日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

昨日はひとり映画観賞。2本立てやっちゃいました。

2017-06-17 09:09:49 | 映画・テレビドラマ・音楽
本当は一日1本にしようと思っているのに、意志薄弱。困ったものです。

日中に、ジェーン・オースチン原作の『エマ』

夕食後に、2003年製作のジュリア・ロバーツ主演の『モナリザ・スマイル』

先日見た、同じくジェーン・オースチンの『マンスフィールド・パーク』1999年製作 を見て、★★★★ だったから、再び、と期待したのだけれど、ちょっと、、、。ま、映画は丁寧に作ってあるから満足なのだけれど、ジェーン・オースチンの筋書きに、キラキラしたものを感じなかった。2時間余りの映画の最後4分の1ぐらいになって、そうよね、このセリフ、この展開がなくっちゃ、とは思いましたけれど。彼女は当時の有名作家だったのですね。この小説は王族(皇太子に献呈されているそうです)。よって、貴族ワールドオンリー。働いて食べている人などいない。誰と誰をめあわせるか、どの貴族さんがかっこよくて資産が潤沢か、家柄が上か下か、そんなワールドなのです。ま、1814年に書かれているので、そのころのイギリス貴族社会を虎の巻(古?)で勉強したと思えば、お得な映画鑑賞ではありました。

『マンスフィールド・パーク』と同じ作家?と思わなくもありませんが、きっとオースチンの原作をもとに脚本家のデフォルメがあったのかも。わたしは、こちらのほうがポイント上です。

ということで、時間は使ったけれど、肩すかし気分を持ちました。
で、夕食後の時間。もう一作見てしまいました。
『モナリザ・スマイル』主演ジュリア・ロバーツ。
サクサクと短文での紹介を読んでクリックし、鑑賞スタートするので、タイトルなんだった?ってことになることが多々あります。苦笑
このケースもそれ。で、ジュリア・ロバーツだったから、、、と検索すると、彼女の出演映画を調べることができる世の中です。
で、作品名は『モナリザ・スマイル』。
時代は1954年のアメリカ。ハイレベルの女子大に新任教師ジュリア・ロバーツが美術史の講師として赴任。いわゆる由緒正しい私立女子大なので、在学生の母、祖母たちも同じ出身。教鞭をとっている教師も同校の卒業生といった校風に、殿方のための女子教育だけじゃない、自分のために学ぶ、というスタンスを伝授し始める、というストーリー。
1954年というのは、私はまだ幼稚園にも入っていない4歳。きっと日本にもそのような女子教育をしていた大学はあったのだろうな、と思いながら見る(もちろん違いはあるだろうけれど)。
戦勝国アメリカが豊かさを謳歌している時代。小学校に入ったころに、豊かな家庭を描いたアメリカドラマをテレビで見ることがあったけれど、などと連想しながら見る。豊かさ≒リベラルではなく、女性が豊かに暮らすための策は男性によく見られる女性になること、それを有能な女性たちに教育している時代だったという近代史を語る歴史映画でした。

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反省しないといけないことはいっぱいあります。

2017-06-17 06:40:08 | 私の雑感あれこれ
「なにもないのが一番美しい」
そういっていた友人がいます。
そのころ彼女は結婚15年ほどの専業主婦でした。
習い事をして部屋を飾りたてるものを作ったりもしたけれど、ゴチャゴチャするだけ。なんにもないのがきれい、と。

同感です。

少し前に、「アンという名の少女」(「赤毛のアンの物語です)の実写ドラマを見ていました。
マリラがキッチンでセリフを言う時に、テーブルを拭いているというシーンが何度も出てきます。
田舎の貧しい暮らしですから、家具も粗野でシンプルです。当然電気はありませんから、電化製品ゼロ。
その暮らしよりも、現在がいいに決まっています。

でも、羨ましかったのは、あのさっぱりとしたテーブル。

そこで、ちよっと真似てみました。



来客があるときでないとここまでしない。

いつもこうだったらいいのにね。→ → ワタシ

お母さん、棚やテーブルの上にちょっと置いておく、という癖はよくないよ、と耳に痛い忠告されるのですが、物が多すぎるのです。


まったく「なにもないのが一番美しい」です。






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