私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

来年の運勢

2007-12-31 19:20:10 | なんということはない日常
この間行った韓国では、街角のあちこちに簡易占い所が出来ていた。
テントで簡単に囲った占いは、ひとつ見ることに3000ウォンが相場のようで、あちこちで若いカップルがテントに入って占ってもらったりしていた。

3000ウォンなら私もと思ったのだが、一体何を占ってもらったらいいのか悩んだので結局辞める。

特に何というのでなく、無事に毎日が過ごせればそれでいい。
多くは望まないので、そんな風に無事に過ごせればいいと思う。

***
28日の仕事納めの帰り道のある繁華街の地下道で・・・
「あの・・今あなた転換期でいらっしゃるんですね!!本当に何かこれからいいことが起こりますよ。こんないい転換期を迎えられる方を久しぶりにお見かけしたので、思わず声をかけてしまいました!!」
休みに読もうと思った雑誌だの、寒さ対策に購入した箱入りのホカロンだの、会社で使っていたひざ掛けだの、持ちきれない荷物を持って歩いている人にこの唐突な声かけ。
声の主は、非常に真面目そうな20歳代後半の女性。
「これが今流行りの転換期○○なんだ。。。」荷物も重かったし、お腹もすいていたので、「いそぎますから」と丁重にお断りしてその場を立ち去る。
とりあえず「これからいいことが起こりますよ!」だけ信じることにしよう。

用意周到ミスシン

2007-12-31 19:17:13 | 映画鑑賞
母の二の舞は嫌だと婿選びに余念のない、シン・ミス(ハン・イェスル)は、未来の検事候補生には餌付け(!)をし、御曹司には天使のような振る舞いを見せ、若い男の子とは楽しい遊びの関係?を続けているが、どれも今ひとつ決定打に欠ける。
そこに出てきた仕事先での顧客が、眉毛の濃いイ・ジョンヒョク。

釜山のパラダイスホテルでの乱闘シーンもあり、お決まりの裏切りもあり、御曹司の本当の姿はなんと○○フェチ。更に名前のミスも未遂(韓国語だと同じ発音)にかけたりする言葉遊びもあるのだが、やや押しが弱い感じ。

ドラマで演じたナ・サンシルと比べられることが多い内容だと思うが、ドラマでは高飛車な態度を何度見せられようとも「わがままだけれど好きなんだ!それが愛!」というテーマがあり、それが共感を呼んだのだと思うが、この映画にないのは、そのテーマだ。それがあったら、もっと面白いし、そうそうと頷ける場面も増えたのにと思う。

ハン・イェスルの弾け方が同じなだけに、惜しいものあり。


ネサラン(私の愛)

2007-12-31 18:32:34 | 映画鑑賞
地下鉄カップル、焼酎カップル!、職場カップル。
三組のカップルと6年ぶりに帰国したフリーハグ活動家。

この7人が微妙に重なり合って描かれるオムニバスムービー。

地下鉄カップルにとっては、2号線から見えるハンガンが思い出の景色であり、2494号が自分たちの車両だ。幻想的だと地下鉄の窓にステッカーを貼り、花より団子と地下鉄の中でお弁当を広げる彼女。
チェ・ガンヒ演じるちょっと変わった彼女を相手役にカム・ウソンが若者を演じている。ちょっとイメージが違うし、宇宙から来たような彼女を愛する若者とやや若作りな感じはあるが、さすが上手な役者さんだ。「カンビョンから見えるハンガンはありますか?(このカップルはそこから見える景色が大好きだったのだ)そこにソンネ(二人がいつも待ち合わせしていた駅)はありますか?」この台詞を聞きながらちょっと胸が痛む。

一人相手役がいないオム・テウンも自分の見せ場をきちっと作っていて偉いと思う。「彼女が何でこの日に会おうって言ったのか良く分かったよ。」皆既日食を見ながら見せる笑顔は、たとえひげ面でちょっと汚い感じはしても、ハグしてもらいたくなるような笑顔だ。

残念なのは、チェ・ガンヒとオム・テウンの絡みがないこと。
物語の流れから、ありえないことなのは分かっているのだが、これがあったらただのクリスマス恋人映画から一歩抜け出すことが出来たかもしれない。



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焼酎カップルの女子大生は「お酒を飲む女の子が好きだ」彼のそんな一言から飲めない酒を飲む努力をはじめる。このエピソードも可愛いのだが、可愛いだけの普通のお話とも言えるかもしれない。この女子大生が憧れる男子学生がチョン・イル。
シットコム'思いっきりハイキック'で人気が出た俳優さんだという。
女性でもうらやましくなるようなきめ細かい肌の「ワンソナム」だった。