私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

チーム・バチスタの栄光

2008-02-09 19:44:57 | 映画鑑賞
手術室の中でおきたのは、殺人なのか?単なる手術の失敗なのか。
チーム・バチスタと称され、心臓手術の頂点に立つチームを襲った手術の失敗。

竹内結子と阿部寛が主演だ。
医師役で吉川晃司と池内博之も出る。玉山鉄二も、田口浩正もおまけにココリコの田中も出演だ。ポップコーン片手にやる気満々、見る気満々で映画に望む。
しかし、1時間少し過ぎたところで、「えっ!」これが・・・と思い、このまま終わる訳が無いと思いながら、また次の山がやって来る。しかしそれも「えっ!これが」と思いながら、そのまま映画終了。

阿部寛と吉川晃司の演技対決がもっと見られると思っていたのだ。
もう少し前なら吉川晃司が池内博之の役柄をやっていたかもしれない。
この二人の絡みももっと描けていたら面白かったのかもしれない。
容疑者が7人もいるのに、結局一番最初に竹内結子演じる田口医師が、各容疑者を動物に喩えた以上の人物描写が出てこなかったのだ。


期待が大きかっただけに、落胆も大きい。
もっとミステリー色が強い映画だと思っていたのだ。
(私の期待が的外れだったのだろう。)
竹内結子演じる医師はやや脱力系。そして阿部寛演じる厚生労働省の役人は、うどんでそばを食べ(否逆だったろうか?)、病院内に住み込んでしまうような人物だった。
文字を追いながら、想像力を膨らませて楽しんだほうが良かったのかもしれない。
本は未読のため、比較することは出来ないが。

@「君のためなら千回でも」とこの映画のどちらにしようか悩んだ末にこちらにしたのだが、その選択に非常に後悔する。映画館を出ると、強い風に雪が舞っていた。天気のよくない中、せっかく見に来たのに・・・それにも後悔する。



チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)
海堂 尊
宝島社

このアイテムの詳細を見る