私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

カンナさん 大成功です!

2007-12-16 15:39:40 | 映画鑑賞
ゴーストシンガーとしてプロデューサーのサンジュンから大事にされているカンナだが、本当の所は「デブで可哀相な女さ!おれが冷たくしなくても十分に可哀相さ」というどうしようもない理由で冷たくされないだけ。
そんなカンナが、1年間の長い潜伏期間を経て、50キロ近いダイエットと整形を成功。

微調整などという可愛いものでなく、大改造なのだから、整形=命がけというキャッチコピーが、映画を見たあとでは頷ける。
「女は三種類、ブランド品、既製品、そして返品」なかなか上手いこと言うではないか。
整形したことですべてハッピーで終わるのでなく、整形してスタートラインに立ったカンナの頑張りと、周りの戸惑いに結構ほろっとさせられる。
(顔は整形出来ても、心は整形できないし、実力も整形できないのだ)
サンジュン。。。カンナを見習ってもっと苦労しろよ!と思う。

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監督はオー!ブラザーズ(イ・ジョンジェ出演のコメディ)のキム・ヨンファ。
そして映画にはイ・ボムスとリュウ・スンスが特別出演。

エンディングに流れるのは、キム・アジュンのマリアでなく、梨花のマリアだがこれがあまり違和感なし。
ブロンディの元歌のよさだろうか?

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去年の釜山映画祭では、この映画の宣伝が大々的に行われていた。
土曜日の午前中、宣伝部隊がこの映画の紙袋(片面は整形前、片面は整形後という写真がプリントされたもの)を道行く人にただで配っていた。
釜山は小さい街だ。行き交う人が皆この紙袋をぶら下げてウィンドウショッピングしていたのは、ちょっと変わった風景だった。

映画での主人公の名前はハンナ。
カン・ハンナとフルネームで呼ぶ場面は、カンナとも聞こえなくないが、ハンナと呼んでいる場面でも字幕はカンナだから最後まで気になる。


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