3月22日、高速道路の九州自動車道を福岡から熊本市へと
走る途中、一度だけサービスエリアで休憩した。
△九州道の某SA
例によって、そのサービスエリアで目にしたいくつかの
韓国語表示を携帯の写真に収めてきたので、この場に
記録しておく。
なお、その時、サービスエリアには観光客とおぼしき
多数の韓国人が居合わせたことも書き添えておく。
■自動販売機の韓国語
飲料水の自販機に韓国語と中国語併記の2ヶ国語の
ステッカーが貼ってあった。
自販機に外国語の案内とは、あまり目にしたことのない
光景だった。
「어서 오십시오」は「いらっしゃいませ」。
「코인 투입구」は「硬貨投入口」。
かなり目立つステッカーなので、韓国人や中国人にも
大いにアピールしそうだ。
■微妙におかしな韓国語
サービスエリアのトイレ内で微妙におかしな韓国語を
発見した。
주의 바닥이 젖어
미끄러지기 쉽다
注意 床が 濡れ
滑り やすい
■日韓トイレ文化の衝突
トイレの個室内には2種類の表示があった。
洗浄ボタンの説明は親切だ。
また、使用後のトイレットペーパーを水に流すことを
合理的な理由とともに促している点には好感が持てた。
ただ、使用後のトイレットペーパーを水に流す行為は
「間違い」であり、専用のゴミ箱(汚物入れ)に入れる
のが「正しい」と考えるトイレ文化に忠実な韓国人なら、
この「押しつけがましい」表示を見て微妙に不愉快に
なるかもしれない。
そもそも、トイレットペーパーは水に溶けないッ、などと
思っている韓国人などいないのだ。
よくよく考えてみれば、文化や生活習慣の違いが
絡(から)むこの種の表示では、ただ単純に、使用後の
トイレットペーパーを便器に流す日本の習慣に
協力してほしい旨(むね)を伝えるだけで十分なの
かもしれない。
<参考になる過去記事>
・「文化」訳(2005年12月)
・韓国のトイレ文化(2007年8月)
・星希とコビーのトイレ(2010年1月)
・セコマル号のトイレ(2010年8月)
・教保文庫で「憤慨せよ」(2011年8月)
△「やっぱりオマエはトイレフェチだな」
△「トイレの中から聞こえるカシャっという
シャッター音が不気味でした」
(終わり)