私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

悪い愛(過ちの愛) 第4話

2007-12-12 21:19:08 | 韓国ドラマ は行
「酔ったみたいだ。綺麗に見えるよ。キスしようと思うんだけど・・・」とインジョンといい雰囲気になるヨンギ・・・・と思ったらそんなことはない。(こちらもインジョンとスファンのようにあっという間にカップルになるのかとおもったら。。。)「本当にキスすると思ったのか!」と笑うヨンギ。非常に失礼ではないか!(まぁそのあと教室を出て行くのだから、礼儀はある程度わきまえていると思われる・・・)そうは言っても笑うのか・・・
インジョンに心を開いたかのようなヨンギだが、父への態度はまだかたくな。「お父さんだって失敗することはある」と許すようにインジョンから忠告を受けても聞く耳持たぬヨンギ。しかしインジョンとヨンギはどこか相性がいいらしい。「暇だから仲良くしよう」というヨンギの言葉通り、セクシーな上半身をインジョンに見せびらかしてみたり、ヨンギが嫌いだという豆ご飯をわざと大盛りで出してみたり、ゲームセンターへ行ってみたり・・・寂しい海辺の町で若い二人が仲良くなるのに時間はかからず・・・

父が倒れたという連絡を受け、インジョンの運転で病院へ向かうヨンギ。
「心配しないで・・・酔いはすぐさめるわ・・・寒いわね窓を閉めるわ。私風邪をひいていて鼻が詰まっているから臭いもしないし・・・」
おじさんと酒を飲んでいたところに連絡を受け、駆けつけることになったヨンギを気遣うインジョン。
彼が見舞いに行っている間も病院の前で待っていてあげるのだ。
更に元気のないヨンギを元気付けようとするインジョンだが、それをスファン妻に見られてしまうのだ・・・
(5年前の悲劇再びか・・・)

スファン妻もスファンも決して幸せな結婚生活ではない。
「考え事をするとお母さんはお酒を飲んで泣くでしょ?」と利発な娘ミソ。更に「おかあさんの事、いつまでああやっているつもり」というお父さんに対して意見まで言える子なのだ。おばあさんもかわいがって入るが、ミソがいくらかわいくても女の子。おばあちゃんは男の跡継ぎを望んでいる様子。しかしこの夫婦にそんなことがあるとは思えない。
「あなたといると恋愛気分を味わえるけれど、本当に愛しているのはスファンなの」スファン妻は高校時代の同級生を呼び出しておきながらこんな事をいう迷惑な妻なのだ。更にその友達というのが、なんとスファンの秘書なのだから始末が悪い。どうせ火遊びなら、もっとばれないところでやればいいのに、なんで手近なところで・・・(それが韓国ドラマのお約束か。。。)

「大きくなったらチェロを習いたいの」という利発なミソは、海辺の町で子犬と遊んでいるうちに迷子になりインジョンに助けてもらう。
「お母さんが心配していると思うので携帯を貸してください」ミソを送ることになり、5年ぶりにスファン妻と対峙することになるインジョン。
娘を助けてもらっても「連れてきて」と非常に上から目線の言葉。5年経っても彼女が変わることはなし・・・
***

インジョン&ヨンギの話が中心になってきたが、スファンの苦悩も見逃せず。
愛する女を捨てたスファン。
愛する女を守れなかったヨンギ。
どちらも辛いが、自分を認めない義理の父、上手くいかない妻との関係、そして愛する女を捨てた過去の傷におびえるスファンの方が傷がより深いような気がする。ヨンギの苦悩は夢の中だけになろうとしているが、スファンの苦悩は現在進行形でずっと続いているのだ。
(キム・ソンスの濃い眉毛がこの苦悩にまたぴったりくるのだ・・・)