2016年夏のプサン訪問では、初めて草梁洞の168階段モノレールに
乗ることができた。
階段沿いの関連施設の多くは現在もまだ内装工事中だが、モノレールや
3か所の停留場自体はこの5月に完成し、運行を始めていた。
△工事中の施設
車両はコンパクトながら、一度に5、6人は楽に乗れる。
乗車は無料。
車内はエアコン完備。
乗り心地は文句なしだ。
△車内から撮影
車両は急斜面をゆっくり滑るように上り下りする。
プサン市の進める「山腹道路ルネッサンス構想」が次々と形になって
きている。
168階段モノレールは、危険で不便な急斜面の階段におしゃれな
モノレールを作り、住民福祉の向上とともに観光客の誘致を図ろうと
するものだ。
「ヲタク」が訪れた日は平日だったが、実際、多くの観光客が
ここを訪れていた。
キャノンの一眼カメラを肩からぶらさげたカメラオヤジとは、張り合う
ように写真を撮りもした。
本当は、そのカメラオヤジの撮影風景も写真に収めたのだが、ここでの
紹介は割愛した。
いずれにしろ、危険で閉ざされた傾斜地の街が、おしゃれで開かれた
空間へと変わりつつある姿を写真に収めるのは、実に楽しいひと時だった。
△モノレール脇の小さな空き地も、こじゃれた休憩所に
なお、後日「ヲタク」は、偶然、プサン駅前のバス停留場から、
この168階段モノレールが見えることに気がついた。
遠くに見える急斜面を白くて小さな箱が動いていた。
△上記写真の赤で囲った部分
その光景に、「ヲタク」はあらためて大きな感動をおぼえた。
(終わり)
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2016年夏のプサン訪問では、夜景撮影にも挑んだ。
そもそも「ヲタク」が、夜景撮影を始めるきっかけになったのが、
草梁洞(チョリャンドン)の高台から眺める夜景の美しさだった。
そういう意味で言えば、草梁は「ヲタク」の夜景撮影の原点だ。
最近、修行の成果もあり、ようやく、そこそこの写真が撮れる
ようになってきた。
以下は、その成果の一部である。
■イバグ工作所屋上から(1枚)
イバグ(物語)工作所は、草梁2洞の高台を通る山腹道路沿いにある。
山腹道路の道路面と同じ高さにある屋上展望台は、夜景撮影には
持って来いのスポットだ。写真中央にはプサン高校、左手には
プサンコンピューター科学高校が見える。
■ユ・チファン記念館屋上から(2枚)
草梁6洞の高台、プサンコンピューター科学高校近くの山腹道路沿いに
ユ・チファン記念館がある。
プサン港大橋をほぼ正面に眺めることのできるスポットである。
レンズを広角にすると科学高校(右)とプサン高校(左)が写真に
写り込む。
■釜山コンピューター科学高校から(2枚)
科学高校の運動場前テラスからの眺めである。
急斜面の街には街燈が多く、きれいな夜景を演出してくれる。
(終わり)
△北側ゲートから中華街を望む
2016年夏のプサン訪問でも、入国後最初に食べた料理はチャプチェパ
(炒肉飯)だった。
店は中華街北門前の四海坊。
ワンパターンではあるが、「ヲタク」の場合、このチャプチェパを
食べないと韓国に来た気がしない。
ところで、日本の中華料理にはチャプチェパに似た料理はないが、
北アメリカの中華料理にはよく似た料理があることを、今回、初めて
知った。
記録(写真)は取っておくものである。
四海坊のメニューを見ると、チャプチェパが漢字で「炒肉飯」、
英語で「Chop Suey Rice(チャプスイライス)」となっている。
調べてみると、チャプスイとは北米では実にポピュラーな
中華だとのこと。
(終わり)
■初めてのプサン港新ターミナル
2016年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は初めて新しいプサン港
国際旅客ターミナルを利用した。
△下船後、船着き場から見た新ターミナル
ターミナルは、「ヲタク」の想像にも増して大きかった。
△「ヲタク」が乗船したのは右手のビートル
船から降りた後、入国審査場までかなりの距離を歩いた。
△正面に見える橋は釜山港大橋
「ヲタク」としては、長い通路を通りながら、目に入ってくる景色を
眺めたり、写真を撮ったりとそれなりに楽しませてもらった。
△高速船コビー号
「ヲタク」が下船した時間帯(午後7時前)には、ターミナル前の
船着き場に3隻の高速船と2隻のフェリーが停泊していた。
△手前から下関行はまゆう号(関釜フェリー)と博多行ニューカメリア号
■プサン駅の裏手(東側)
△新ターミナル3番ゲート
韓国入国後、「ヲタク」はターミナルの3番ゲートから外に出て、
シャトルバスに乗った。
△ターミナルと中央洞を循環するシャトルバス
特に予定していた行動ではないが、できるだけ旅費を節約した
かったので、目の前に停車していたバスに乗ることにしたのだ。
「ヲタク」は最初の停留場であるプサン駅裏手(東側)で降りた。
△プサン駅裏手3階デッキ。右手の塔がエレベーター。
そして、エレベーターで駅3階の展望デッキに上り、構内を通り抜け、
駅正面(西側)に出た。
これが、現在のところ、駅舎を通り抜ける唯一の通路らしい。
△プサン駅裏手3階デッキから見た新旅客ターミナル
プサン駅の裏手(東側)を利用するのは今回が初めてだったこともあり、
しばらく展望デッキで道草し、風景をながめながら写真を撮った。
△駅裏手(東側)に広がる再開発地区
プサン港の再開発は、現在まさに進行中。
△駅裏手から北側を望む
今は殺風景な光景の広がる敷地に何棟の高層ビルが立ち並ぶことに
なるのだろうか。
△駅南側に影島を望む
おそらくは、目を見張るほどの大変貌をとげることだろう。
△駅南側の操車場(プサン駅は終着駅)
そして、現在は不便な駅舎の東西(裏手ー正面)の通り抜けなども、大きく
改善されることになるだろう。
△駅正面から妻の実家のある草梁洞を望む
それにしても、プサンの変化はテンポが速い。
△夕暮れ間近のプサン駅
新駅舎の完成がついこの前のことのように思うが、「ヲタク」自身、
すでに旧駅舎の記憶は全くない。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2016年夏、「ヲタク」は妻の実家の空気の入れ替えも兼ね、
4泊5日の日程で一人プサンを訪れた。
△愛車(右)とターミナル
2年ぶりとなるプサンでは、例によって様々なものを見物し、
偏りはあるが様々なものを食べた。
△往路ではビートル三世号に乗船
そして、様々なシーンやものをカメラに収めた。
△ビートル号も今年で早や25周年
シャッターを切った回数だけで言えば500回は超えているはずだ。
△帰国時、ターミナル2階から見た愛車
ここでは、できるだけ多くの画像とともに、今回のプサン訪問記を
記録していきたい。
■2016年夏はやや円高
ターミナル内にある韓国系のSBJ銀行の円・ウォンのレートは
1万円=101,000ウォン。
イギリスのEU離脱決定(6月)の影響だろう。
昨年夏(1万円=89,000ウォン)ころのレートに比べると、かなり
円が高くなっていた。
ただ、今回は手持ちのウォンを持参したので、「ヲタク」自身が
円高の恩恵にあずかることはなかった。
■ターミナルで売られていたタクアン
例によって、出港までターミナル内で時間をつぶしたのだが、
一つ面白いものを見つけた。
それはタクアン。
帰国する韓国人観光客向けのお土産だ。
韓国でもタクアンが人気の漬物であることは知っているが、
日本旅行のお土産として売られているタクアンを見るのは、
今回が初めてだった。
(終わり)