2011年夏のプサン訪問では、予定通り、1冊の本を
購入した。
フランスの老レジスタンス闘士、ステファン・エッセルの
「憤慨せよ」韓国語版だ。
1冊6000ウォン(約460円)だった。
今回、その本を購入したのは、西面(ソミョン)の
教保文庫。
△教保文庫入り口
韓国全域に店舗を展開する韓国屈指の大型書店だ。
△店内数箇所に設置された検索システム
ところで、教保文庫の書籍検索システムは、実に便利
だった。
欲しい本を検索すると、在庫数や本が置いてある
位置を教えてくれ、さらにそれを印刷までしてくれるのだ。
日本の大型書店にも同じようなシステムがあるのかも
しれないが、日ごろ、大型書店などに足を運ぶことのない
「ヲタク」にとっては新鮮な驚きだった。
△自筆で翻訳
感激のあまり(?)、印刷物に直接、翻訳文を書き込んで
撮影してみた。
「ヲタク」はけっこう、田舎者である。
△「ご使用になったトイレットペーパーは専用のゴミ箱に
入れてください」の注意書き
ただ、この教保文庫の入った現代的なビルでも、
トイレではトイレットペーパーを便器ではなくゴミ入れに
捨てさせている点には、少々幻滅させられた。
△「トイレットペーパーは専用のゴミ箱に・・・」
排水システム上の問題、あるいは文化の違いの問題なの
かもしれないが、どうしても違和感は消せない。
なお、教保文庫の営業時間は午前10時から午後10時まで。
休みは、旧正月と中秋節の2日のみ。
日本風に言えば、盆・正月の2日以外はずっと営業して
いるということだ。
もちろん、従業員はシフト制で休みは取っているのだろうが、
それにしても何とも猛烈である。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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