私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ラスト、コーション

2008-02-03 16:45:29 | 映画鑑賞
1940年代香港→上海。

香港の大学生たちの夏休み。
上海からやって来て土地勘のないイー夫人に近づく彼ら。
イー夫人を通して更に夫であるイーに近づこうとする演劇部の学生たち。

学生らしい愛国心から、中国を裏切っているイーをはめようとする彼らだが、事は簡単に進まず。
計画は破綻し、学生たちもそれぞれ身を隠す羽目になる。しかし戦争は終わらず、3年後再び計画は再開されるのだ。今度の計画には学生らしいところは無いもない。3年前のように逃げ出すことも、無かったかのようにやり過ごすことも出来ない計画が、自分ではコントロール出来ない緊張感を持って進んでいく。

ターゲットになるイーがトニー・レオン。
彼をはめようとする元演劇部の女子大生がタン・ウェイ。

「真似したら危険」と噂になっているシーンは、確かに激しいものあり。しかし毎日毎日いつ終わるとも分からない緊張感の続く中では、ああでもしなければ居ても立っても居られなかったのだろう。裏切っていることで生まれる後ろめたい気持ち、緊張感、死と隣り合わせの毎日。どうしても収まりきれない気持ちがあそこまでやらせるのだろうというのは、映画を見ていれば伝わってくる。
あのシーンだけを抽出して語ることは意味の無いことだが、異様な緊張感はあのシーンがあってこそ伝わってくる。

ワン・リーホン演じるクァン・ユイミン。彼の存在など、時代の中ではとりに足らない小さなものだったのかと思うとやや寂しいものあり。映画の中でも彼の存在がもう少し大きかったなら、ワン・チアチーの悲しみももっと感じられたのにと思う。

***
映画館にはワン・リーホンのサインの入ったポスターが飾られていた。
携帯で撮るも光ってよく見えず。

快刀洪吉童(ホン・ギルドン)第9,10話

2008-02-03 16:02:43 | 韓国ドラマ か行
ギルドンが姿を消してから1年。イノクのそばにいるのは、ギルドンではなくチャンフィ公子。清に行き彼女にコブラのお土産を買ってきてあげたりしている。
チャンフィ公子がギルドンの代わりにはなれないが、ギルドンはそばにいないのだから仕方なし。

そんなギルドンは盗賊たちと一緒に暮らし、すっかり本物の怪盗だ。
そんな時、盗賊仲間のスグンが死んだ自分の妹にそっくりな女性を助けたく思っていることを知るが、なんと彼女は街の実力者に拉致。
(この実力者?高利貸し(あるいは悪代官)なのか、借金の肩代わりに街の娘たちを多数拉致。清で彼女たちを高く売り飛ばそうという魂胆らしい。更に彼が持っている杖には鈴が付いているではないか。)

昼間市場で落としてしまった飾り(ギルドンから貰ったものだっただろうか?)を暗くなってから探しに行くイノク。
偶然拉致された沢山の女性を見つけ、助けようとするイノクだが、実力者悪代官の方が何倍も上手だ。「彼女を殺せばお前も死ぬ」そんな風に言ってくれたチャンフィ公子に助けられるも、なんとチャンフィ公子と悪代官は裏取引。(賄賂で見逃しというやつだろう。多分)良心の呵責に悩みながらも何事もなかったかのように見逃すチャンフィ公子のせいで、「ここに女の人が沢山居たんだ」と一人騒ぐことになるイノクだが、誰も信じず。
しかし女性たちは確かに拉致されているのだ。
しかし彼女の両親たちも、貧しく力もなく何も出来ないと娘たちを助けることを放棄。「貧しいから、力もないからなんにも出来ない。そんなことない。自分たちの子供だったらそんなこと関係なく助けるんだ。俺たちも助けたい。でも俺たちだって大したことない。だから一緒に助けるんだ」と立ち上がったのがギルドンら盗賊一団。

逃げ出したスグンの死んだ妹に似た彼女。目の見えない父親を助けようとするが、追っ手が来ているからそれは危険と、イノクが身代わりを買って出るのだ。
助けに来たギルドンは「虎を退治したことがあるというイノクさんがおとりになってくれました。私より彼女が危険です」
ギルドンとイノク 1年ぶりの再会だが・・・

***
これであっているのか?小さいPCの画面で夜の場面など何をやっているのかちょっとわからないことも多々あり。
ワイヤーワークがある時代劇は普通にテレビで見たほうがやっぱり面白いだろう。
ギルドンのように簡単に人助けの出来ないチャンフィ公子の苦悩はまだまだ続く。