■마이 라띠마 「マイ ラティマ」 〇〇---
(1169)
浦項の嫁ぎ先での虐待に耐え兼ね、青年に連れられ
ソウルに逃げ出したタイ人女性(演じたのは韓国人
女優)が、様々な辛酸をなめながら、韓国に居場所を
見つけるまでの物語。
映画の題名の「マイ・ラティマ」とは、彼女の名前。
△浦項のビーチで語り合う2人<映画より>
ところで、この映画の結末は、韓国の映画関連
用語の言う「열린 결말」(開かれた結末)。
つまり、主人公の落ち着き先も青年との関係も、
何一つ明確な説明はなく、未来にかかわる
いくつかの断片のみを提示し、あとは見る者の
想像や解釈に「開かれた」状態のまま、映画は
終わった。
「ヲタク」の趣向には合わない映画だった。
(終わり)
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