去年はニンニンクが不作で作らなかった。
一昨年に続き2回目。
炊飯器を保温にして2週間で出来上がる。そのためにニンニク専用として炊飯器を購入までした。
豊作とはいかないので、できるだけ大きめのをチョイスして炊飯器1回分を選り分けてスタートです。
もちろん作り方はネット検索のレシピです。黒ニンニクは普通のニンニクの数十倍の効果発揮とあるから、やる気スイッチも点灯です。苦笑
黒ニンニクは道の駅やリゾートホテルの売店でもよく見かけます。
結構立派な値段がついています。1個700円とか!! 機会があったらご確認ください。
作るのがシンプルなのに、なんで商品になるとこんな高価格になるの?
と思わないでいられません。
黒ニンニクを作って売ったら儲かるね、と家人に話したら、
「売れればね」と。
そうでした。売れないと始まらないのでした。
いつか、玉村豊男さんの本で読んだことを思い出しました。
彼はエッセイストで、植物画の名手で、かつ信州でワイナリーを経営し、レストランはバスで観光客が押し寄せるお店もやっておられるほどとか。
彼の本で書かれていたのは、ニンニクが大いに収穫できたので(500個だったか、500キロだったか失念ですが、とにかく処理しきれないほど多く)、販売を考えた。でも、販売するとマイナスが出てしまうというのが現実だった、と。
まず、お客さんが買いやすいように袋詰めする必要がある。→ 袋と作業の人件費がいる
販売する場所に販売員を置く必要があり、その人の何日かの人件費がかかる。
そのコストを計算すると、商品化する 損失発生
となり捨てたほうが損をしないのです。皮肉!!
このストーリーが私の脳裏に時々浮かびます。
好意で、売れるわね~、と冗談交じりにことばを交わしても、お金をいただくというのは、そんなやすやすとかなうものじゃない。
玉村さんのことばを引っ張り出します。笑
横道にそれますが、こんな話(出会い)も私のポケットに入っていますよ。
ブログができて数年のころ、毎日のように訪問しているブログがありました(ホームページだったかもしれません)。
30代の男性で、わたしから見ると当時の若い人の部類ですからITにも強いのでしょう、シンプルで使い勝手も良い先陣を切ったようなブログでした。
文章も魅力的でした。当然ファンも日に日に増えて、人気ブログになっていたと思います。
で、読者から、本になさったらどうですか、というコメントがありました。
彼は、ほめていただいたことのお礼を言った後に、自分は、お金をもらえる文章とそうでないのとの差をよく分かっているので、自分程度ではそういうことはありません、と返答なさっていました。
やっぱり素敵な見識の持ち主でした。
黒ニンニクの話からずいぶんそれてしまいましたが、ま、こんなことを頭の中で転がしているワタシ、ということで、雑文です。
一昨年に続き2回目。
炊飯器を保温にして2週間で出来上がる。そのためにニンニク専用として炊飯器を購入までした。
豊作とはいかないので、できるだけ大きめのをチョイスして炊飯器1回分を選り分けてスタートです。
もちろん作り方はネット検索のレシピです。黒ニンニクは普通のニンニクの数十倍の効果発揮とあるから、やる気スイッチも点灯です。苦笑
黒ニンニクは道の駅やリゾートホテルの売店でもよく見かけます。
結構立派な値段がついています。1個700円とか!! 機会があったらご確認ください。
作るのがシンプルなのに、なんで商品になるとこんな高価格になるの?
と思わないでいられません。
黒ニンニクを作って売ったら儲かるね、と家人に話したら、
「売れればね」と。
そうでした。売れないと始まらないのでした。
いつか、玉村豊男さんの本で読んだことを思い出しました。
彼はエッセイストで、植物画の名手で、かつ信州でワイナリーを経営し、レストランはバスで観光客が押し寄せるお店もやっておられるほどとか。
彼の本で書かれていたのは、ニンニクが大いに収穫できたので(500個だったか、500キロだったか失念ですが、とにかく処理しきれないほど多く)、販売を考えた。でも、販売するとマイナスが出てしまうというのが現実だった、と。
まず、お客さんが買いやすいように袋詰めする必要がある。→ 袋と作業の人件費がいる
販売する場所に販売員を置く必要があり、その人の何日かの人件費がかかる。
そのコストを計算すると、商品化する 損失発生
となり捨てたほうが損をしないのです。皮肉!!
このストーリーが私の脳裏に時々浮かびます。
好意で、売れるわね~、と冗談交じりにことばを交わしても、お金をいただくというのは、そんなやすやすとかなうものじゃない。
玉村さんのことばを引っ張り出します。笑
横道にそれますが、こんな話(出会い)も私のポケットに入っていますよ。
ブログができて数年のころ、毎日のように訪問しているブログがありました(ホームページだったかもしれません)。
30代の男性で、わたしから見ると当時の若い人の部類ですからITにも強いのでしょう、シンプルで使い勝手も良い先陣を切ったようなブログでした。
文章も魅力的でした。当然ファンも日に日に増えて、人気ブログになっていたと思います。
で、読者から、本になさったらどうですか、というコメントがありました。
彼は、ほめていただいたことのお礼を言った後に、自分は、お金をもらえる文章とそうでないのとの差をよく分かっているので、自分程度ではそういうことはありません、と返答なさっていました。
やっぱり素敵な見識の持ち主でした。
黒ニンニクの話からずいぶんそれてしまいましたが、ま、こんなことを頭の中で転がしているワタシ、ということで、雑文です。