福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

体罰喫茶とムチ文化

2012年06月26日 |  〇文化・歴史

まず、今日のブログ記事が少しばかりアダルトな内容から
始まることをお許しいただきたい・・・。

6月25日、多くの韓国メディアが、
체벌카페(体罰喫茶)」
なるネットコミュニティを媒介として発生した性犯罪について
報じていた。

ここで言う「体罰喫茶」とは、ムチや平手(핸드스팽)などで
お尻や足に「体罰」を加えあう行為に快感を感じる
人々が
集うインターネット同好会のことで、平たく言ってしまえば、
韓国式SM同好会。

つい最近、こうしたネット同好会を小学生が運営していた事例まで
発覚し、目下、韓国でちょっとした社会問題と化しつつある新風俗だ。

正直、その手の倒錯した性的趣向を持ち合わせていない「ヲタク」
からすれば、何とも理解に苦しむ現象である。

ここでは、ブログの品格を保つ意味でも、関連記事の翻訳練習は、
あえて控えさせてもらうが、せめて6月25日付け各種関連記事の
見出しから、「体罰喫茶」の趣向をいろいろと妄想(?)して
いただければ、と思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

‘체벌카페’서 10대 유인 성폭행 40代 구속

「体罰喫茶」で10代少女誘い性的暴行、40代男逮捕
(文化日報)

음란한 회사원…체벌카페에서 만난 여중생 성폭행
わいせつ会社員..体罰喫茶で出会った女子中生に性的暴行
(CBSノーカットニュース)

회초리로 맞으며 "주인님, 감사합니다"
ムチで打たれながら「ご主人様、ありがとうございます」
(スポーツ韓国)

"주인님 감사합니다"…女청소년 때리고
성폭행까지

「ご主人様、ありがとうございます」 ..少女ムチ打ち
性的暴行まで

(ニューシス)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここからが本題である。

実は、今回の関連報道を読みながら、「ヲタク」は、「ムチ(鞭)」を
めぐる韓国語の使用法について、かなり明確に整理(再認識)できた。

倒錯した性犯罪について報じる記事からも、韓国語をめぐり新しい
発見をしてしまうところが、「ヲタク」の「ヲタク」たる所以(ゆえん)
なのである。

日本語では一般に、革ひものムチであれ、竹や細い木の枝などを
材料とするムチであれ、特に区別せず、ひとくくりに「ムチ」と
呼んでいる。

しかし、韓国語は違う。

韓国語では革ひも主体のムチを「채찍」、竹や細い木の枝などで
作ったムチを「회초리
」と呼び、明確に区別する。

さらに、上述した細い棒状のムチ(회초리)を含め、こん棒(몽둥이
など人を叩く棒を総称して「」と呼ぶ。

「ヲタク」が思うに、こうした「ムチ」をめぐる韓国語の使用法は、
韓国社会に根付く独特の「ムチ文化」の存在を暗示している。

実際、「회초리(棒状のムチ)」は、過去、韓国の学校における
最も一般的な体罰の道具だったし、今でも、多くの家庭で子どもの
しつけ(お仕置き)に使われる代表的な道具なのだ。











△「オマエが倒錯した性的趣向を持って
ないっていう証拠でもあるのか?




△「いざとなれば、増設ハードディスク
中身が、りっぱな証拠になるはずですッ。
うふふ






(終わり)




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