2016年夏のプサン訪問を前に、「ヲタク」は妻に、まだ
「ヲタク」が食べたことがなさそうなプサン名物をたずねた。
妻は「ミルメンは?」と逆に「ヲタク」にたずねた。
若いころ、食べたような気もするが、名前は確かにミルメン
ではなかった。
△路地の奥には冷麺店
いずれにしろ、気になっていたそのミルメンを、今回、
南浦洞で初めて食べた。
△これは冷麺店の宣伝
実は、一旦は冷麺を食べるつもりで横丁に入ったのだが、
冷麺店のすぐ横がミルメン店だったのだ。
△ミルメンの専門店
そのことに気付いた後の気持ちの切り替えは早かった。
△キンキンに冷えたミルメン(大盛)
ミルメンは、やはり専門店で食べるのが一番だ。
専門店以外の店では、大概、ミルメンは店で最安の料理なので、
わざわざミルメンだけを注文するのは気が引ける。
すでに一度、そういう経験をしているのだ。
いずれにしろ、腰の強い白い細麺の冷麺である「ミルメン」は、
実に美味だった。
(終わり)参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△草梁洞の一角に並んだ屋台
2008年の夏、「ヲタク」と妻はプサン草梁洞入り口の屋台で
予定外のお酒を飲んだ。
すでに屋台で一杯やっていた妻の知り合い(昔のご近所さん)に
呼び止められ、結局、同席することになったのだ。
聞くと、この年配の男性、妻の妹の結婚式の時は妻方の親戚と
いっしょにバスに乗って式場のある馬山まで行ったこともあり、
「ヲタク」のこともご存知だった。
屋台ではパジョンなどをつまみにビールや焼酎をごちそうになった。
屋台からの帰途、無性にラーメン(博多ラーメン)が食べたく
なった「ヲタク」は、代わりに冷麺を食べた。
△冷麺
酒を飲んだ後に食べるあっさり味の冷麺。これがまた、なかなかの
美味であった。
(終わり)
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△コムタン
2008年夏、「ヲタク」はプゴク(釜谷)温泉の韓国食堂で
「곰탕(コムタン)」を賞味した。
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△ご飯を加え雑炊に
コムタンは、牛骨や牛肉、牛ホルモンなどを長時間、煮込んで
作るスープ料理だ。非常に淡白な味なので、実際、食べる時は
好みに応じて塩などを加えたりする。
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ビールのつまみには、「도토리묵(トットリム)」と呼ばれるどんぐり
料理を頼んだ。どんぐりの澱粉から作られた寒天状の食べ物だ。
ついでに、その時、家族や親戚が食べた他の料理も紹介して見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b3/3eb62aec5cc014f8e6a0b53895a6e8f2.jpg)
△キムチチゲ
まずは、長女と親戚の子どもが食べた「김치찌게(キムチ鍋)」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8d/a0ddbc752a8c3b19a0bd63100b071c71.jpg)
△ユッケジャン
そして、妻と義理の母が食べた「육개장(ユッケジャン)」。
「개장국(ケジャンク)/犬鍋」風味の辛い鍋を犬肉の代わりに
牛肉を使って作ったのが、このユッケジャンの由来なのだと言う。
(終わり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/29/7d6f5e3293673307a053bdf9b06f7a18.png)
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2008年夏のウルサンで、「ヲタク」は「묵은지/ムグンジ」
(低温で長期にわたり熟成させたキムチ)入りのジャガイモ鍋を
初めて賞味した。
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店は、ピチピチの女性2人が派手な宣伝を繰り広げていた
開店し立てのジャガイモ鍋専門店。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/4f/e53e0b345a0021f499e03ef41dfaffe7.jpg)
正直、全くこの料理に期待していなかった「ヲタク」は、ムグンジの
まろやかな食感に小さな感動を覚えることになった。
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辛みよりもむしろ甘みの方が印象的なキムチ料理で、「ヲタク」が
初めて経験する領域の味覚だったと言える。
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鍋の具である骨付き豚肉や定番の焼き飯もまずまずの美味だった。
「ヲタク」にこの料理を振舞ってくれた親戚(妻の妹家族)に、心から
感謝したい。
(終わり)
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2007年冬のプサン訪問中、「ヲタク」は地下鉄プサン駅につながる
地下街で「오뎅우동(オデンウドン)」を賞味した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/6a/fa47553e3346e6da1fbb42a09b6e5d34.jpg)
△「オデンウドン」2500ウォン(約300円)
オデンにしろウドンにしろ、日本人「ヲタク」が慣れ親しむ食べ物で
あるとは言え、日本ではオデン入りのウドンは食べたことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/77/eba7a9c1ff5eff7ba51242dcf6833e24.jpg)
△オデンウドン(手前)とラーメン(奥)
午後になってお腹がすいたという家族や親戚に付き合って
注文したのだ。
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△キンパ(韓国風海苔巻き)
ウドンやラーメン、キンパ(韓国風海苔巻き)が出来あがるまで、
子どもたちは近くのお店でオデンやゆで卵(唐辛子味噌煮込み)を
つまんでいた。
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△長い串に刺さったオデン
末っ子の大好物は棒餅を串刺しにしたオデン。ほんのりオデン汁の
風味は染み込んでいるが、ほとんど餅の味しかしないあっさり味の
オデンだ。
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△棒餅のオデン
彼女はプサンに来るたび、この棒餅を食べることを大の楽しみに
している。
(終わり)
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韓国では街中の食堂でも「라면(ラーメン)」と言えば、一般的に
インスタントラーメンを調理した料理を意味する。
そこで、本格的なラーメンは、インスタントラーメンと区別して特に
「생라면(生ラーメン)」と呼ばれている。
△同室だったインドネシア人と「ヲタク」の末っ子
2007年冬の訪韓時、行きのニューかめりあ号の中で同室に
なったインドネシア人の旅行客が、船内のレストランで昼食として
食べたのがその「生ラーメン」だった。
△カツカレー(手前)とビビンバ(奥)
ちなみに「ヲタク」はカツカレー、妻はビビンバを注文した。
こうしたメニューが当たり前のように同じテーブルの上に並ぶのが、
日韓国際フェリーの風景なのだ。
途中、対馬海峡で大阪行きのパンスターフェリーとすれ違ったが、
パンスターの船内レストランでもおそらく同じような光景が見ら
れるに違いない。
様々な国籍の人間を乗せた国際フェリーが、プサン港で乗客を
降ろしたのはその日の夕刻だった。
△ニューかめりあから見た夕刻の影島
冬至直後ということもあり、すでに日はとっぷり暮れていた。
(終わり)
支払いなどをすることはほとんどない。
一人で行動する場面を除いては、基本的に全て妻が支払いを
するからである。
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△「ヲタク」は正面の赤い看板の店に入った
この夏のプサン滞在中、「ヲタク」夫婦と息子の3人は東区
草梁洞のとある食堂で「돼지국밥(豚クッパ)」を食べた。
豚肉入りのスープにご飯を混ぜたような韓国料理だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/dc/01b052f46207ab55035c63d8fae452e6.jpg)
△「ヲタク」の食べた豚クッパ
ふと、この豚クッパの値段が気になり価格表に目が行ったのだが、
そのついでに写真にも収めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/82/57d4730b2a431aa467800f801d936bb3.jpg)
△店の価格表
縮小した画像では確認しにくくなってしまったが、おそらくは1杯
4500ウォン(上記画像左から4番目の赤字のメニュー)。
現在のレートで計算して日本円で約600円。
高いとは言えないまでも、決して安くはない値段だ。
(終わり)