福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

10代少女役のイ・ユミ

2025年02月18日 |  ┗注目女優
우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠지
 「私たち 天国には行けないけど愛し合えるよね」 〇〇〇〇-
(2193)



2024年に公開された青春ドラマ。

醜悪な大人社会の矛盾に苦しめられる2人の10代女性が織りなす、
純な恋(同性愛)と深い精神的交流の物語。


△保護観察中のワケあり少女を演じたアラサーのイ・ユミ

この映画では、助演女優、イ・ユミ(参考:タウム)の魅力が際立って
いた。



アラサーの年齢で、難しい10代少女の役を見事に演じ切っていた。

ブログ主の場合、この映画を見て、すっかり彼女のファンになって
しまった。


(終わり)

呆れた多言語表示

2025年02月17日 |  〇4言語表示等

△一見、りっぱな5言語(日英中韓越)表示

場所は、福岡県北東部の某所、としておこう。

道路わきに、日頃からブログ主が関心を寄せている多言語表示の看板が
目に留まったので、車を停車した上で観察し、写真を撮った。

すぐに気づいたのが、韓国語表示のデタラメさ。これには驚かされた。
実際、十年に一度、目にできるかどうかわからないくらいに、いい加減な
レベルである。


△「車道に対し進入禁」(韓国語を日本語に好意的に直訳)

とりあえず、それらしい体裁さえ整えておけば、人が関心を向けそうに
ないところでは、いくら手を抜いてもかまわない。

この5言語表示が、ブログ主に、そう語りかけてくる。

まさか、それが、看板を掲げた某企業の真実の社風などではないことを、
本気で願ったブログ主であった。

(終わり)

悪魔祓いの修道女

2025年02月16日 |  〇映画・映画音楽
악    「悪」  〇----
(2192)



2024年に公開されたインディーズ系のオカルト映画。

主人公は、悪魔祓いの神父を補助する修道女。



彼女は、少女時代、姉が家出をした後に起きたカルト教団の集団自殺
事件で生き残った過去を持つ。20年ぶりに会った姉には、彼女を
「殺人者」と罵る悪霊が乗り移っていた。彼女は、悪霊の口を封じようと
でもするかのように、神父に無断で1人で悪霊と闘い、最後に悪霊(姉)に
十字の杭を刺し込む・・。

一体、彼女は何を隠したかったのだろう?映画の題名の「悪」は、何を
意味しているのか?20年前の事件の真相や姉の悪霊払いの結果についても
そうだが、映画を見ながら抱かされた数々の疑問は何一つ解明されない
まま、映画は終わってしまう。

無料で韓国語の聞き取り学習をさせてもらっておいて、作品の完成度に
ついて批判的なことを書けた義理ではないが、少なくとも、ブログ主に
とって非常に不親切な映画だった、とは言えよう。

(終わり)

メディアの暴力に復讐

2025年02月15日 |  〇映画・映画音楽
카인의 도시  「カインの都市」 〇〇〇--
(2191)



2024年に公開されたノワール風の復讐劇。

ある人気の調査報道番組の誤報により、家業が倒産し、1人親の母親が
自死に追い込まれた過去を持つ高校生が、報道番組の看板記者に自らの
命を投げ打った壮絶な復讐劇を繰り広げる。

物語は、復讐の対象になった記者と復讐劇に巻き込まれていく記者の
1人息子である高校生(犯人の同級生)、2人の視点を軸に展開していく。


△同級生による父親(記者)に対する壮絶な復讐劇に巻き込まれていく主人公

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、虚無的な結末に行き着く
サスペンス風の物語に、すっかり引き込まれてしまった。


(終わり)

アイドル産業の影で

2025年02月14日 |  ┗注目女優
힘을 낼 시간   「元気を出す時間」 〇〇〇〇〇
(2190)



2024年に公開された青春ドラマ。

10代から20代の半ばまで、アイドルになることだけを夢見て厳しい練習生
生活を送ってきた女性2人と男性1人が主人公。彼女らは、同じ事務所で
別のグループとして何とかデビューには漕ぎつけたものの、グループは
2つとも泡沫のように消えてしまい、事務所からは放り出されるように
退所した。

この先、どう社会と関わっていけばよいのか、彼女らには何のあてもない。
そればかりか、1人は長年の体形管理の影響で拒食症を患い、1人は安定剤の
常用者、1人は300万円ほどの借金まで抱えている・・。


△あるトラブルから無一文になり、ミカン農園で臨時のバイトも

そんな3人が、「修学旅行」代わりに訪れた済州島で、様々なトラブルに
巻き込まれながらも、美しい自然や島民たちとの精神的交流を通じて
癒され、それぞれの未来に向け、新しい一歩を踏み出す意欲と勇気を
回復していく。


△いい味を出していた主演女優のチェ・ソンウン(参考:タウム

なかなか見ごたえのある、ヒューマンな旅物語だった。


(終わり)