日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ジワリと値上げ。

2018-04-12 07:23:23 | 健康
去年の11月ごろから、週2回、整形外科で膝のリハビリしてもらっている。
当初は、リハビリ(2種類の装置によるものと15分の専門家の施術)で自己負担は390円でした。
こんなに安くていいの?
が実感。毎日でもお願いしたいのだけれど、施術の柔道整復師さんの予約が取れない状況で、予約は2回までと制限されている人気リハビリでした。
それが、年が明けると、施術が理学療法士さんに替わって、それほどでも、、、になったけれど、続けているのが現状で、予約は3回までできますよ、と窓口から声をかけられるほどになりました。満員の待合スペースは今は昔状況。自己負担もブラス100円とアップしたし。

さらに決まりが変わったということで、毎月初めにカルテに症状記載というシステムになりました。内容は殆ど変化ないのに、15分しかない施術時間が減るだけです。もったいないというのが実感。おまけに、その書類作成料が1000円余りプラスになるのです。これって弱り目に祟り目。

それが、またまた、4月になって年度が替わったということで、診療報酬の点数に変更があったみたいです。
リハビリ料金が倍になりました。

ああっ。

私の前の方が窓口の方にに説明を求めていました。
リハビリ通院というのは、細く長く続くものなので、じんわりと影響が出てくるのでしょう。

昨日のニュースでは、社会保険料の抑制のために、風邪などの軽い症状でお医者にかかる場合の診療報酬のアップを検討しているとか。

私の希望(本音)は、前の柔道整復師さんに戻るのなら、倍になってもいいな、と思うのだけれど。
だって、民間の整体だったら、30分でウン千円なのですから。

こんなことを綴りながらも、通い続けるとは思います。



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ひとつ よいこと。

2018-04-11 11:49:17 | 健康
先日、こいのぼりで有名(らしい)岩倉市の五条川へ桜を見に行ったときに購入した手ぬぐい。
孫同居でないので、五月の節句も取り立てて、、、なのですが、4月末に帰省することになったので、ちょっとタペストリー風にして楽しもうかと。


薬袋に入ったトローチがあった。
昨日の通院でもらってきたそうだ。長年の持病となっている痛風での通院なのだけれど、また痛み出したので、仕事前にお医者へ行くと。
実は、2年ほど前から、のどにつっかえを感じるのか、気道をあけるように喉を鳴らす(適当な言い方?)。
実は、耳うるさいのだけれど、以前にそのことを注意すると、自分が気にしている。指摘されるとさらに気になるから、わかっているのだから言わないでほしい、と言われた。
もっとも。
だから、言うことをやめた。

お医者さんに診てもらったら、とは何度も言ったけれど、元来、そんなタイプではない。
ので、諦めるしかなかった。
食欲が落ちたり、やせすぎにならなければいいか、とそのことはいつも頭にあった。

医療関係者である息子や娘に話題にしても、「お父さんが(お医者さんに診てもらうのを)嫌がるのだから、仕方がない」で終わり。

これまでは、痛風でとてつもなく痛くても、自分でネット検索して調達した薬を飲んで、長く(何週間も)我慢しながら仕事に行っていた。ところが、去年は、あまりの痛さと広範囲に症状が出たことで、観念して最寄りの医院へ行ったのです。
それからは、お医者さんの処方箋の薬を飲み、今回また痛みが出たので、何週間もの我慢をやめて、お医者へ。
で、内科医だから、のどの症状も聞いてみたら、と出がけに一言言いました。

その結果が、上記トローチです。
2年以上も続いている症状なのでトローチで治るしろものではないと思います。
ポリープなんじゃないかな、と。
そして、体調の悪化が見られないのだから、良性なのだろうと。入院しなくても滌除できると、待合室のデスプレイでは案内しているので、本当はそれをしてくれたらいいな、と思っているのです。
ま、一歩前進です。

お医者さんに、痛風には水分をたっぷり取りなさいといわれたといって、アルコールを飲んでいるのだから、、、なかなか、です。

ここまで健康に来られた身体を授かったのはありがたいこと。でも、それを乱暴に扱わないように乗りこなすのも自分だからね。

ま、炭水化物がつい欲しくなるタイプの私が言うことでもありませんけどね。

■ 追加①
少しタンスの衣類の整理をした。冬物と春物の入れ替え。
私の衣類3枚と夫の長らく眠っていた3枚を処分に回した。
買うのは易く片づけるは難し、です。
もう今年の私の春夏の衣類は買わないでおこう。守れるか→ ワタシ 苦笑

■ 追加②
こいのぼりの手ぬぐいをタペストリー風に貼ろうと思ったことから、さらっとリビングの壁のほこり取りとシミ取りをした。
年末は大掃除の手抜きをしたので、これを幸いに、でした。





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春の嵐が来る前に

2018-04-11 08:57:43 | 庭 4月
ボタン(花の舞)が開き始めた。
鉢を通りから見えるところに移動してもらった(私には重すぎる)けれど、前面には出さずに壁際に避難させておいた。


鉢のマーガレットも避難。


高台に載っていたビオラも降ろして、ひっくり返らないように。


大鉢の間は大丈夫かしら、ラナンキュラス。


チューリップ。このエリアの写真は初めてです。




ベンチの向こうのアシュガ。陽射しがないので暗めです。











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海外ドラマ「新米刑事モース オックスフォード事件簿」を見始める。

2018-04-11 07:44:33 | 映画・テレビドラマ・音楽
ブロ友さんが話題にしていたドラマはこれだったかしら。

NHKBSで放映と知ってはいたが、BSは家人が別チャンネルの番組を毎週予約しているということがあって、いちいちチャンネル変更して予約するのも面倒だし、パスしていた。
話題記事を読んで、興をそそられ、他の有料テレビで視聴できないかと検索したら、○○○○プライムにあった。
1話が1時間半と長い。字幕版なので、張り付いていないと筋がわからなくなる。以前見ていた、海外ドラマ「刑事フォイル」の路線?、いや、モースの暗号読解はやはりシャーロックホームズかしら、アメリカドラマの「メンタリスト」かしら。これは、のめりこんで第7シーズンまで一挙に見てしまった)か。
かつては殺人事件が起きる話なんて、怖くて読むことができなかったのに、変わった、変わった。→ ワタシ

で、昨晩3話を見た。後続があると思うと、食べ残したおやつがある気分です。

時代は1960年代という設定です。オックスフォードの街並み、たまたま2000年ごろに行ったことがあるのですが、建造物の色調が独特で箱庭の街に来たように感じたことを思い出しました。余談ですが、皇太子の留学先だったキャンパスとかに入れてもらったという厚かましい観光客(娘との二人連れ)でした。パリでパリ大学で同じことをお願いしたら断られた。きっと、今だったら校内見学どうぞとはならないでしょうね。
で、教会の塔のある風景を水彩で描いた記憶があって、朝から探していたのですが見つかりません。スケッチブックもそれなりの数になっていて、トホホ。途中で描くのを投げたのかしら、、、? 丸いドーム屋根とか、その向こうの尖塔を描いていた記憶はあるんですけどね~。

昨夜の第3話にはピアノのコンサートを控えて練習している青年が出てくる。
あっ、聞いたことある曲。リストの愛の夢?ベーとベーンのテンペスト? 月光も。
みな我が家で子供たちが練習していた曲です。こんなすごい曲が毎日、我が家のリビングに鳴り響いたのだと、私の感慨はソコ、です。苦笑 もちろん、練習中ですから、プロ級とはかけ離れていますけれど。
そして、思うのです。
ピアノの先生(今の私のバラ友・ランチ仲間)、彼女はこんな高度な曲のワンフレーズごとを、コンペッションに出場レベルまで引き上げようとして教えてくれていたのだと、それにもリスペクトです。なにせ、私、オンチですから。

今は、物忘れ競争をしているようなランチ仲間ですが、がんばっていたんだね。
本当に、彼女は一生懸命なピアノ教師、でした。

横道にそれっぱなしの記事になりましたね。

作者(シナリオライター?)のドラマ作りにとっぷりはまって、満足させられるドラマです。




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庭師の忙しい季節。

2018-04-10 09:26:42 | 庭 4月
なのだろうけれど、今年のわたしは庭での滞在時間が一向に増えない。

ボタンが開花モードになりました。




ワスレナグサはピーク。ムスカリはピークを越えた感じ。




アシュガの紫が目立ってきました。


和の花、ヒメシャガもきれいです。


ミヤマオダマキもあちこちで咲いています。




これは去年購入した、西洋オダマキのオリガミという名前でした。越年したということです。


何度も登場していますが、チューリップもがんばっています。こんなエリアが3か所あります。



■余禄
タオル類を一新しようと思って、バスタオル5枚、フェースタオル5枚をまとめ買いしました。水洗いしたところです。これまでのタオルを処分しようと思うのですが、できるかな?もったいない精神が顔をもたげないでしょうか。苦笑







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『銀河鉄道の父』を読了。

2018-04-10 09:02:11 | 
賢治を育てた父の話です。
小説です。
作者が自分と父の関係をオーバーラップさせたところも、、、なんてちょっと読んだようなところから、父子の人間関係を解剖するかのごとく筆を進めています。
質屋を営み、議員にもなり、文化人を招いて講習会をすべて自分の費用負担で毎年主催する向学心に富んだ父親。学業優秀だったけれど家業を継がなくてはならなかった無念を、長男賢治の子育てに、封建的枠組みの中にありながら、開明的行動にも出る、といったあたり、教育パパの走りなのでしょうか。
教育ママにはありそうなパターンを、父親がやっている、という感じがしないでもない。
そんな自分に執着される立場の長男賢治は、もって生まれた性分は父の期待に応えられず、父とは齟齬の繰り返し。
地域での成功者の家庭。その内側には平穏は見当たらず、妹トシが病に倒れ、最大限の看病もするけれど病没。ついで長男賢治も早逝する。
家族関係には常に普遍的でない部分はあるものだろうけれど、その時代の父子としては、葛藤を抱えて生きていたふうな描写の小説でした。
質屋という家業に誇りを持てなかったことが、ネックなのでしょうか。といっても、賢治は親にカネオクレと頼むタイプの青年だったのだし、それに応じられたのも、困った人にお金を貸して稼ぐ質屋という稼業で富んだ暮らしの家だったから、という現実。

・・・ソウイウヒトニ、ワタシハナリタイ

のであって、そういう人ではなかった、から、そこへの懇願だったのでしょうか。



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併読2冊。

2018-04-07 08:56:52 | 
気が多いもので、なかなか読書タイムにはならず、ボチボチ読んでいる本がある。

本村凌二著「教養としての「世界史」の読み方」:ローマ史が専門の歴史学者のかたのわかりやすい解説書。ダイヤモンド博士の講義にも通ずるところがあって、学者のかたのとらえ方の深さに教えられるところ大です。塩野七生さんの本も興味深く読めてありがたかったですが、このほんも出会えてよかった、と思える1冊です。・・・きっと、世の中には、いい本がいっぱいあるのに、きっかけがなくて出会えずにいるのだろうな、とも思います。

門井慶喜著「銀河鉄道の父」:今年の直木賞受賞作ということです。最近は芥川賞の話題にもとんとご無沙汰ですので、知らないままでした。リハビリ医院の待合室の週刊紙で話題が出ていて、興味を持ちました。宮沢賢治の父親のことを取り上げているのですが、賢治の育った家庭環境が語られているので興味を持ちました。いつか小林多喜二の母親を書いた、三浦綾子著「母」を思い出しました。小林多喜二というと「蟹工船」を書いた労働運動家。貧しい家庭に育って、拷問に遭って獄死した、、というイメージだったのですが、趣味としてバイオリン、といった当時としては文化的環境にあったということで、自分が表層的だったんだと思った記憶があります。(獄死した多喜二を迎える家族の悲しみも当然描かれています)
賢治は村では裕福な家庭の育ちで、そこのボンボンだった、と。有名な詩のいくつかを記憶している人が多いと思いますが、イメージのどんでん返しのような気がしませんか。
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今日の予定など。再度の追加あり。

2018-04-06 08:45:25 | 私の雑感あれこれ
先日あった汽車通同期会のDVDが昨日届いた。
幹事さんの気の利いた編集で、素敵に仕上がっている。

イントロとラストが、スクラム組んでの『高校3年生』を歌うシーン。
笑いこけて雑談する姿のオンパレード。
BGMに『美しい十代』や『上を向いて歩こう』などが流れる。

昨日見た。そして、今朝ももう一度見た。

そのあと、庭で、バケツに3杯ほど葉芽を摘んだ。花芽の枝の風通しよくするために。

今日のこれからの予定。
買い物のルーティングは狭いのだけれど、今日は、地下鉄ターミナルの近くのショッピングモールまでいこうと心している。
車を立体駐車場に入れたりするのが面倒だし、オープン当時に2度行っただけで、ひとりでは行ったことがない。

買い物の目的は、靴。

整形外科でのリハビリの理学療法士さんに、踵の高い靴はよくない、と言いわれて、大急ぎで1足購入したものの、通勤も行楽もそれ1足なので、追加購入、です。

午後は、高齢者対象の体操教室。ついつい忘れてしまうので、失念しないように何度も言い聞かせています。

よい買い物ができたらいいのですが。


■ 追加記事
追加①
たまには、普段いかないところに買い物に行くのも刺激になります。
靴屋さんは2か所ありました。
踵の高くない靴を物色。普段履き(革製)と通勤履き(合皮製)を購入。通勤履きの革製は手持ちのものとほぼ同じのものしかない。デザイン性のあるものは全部合皮。オシャレな若い人は1シーズンごとに買い替えるらしいので、お値打ち価格でいいのだそうです。
洋服屋さんも若い世代向きばかり。スタイルがよくなくっちゃ、とても着映えがしない。で、普段着としてユニクロで、Tシャツ2枚とパンツ2枚購入。帽子屋さんで折りたためる麦わら風ハットも購入。
デパートに比べたら、どのお店もリーズナブルな価格。店舗の賃料や販売員さんのお給料というコストも価格に上乗せしなくてはならないし、集客力を考えると価格設定を高くするわけにはいかず、経営者は大変だろうな~と思いました。
とりあえず、今日新規購入した品物に相当する手持ちの靴、衣類は処分しようと思います。

追加②
朝一で出かけたのに(近所のスーパーは9時開店なので、10時前に行ったら、まだ入店はできるものの、お店は始まっていなかった)大型ショッピングモールの地下駐車場は、空が多くてホッ。すぐわかる便利ところと思って、エレベーター付近に駐車して、店舗のフロアへ。
買い物などは上記のとおり。休憩がてら軽食も食べて、食料品も買い込みました。
で、帰ろうとして近場のエスカレーターで地下駐車場にきたら、広い駐車場は満車。自分の車が見つけられない。エレベーターとの位置関係は覚えているのに、果たしてエレベーターが何か所にもあるっていうのか? 車で来ていると思って冷凍食料品もどっさり買って、解凍しないように袋に氷までつめました。暗雲が垂れ込めてきました。お店の関係者がいないかと探しても、ガードマンひとり見当たりません。いつもの買い物だったら、コレだけの分量の場合カートに乗せて車まで行くのに。
自分の失敗だから、泣き言を言うわけにはいかず、広い地下駐車場を記憶にあるエレベーター乗り場を探して、一周する覚悟を決めました。幸いなことに4分の1周程度で見つかりました。グリーンエレベーターという表記が頭に残っていて、利用者が判別しやすいように色で示してもいたということです。ヤレヤレ。余談ですが、広い駐車場、何色のエレベーターがあるのだろう。
で、荷物を積み込んで帰路に、ということなのですが、ハンドルを握る左手がおかしいのです。
えっ、なに? と一瞬。
こんな指のこむら返り?
余りにも重い荷物を我慢して持って歩き回ったので、指の握りが固まった(ちっとオーバーかな、でもそんな感じ)のでしょうか。
初体験。びっくりするとともに、情けないことしごく。
地理感覚はしっかり頭にあるエリアなのですが、中央分離帯があったりして、ずいぶん遠回りして帰宅しました。
事故を起こすのが一番いけない。遠回りぐらい大丈夫、と自分に言いながら。




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友人を誘って園芸店へ。

2018-04-04 19:46:24 | 庭 4月
もう6年目になると、この季節には園芸店にはどんなお花が並んで、と予想はつきます。
お気に入りは殆ど購入経験ありになって、それでもまた買いたいという品種をかごに入れる、ということになります。

今日はデルフィニゥムの花苗を2つ(78円×2)買いました。
晩秋に6つ買ったうちの4つは冬越しに失敗。追加したいと思っていた花苗でした。
左 デルフィニゥム。 右 こぼれ種から育ったジキタリス。デルフィニゥムを移植していて発見。うれしい。


そして、バラの新苗が650円で並んでいたので、2つ購入。
①ライラックタイム:紫の四季咲きのバラ
②モナリサ:縁がピンクを帯びたクリーム色の四季咲きバラ


衝動買いです。
去年の段階で、もう増やさないと心していたのですが、(私が購入したバラで一番値が張った)ガブリエルと宴とディスタントドラムスの1本がご臨終になったし、その分の穴埋めです。
私にとっては、1年1年が大事だし、紫系のバラの挿し木は失敗の連続だし、モナリザはお気に入りのつるピースによく似ているから、もう一つあってもいいし、と自分を説得して購入を決めました。

庭もバラの葉っぱが生い茂り、その葉の陽光に輝くつやつや感が嬉しいのですが、花芽が少ないように思われて、ヒヤヒヤ。
圧迫骨折で10月半ばから1月下旬まで、ほとんど園芸作業ができなかったから仕方がないのか、と自分に言い訳。

種から育てニゲラとアングロステンマの残りの苗をお隣さんにもらっていただけた。
狭いプランターで徒長させたまま、というのはかわいそうだったので助かった。ほっ。
空いたプランターに、今日、園芸店で買ったバジルを植えてみた。

友人からもらった数株のミツバもイチジクの根元でびっしり繁茂して、今の季節はお浸し、卵とじに重宝する。

陽気で開いていたチューリップが朝の冷気でスタイリッシュに。


まだ陽射しはないけれど。


ビオラもりもり。


つる日日草の今年の一番花です。










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15歳のころ。

2018-04-04 05:44:30 | 私の雑感あれこれ
佐藤優著「一五歳」上巻は昨日で読了、即、下巻を読み進めているのだけれど、自分の15歳のころを思い浮かべたりもする。

高校1年になったばかり。朝6時42分の始発の汽車通学が始まった。
本人は新鮮な気持ちが勝って、はつらつだったけれど、後日の母から、夏休みを境に通学にも慣れてきた、と聞いたことがある。
その夏休みに、佐藤氏は東欧、ソ連旅行をしている、ということになります。へぇ~、です。

ひとつのシーンを覚えています。
中学時代3年間は同じクラスになったことがないTさんと、高校1年で同級になりました。
今とは違って、私たちの中学時代は成績上位100名までが掲示される時代でしたから、彼女とはクラスは違えど勉強のライバルでした。
同じ中学出身ですから、下校時も同じ駅で降りるわけです。汽車は二人掛けのボックスシート。一緒に並んで座る機会も多かったと思います。
春の陽気だった記憶ですから、高校一年の4月か5月頃でしょう。
中学に比べて急に専門的になった(確か)生物の教科書の話から始まって、いろいろ話は熱を帯びていったのでしょうか。
これからのこと、将来の進路や、自分の生き方などを語り合っていたように思います。

手前の駅で降りた同じボックスシートの乗客が、なんだか難しいこと考えているんだね~、と声をかけて降りていきました。

高校生になったばかりの15歳の女の子ふたりの青臭い議論に耳を傾けていたのでしょうか。

その日、彼女と将来の生き方、今後の希望で、満ち足りた気分になって帰宅したのでしょう。

母に、「わたし、大学に行きたい、、、」と告げたら、

「そんなこと、まだ、、、、(言ってもらっては、困る)」と、現実的な空気になったのです。

「あとで、時期を見て、、、。そんなことは、先、、、」なんだか、そのちぎれちぎれのことばが私への応えでした。

私の、Tさんと語り合った夢はなんだったのだろう、やっぱり自分は、その学校へ進学したみんなとは別のもう一つハードルがある、と思いました。

それが母の精一杯の応えだったのです。(何十年もあとで聞いたのですが、汽車通学の学校に行かせたことで母は姑から嫌みを言われていたらしかった)

ま、そのTさんに、私のそんな事情を語る必要もありません。マリー・キュリーに傾倒していた二人は一緒に物理部の物理班に所属して、先輩たちがやっていた加速度の実験に加えてもらったのを覚えています。
私は、本を読む派(文学少女というのでしょうか。苦笑)になって、物理部は早々にやめ、彼女は理系を選択しました。

あれから、幾星霜、です。

ふふ、彼女とは今年の1月末に、10年ぶりほどでの会食。

彼女と次に会うのはいつかは分かりませんが、15歳の春というと、あの汽車のボックスシートに並んだ光景が浮かんできます。



10年の違い、そして都会と田舎、その違いを割り引いて読んでも、15歳の彼(佐藤優氏)のひととの接し方の的確さに非凡さを感じます。
哲学に興味があるとも出てきますが、そういう芽生え(関心)がでてくるのも15歳なんだと思ったりします。

ああ、私が本読み(文学少女に)になったのに~~、そこで就いた仕事は向いていなかったな~と、いまさらですが思っています。









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