1940年代香港→上海。
香港の大学生たちの夏休み。
上海からやって来て土地勘のないイー夫人に近づく彼ら。
イー夫人を通して更に夫であるイーに近づこうとする演劇部の学生たち。
学生らしい愛国心から、中国を裏切っているイーをはめようとする彼らだが、事は簡単に進まず。
計画は破綻し、学生たちもそれぞれ身を隠す羽目になる。しかし戦争は終わらず、3年後再び計画は再開されるのだ。今度の計画には学生らしいところは無いもない。3年前のように逃げ出すことも、無かったかのようにやり過ごすことも出来ない計画が、自分ではコントロール出来ない緊張感を持って進んでいく。
ターゲットになるイーがトニー・レオン。
彼をはめようとする元演劇部の女子大生がタン・ウェイ。
「真似したら危険」と噂になっているシーンは、確かに激しいものあり。しかし毎日毎日いつ終わるとも分からない緊張感の続く中では、ああでもしなければ居ても立っても居られなかったのだろう。裏切っていることで生まれる後ろめたい気持ち、緊張感、死と隣り合わせの毎日。どうしても収まりきれない気持ちがあそこまでやらせるのだろうというのは、映画を見ていれば伝わってくる。
あのシーンだけを抽出して語ることは意味の無いことだが、異様な緊張感はあのシーンがあってこそ伝わってくる。
ワン・リーホン演じるクァン・ユイミン。彼の存在など、時代の中ではとりに足らない小さなものだったのかと思うとやや寂しいものあり。映画の中でも彼の存在がもう少し大きかったなら、ワン・チアチーの悲しみももっと感じられたのにと思う。
***
映画館にはワン・リーホンのサインの入ったポスターが飾られていた。
携帯で撮るも光ってよく見えず。
香港の大学生たちの夏休み。
上海からやって来て土地勘のないイー夫人に近づく彼ら。
イー夫人を通して更に夫であるイーに近づこうとする演劇部の学生たち。
学生らしい愛国心から、中国を裏切っているイーをはめようとする彼らだが、事は簡単に進まず。
計画は破綻し、学生たちもそれぞれ身を隠す羽目になる。しかし戦争は終わらず、3年後再び計画は再開されるのだ。今度の計画には学生らしいところは無いもない。3年前のように逃げ出すことも、無かったかのようにやり過ごすことも出来ない計画が、自分ではコントロール出来ない緊張感を持って進んでいく。
ターゲットになるイーがトニー・レオン。
彼をはめようとする元演劇部の女子大生がタン・ウェイ。
「真似したら危険」と噂になっているシーンは、確かに激しいものあり。しかし毎日毎日いつ終わるとも分からない緊張感の続く中では、ああでもしなければ居ても立っても居られなかったのだろう。裏切っていることで生まれる後ろめたい気持ち、緊張感、死と隣り合わせの毎日。どうしても収まりきれない気持ちがあそこまでやらせるのだろうというのは、映画を見ていれば伝わってくる。
あのシーンだけを抽出して語ることは意味の無いことだが、異様な緊張感はあのシーンがあってこそ伝わってくる。
ワン・リーホン演じるクァン・ユイミン。彼の存在など、時代の中ではとりに足らない小さなものだったのかと思うとやや寂しいものあり。映画の中でも彼の存在がもう少し大きかったなら、ワン・チアチーの悲しみももっと感じられたのにと思う。
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映画館にはワン・リーホンのサインの入ったポスターが飾られていた。
携帯で撮るも光ってよく見えず。