△賑わうプサン港国際ターミナル
久しぶりにフェリーを利用してプサンに渡った「ヲタク」を
ターミナルで真っ先に出迎えてくれたのは、先に訪韓して
いた妻ではなく、闇の両替屋たちだった。
ビートルなどの高速船より乗客が多い関係からか、両替屋さんは
主にフェリー客をあてにしているようだ。
写真に収める気はなかったが、3、4人のおばちゃんやおじさんが
次々に声をかけてきた。
ターミナルで両替する気はなかったが、参考までに闇の両替の
レートを確認してみた。
100円が「ナナナナゴ」(775ウォン)だとのことだった。
2006年の年末現在で、銀行のレートが100円=約760ウォン
だったので、闇の方が100円につき約15ウォンお徳という
計算になる。
逆に100円を買う場合の闇のレートまでは聞かなかったが、
当然、銀行の約805ウォン=100円より客側に有利なレートで
円を売っているのだろう。
数をこなせば両替の差額(手数料?)で、ちょっとした小遣い
稼ぎくらいにはなるのだろうか。
ここ数年、ビートルを利用して訪韓していたので、両替屋さんから
声をかけられることもほとんどなかった。
その昔、下関からフェリーに乗ってプサンに渡っていた頃を
思い出し、なんだか久しぶりにプサンに到着したような
気になった。
(終わり)
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