韓映画と脱北とコンビニ

■련희와 연희  「リョンヒとヨンヒ」 2017年　〇〇〇〇－
（６７６）



2017年に公開された社会派のインディーズ映画。

数年前、子どもに手術を受けさせるため北朝鮮から脱北を企てた
母親のリョンヒだったが、豆満江（鴨緑江？）を渡る際に事故で
子どもを失ってしまう。

現在、リョンヒは、心に深い傷を抱えたまま、韓国のソウルで
コンビニの店員をしながら孤独に暮らしている。

一方、義父の暴力に耐えかねて家を出たはいいが、行く当てもなく、
リョンヒの働くコンビニ（イートインコーナー）をねぐらにするように
なった少女のヨンヒ（16才）。


△ねぐらと廃棄食品を求めてコンビニ周辺をうろつくヨンヒ（映画より）

その2人がリョンヒのアパートで共同生活を始めることになり、
いくつかの事件や誤解を乗り越えながら、お互いへの信頼と絆
（きずな）を深めていく。

なかなか見ごたえのあるヒューマンドラマであった。



（終わり）



 
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