福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画とカラオケ店

2019年05月07日 |  〇映画・映画音楽

중독노래방  「中毒カラオケ」 2017年 〇----
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2017年に公開された異色のミステリー映画。

閑古鳥の鳴くカラオケ店が物語の舞台。店名は「中毒カラオケ」。

エロ動画中毒の中年男が店主を務めているが、彼は家族を失い、
毎日死ぬことばかりを考えている。

そこに、それぞれに事情を抱えたクセの強い従業員らが加わり、
物語が展開されていく。

店に住み込みで働くことになったゲーム中毒の女性従業員は、
ゲームをやり続ける(店の生き残りの)ため、客に性的サービスを
提供し始める。

そのおかげで、不潔ながら超美人の店員を目当てにした男性客が増え、
店は闇の風俗店として活気を帯び始める。


△死ぬことばかり考えている店主といつもジャージ姿の店員(映画より)

そうこうするうちに、殺人事件に巻き込まれた彼らは、仲間の従業員を
手にかけた凶悪な連続殺人犯に制裁を加えるとともに、仲間の子どもを
引き取ることになる。

お互いに絆を深め、生きる希望を取りもどした彼らは、最後に、
店名を「中毒」から「家族」に変え、健全で明るいカラオケ店として
再出発する。

随所に意外性をちりばめた映画ではあったが、「ヲタク」の趣向には
合わない作品だった。



(終わり)

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