目不正で、収監までする。
岸田文雄総理は森友問題で、調査は終わっているとやる気のないような発言であるが、歯切れがよくない。総裁選では初期の調査をすると言ったことなど忘れたか。
河合案里n1.5億円も徹底調査などと言っていたはずだが、安倍から票を分けてもらった手前、ちゃんとやっているしもう終わったような、歯切れがこれも良くない。
宏池会の創始者池田勇人に見倣った、所得倍増計画なんて総裁選で言ってたっけ。どっかにとんだ、歯切れの悪い男である。
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自民党の極右翼の改憲派の底はこの程度である

2021-10-11 | 平和憲法

高市早苗が自民党総裁選で獲得した国会議員票は、114票であった。極右翼の高市は立候補当初、泡沫候補と揶揄されていたが、思想的に近い安倍晋三の強い後押しを受けて、国会議員票では河野太郎の86票を大きく上回り2位となる健闘であった。
直接的な人事権がない安倍晋三が手あたり次第電話をかけまくって、一部恫喝のような勢いもあったアベフォンとまで言われた電話は、若い議員たちにとっては恐怖であったとのことである。そうして得られた114票である。
しかし、よく考えてみるとこれが自衛隊の国軍化、改憲派の上限だとみることもできる。改憲派の上限はこんな程度でないかとみることができる。350票中の38%である。これが掘り起こされた、自民党の極右翼の上限とみることができる。
これら極右翼の改憲派が総裁にならなければ、憲法論議されても程度が知れているということである。
三年前に本ブログの、「改憲の波はやがてさざ波になり、憲法は安倍晋三の失脚を待っているは、最もアクセスの多い記事の一つである。
岸田文雄に席を譲った前宏池会会長の古賀誠が、岸田の総理就任を祝って次のように述べている。「宏池会の憲法を重んじる姿勢、平和と人権と主権在民をしっかり守ってほしい。支援してもらった派閥のいうことをいつまでも聞く必要もない。」と述べている。ぶれる岸田への祝辞か苦言か忠告かわからないが、父を戦死で亡くしている古賀らしい発言である。
自民党の改憲派の底もこの程度でしかないのである。
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あたり前で誰でもが思っていることを財務省次官の寄稿、安倍支持の終焉の始まりか

2021-10-09 | 岸田文雄

財務省の矢野康治次官が11月号の「文藝春秋」に寄稿している。衆院選や自民党総裁選を巡る経済対策などの論争について「バラマキ合戦のような政策論だ」と批判し、将来的な財政破綻への懸念を示している。
寄稿内容は、総裁選などで数十兆円規模の経済対策や基礎的財政収支の黒字化目標の先送りなどが議論されたことに触れ、「国庫には無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてくる」と指摘し、「昨春の10万円の定額給付金のような形でお金をばらまいても、日本経済全体としては死蔵されるだけ」と批判し、赤字国債ではなく税収増を含めた税金で賄うべきと忠告したが、菅首相は一蹴されとのことである。
彼は国家公務員は『心あるモノ言う犬』であらねばと述べている。「昨年、脱炭素技術の研究・開発基金を1兆円から2兆円にせよという菅前首相に対して、私が『2兆円にするにしても、赤字国債によってではなく、地球温暖化対策税を充てるべき』と食い下がりましたが、厳しくお叱りを受け一蹴されたと新聞に書かれた」と述べている。
「『不偏不党』――これは、全ての国家公務員が就職する際に、宣誓書に書かせられる言葉です。財務省も霞が関全体も、そうした有意な忠犬の集まりでなければなりません」と述べている。これなら森友問題に始まる、犯罪の臭いを滲ませたような官僚を巻き込んだ行為は起きなかったはずである。
特に公文書の改ざんや隠ぺいなどは、犯罪行為であるが従順に従わせてきた安倍晋三の悪行は厳しく非難されるべきである。
このような高官が出てきたことは、ようやく出てきたかという気もあるがこれは、安倍政治の終焉が始まったのかもしれない。
新任の鈴木財務大臣は、「個人の思いだ。問題ない。」とぼけたようなことしか言っていない。
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岸田総理の変な所信表明演説

2021-10-08 | 岸田文雄

今日(8日)岸田文雄総理が所信表明演説を行った。
おざなりに先ずはコロナ対策をやると述べた後の、次の三点を取り上げたい。
〇新しい資本主義の実現
過去の政権の新自由主義的な政策を「富めるものと富まざるものとの深刻な分断を生んだ」と指摘したが、これはどう見てもアベノミクスの批判でなければならない。
「成長の果実をしっかりと分配することで初めて次の成長が実現する」と格差是正を図る考えを示した。賃上げを行う企業への税制支援で成長を目指し、看護、介護、保育に携わる人の収入増も打ち出したが、どこが新しいのかわからない。
〇分配なくして成長なし
これは丸々立憲民主党の枝野幸男代表の、「分配なくして成長なし」のパクりでないか。これもアベノミクスの失敗を検証しなければ対策は出てこない。成長なくして分配なしをとってつけたが具体策がない。

この二つは何も新たなものが出てきていない。新しく具体的なもの、富裕層へ新たな増税がなければ、岸田のお題目は見えてこない。金融資産税の導入もしなければ、分配ができないでないか。
岸田は総裁選で、”令和の所得倍増”を訴えていた。今日はこの言葉が全く出てこなかった。総裁選とその後の総辞職と組閣して解散総選挙をするのである。
何もまだ取り組んでいない政権を選挙で評価が下ることになるが、総裁選の主張が所信表明演説にない。奇怪な内閣の評価しようがない。
〇核兵器廃絶を訴えたが・・・
広島出身の岸田は、核兵器廃絶を訴えた。
おや???自民党は、核兵器禁止条約に調印に踏み切るのだろうか??
お手並み拝見と行きたいところである。広信出身なら、河井案里の1.5億円の解明も願いたいところである。
全体に総花的で言葉だけが躍る、みっともない所信表明演説であった。
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政治家は性悪説で裁け!特に甘利や安倍は

2021-10-07 | 政治と金

『事の発端は、URが2013年当時、千葉県で進めていた道路建設を巡り、予定地と隣接する建設会社・S社との間で起きたトラブルだ。工事の影響で建物が歪み、地下から硫化水素が発生するなどしたため、S社はURに補償を求めていたが、交渉はなかなか進展しなかった。
 だが、S社の総務担当者が2013年5月、甘利経済再生担当相(当時)の公設第一秘書(当時)の清島健一氏に相談したのを境に事態は動く。S社は3カ月後の8月、URから補償金として約2億2000万円を得ることができた。
 甘利氏はその後、2013年11月14日に大臣室で現金50万円を、総務担当者から受け取っている。
 一方、S社とURとの間には新たなトラブルが起きていた。産業廃棄物の撤去を巡り、S社がURに対し、30億円規模の補償を求める交渉へと発展していたのだ。』と、週刊文春Webは報じている。
ここには推測はなく、事実の羅列である。
安倍晋三が政権に就いてから、法律の前提が狂ってしまっている。森友や加計問題それに桜を見る会などで、事実関係を並べられると、犯罪者はお縄をいただいたものである。
かつては証拠を並べられると、水戸黄門様やコロンボ刑事の前に、「悪うございました」観念するのである。それは性善説に基づいたものであろうが、安倍が創出した、いわば政治家(自民党)の犯罪文化は次のようになる。
先ずは事実を否定する、法に触れない理由をさがす、事実を隠ぺいするし改竄するし改変する、裁く人を取り込む、仮病を使って逃げる、といった具合である。政治家には性悪説に基づく法を作って、適用しなければならない。
甘利明を見ていると、秘書が秘書がとか知らないところでやられたとか言い出し、最期には権力で抑え込むのである。国民に奉仕する立場にいることを微塵も感じさせない。
そもそも、企業献金をなくするために政党助成金を導入したのではなかったか。政党を国家が助成することは、憲法で禁じられているが、国から金はもらうし献金を受け取る。口利きがあったかどうかは問うべきではない。秘書がやって知らなかったというのを問うべきでない。事実が確認された時点で犯罪者にするべきなのである。
性悪説下にある人物に国は金を出すべきではないし、金を受け取った理由など聞かなくても良い、。
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甘利は悪いことしたと思っていない、皆やっていると思っている

2021-10-06 | 岸田文雄
アキタフーズ元代表が

元農水相の吉川貴盛が大臣在任中に、計500万円の賄賂を渡したなどとして、贈賄と政治資金規正法違反の罪に問われた鶏卵大手「アキタフーズ」グループ元代表、秋田善祺に東京地裁は、懲役1年8カ月、執行猶予4年(求刑懲役1年8カ月)を言い渡した。
判決理由で向井裁判長は、秋田被告が「アニマルウェルフェア」の国際基準への反対意見を取りまとめるなど養鶏業界に便宜を図ってもらいたいと多額の現金を賄賂として供与したと指摘、国会議員を交えた陳情会議など前例のない便宜供与が行われ、「農林水産行政や国政への国民の信頼を大きく害した」と述べた。秋田には高齢であることと、反省していることから執行猶予4年をつけている。
その一方、発覚と同意に入院した吉川貴盛は、政治献金だったとして無罪を主張している。
これは甘利明の事件に酷似する。金銭授受はあったが政治献金と主張し、秘書が秘書がと甘利は言って憚らない。
上の表は養鶏業者の献金である。表立ったものだけであるが、養鶏組合の理事のほとんどがアキタフーズグループである。表立ったものなら政治に圧力などかかりません。ということなどありえない。甘利が口利きをした証拠はないが、金は受け取っている。政治も業者の意図通り動いている。
日本の養鶏はアキタフーズの思いのまま動ている。それもたまたま、河井案里の公職選挙法違反の捜査の過程で、明らかになったに過ぎない。明らかになった事の方が圧倒的であろう。そして、献金者の意図通り政治は動くのである。
甘利も吉川も犯罪を犯したと思っていない。みんなやっていると思って居直るのである。

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権力闘争の勝者、岸田内閣はすでにドロドロ

2021-10-05 | 岸田文雄

自民党総裁選で河野太郎が負けたのは、「真摯に政治に向き合い、政策論争を戦ってゆく」姿勢を堅持する、支援した石破茂の影響が背景にある。
安定的に政権を握ったままの自民党の総裁選挙は、権力闘争によって派閥の領袖が権力闘争をする場である。義理も道理も関係なく、支持者は勝者からいただく甘い果実を待ち受ける。
総裁選で殆どの都道府県票で一位をとりながら、岸田文雄に敗北した河野は、党広報本部長に降格させられ、表舞台から去った。
河野を支援した、菅義偉も二階俊博もほぼ無役に据え置かれた。石破がもう慣れっこのいなっているが、小泉は退任の際、青臭く涙を流している。
自民党は青臭い政策論争など真剣にするような政党などではない。生臭い権力闘争によって、活性化を繰り返している政党である。勝者岸田はノーサイドの声とは裏腹に、やっていることはドロドロの論功行賞の人事である。
幹事長就任早々甘利明は、河井案里への1.5億円の調査は追っていると凄む。今回は睡眠障害などないようだ。岸田が自らが会長を務める自民党広島県連は、党が出した質問状と再発防止への要請は甘利によって握り潰されるであろう。
退任を渋る麻生太郎には副総裁の座を与え、財務大臣の後任には義弟を据えた。安倍晋三の実弟は指示通り留任させ、岸田は安倍麻生元総理のご機嫌を取っている。
各閣僚には十分な身体検査がなく、どうやら政治と金の問題が数多く出てきそうである。
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徹底的に憲法53条を無視した自民党の

2021-10-04 | 石破茂

憲法では次のように明記されている。
第五十三条 内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。〔総選挙、特別会及び緊急集会〕
とあります。期限が明記されていないことを理由に、野党が要請した臨時国会を、菅は招集することはなかった。やっと開いた臨時国会は、首班指名という自民党のご都合での招集である。
安倍晋三の場合は、たった一日だけ臨時国会を召集して、即日わけのわからない理由を掲げて解散した。国会の私物化も甚だしい。安倍晋三に見倣った、菅の憲法無視の対応である。
今日(4日)衆参両院本会議で第100代首相岸田文雄が選出され、岸田内閣が発足した。そして臨時国会会期末の14日に衆院を解散し、次期衆院選を「19日公示、31日投開票」ときめた。
本来の総選挙は政権の評価を国民に問うというものであるが、選挙に不利な頭をすげ変えてまだ何もやっていない政権の評価を、国民に問うというのである。そんなこと可能か?政権のぼろが出る前に、新政権発足時に貰える御祝儀相場と言われる、支持率が高いこの時期に解散をするというのである。
政権与党が憲法を無視するようでは、この国には民主主義も何もあったものでない。
それにしても自業自得と言え哀れな菅義偉である。
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甘利明は贈収賄事件と幹事長記者会見で2度も嘘をついている

2021-10-03 | 政治と金

甘利明は、「然るべき時がきたら説明するといって、質問が途絶えるまでこれに答えている。」と、幹事長就任にあたって質問に凄みを見せながら述べた。本ブログでは、この言葉に翻弄されながら疑問を甘利の採用に疑問を示した
しかし、矢張り甘利は全く説明の場すら持っていなかった。甘利明は幹事長就任会見で、これほど政治家として最も重要な政治と金の問題に関して虚偽の答弁をしていたのである。
虚偽の答弁は黒川弘務検事によって握り潰され不起訴になったことに裏付けられた自信が、強権的発言になっているのであろう。このことに当時詳細報道して、事件発覚の途となった文春は当時の記事を再度ネットで掲載している。以下こそ甘利明は、叱られる時期に来ている。
元検事の郷原信郎氏が、「絵にかいたようなあっせん利得」と断じた贈収賄事件が、不起訴になるなら法律がいらないとまで述べている。写真も領収書も録音もされていた。
観念した甘利は詐病とトンずらで身を隠した。詐病の期間もそうであるが、行方不明になっていた期間の歳費は返納されるべきであろ。
甘利の自信は、官房長官になったことでことでさらに膨らんだ。傲慢な虚偽答弁は、5年間で本人は忘れたであろう。しかし当時の安倍晋三も黒川弘務もいない。悪行を重ねるには、岸田文雄や北川滋では少々役不足か?いや十分だろう。自民党だもの。
政権与党のトップが真っ黒の犯罪者であるなら、安倍時代の森友や加計学園問題や河井案里1.5億円それに桜を見る会や、菅時代の東北新社を巡る疑惑など蓋をしてお仕舞になる。
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報道は皇室離脱希望者のプライバシーを執拗に追うより、外にもっとすることがるだろう

2021-10-01 | 報道

結婚を機に皇室離脱を希望する女性のプライバシーを追うより、報道にはもっと真剣に追うものがあるだろう。
今回党役員になった中にも、逃げに逃げて司法の忖度のおかげで時効を通り過ぎた甘利明や、パソコンを電気ドリルで穴をあけて証拠隠滅が成功し逃げおおした、小渕優子などこそを嗅ぎまっていただきいものである。
今日甘利は記者会見で、贈収賄事件の詳細はすでに述べてあるし立件もされていないと凄んでみせた。「睡眠障害」というほとんど詐病で、トンずらしたことなどどこ吹く風である。
事件当時は事実関係を認め覚悟していたようで、大臣職を辞任したあと逃げに逃げ回って隠れていたことは何だったのか。記者を睨みつけてまで、潔白を口にするのは、時間が経って報道もなく国民も忘れただろうということを見込んでのことである。報道の怠慢が犯罪者の息を吹き返らせたといえる。
野党はこのことに関して、野党合同調査チームを立ち上げている。
今回の自民党人事で最も恐ろしいのは、政権安定のためであろうが麻生太郎を副総裁に指名したことである。北村滋が官房副長官で残ることと併せて、相も変わらず官邸恐怖政治をこれからも続けるということである。
自民党総裁選挙は何でもありの権力闘争であるが、自民党にとってカンフル剤を越えて、大きなエネルギーとなり党を活性する作用がある。これには報道が繰り返し報道をすることが大きく作用している。
今回も菅なら野党もお喜びであったが、一気に自民党支持がV字回復したようである。
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羅臼港

春誓い羅臼港