私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

90日、愛する時間

2008-09-12 22:35:50 | 韓国ドラマ・映画
カン・ジファン演じるまだ三十歳代になったばかりの男性を襲った癌という現実。その時彼が思ったことは「初恋の人と90日間一緒に暮らしたい」という思いだけだった・・・

タイトルは勿論ドラマの内容を端的に表すものであるけれど、主人公達の置かれた状況(お互い夫も妻もあるつまり不倫の状況)と男性を襲った病という状況がはっかりわかるタイトルだ。

ドラマの内容もストレート。
男性には残された時間が90日しかないのだからストレートにならざるを得ない。
妻もありながら、初恋の女性に一緒に暮らそうという男性の方が身勝手であるはずなのに、何故かドラマを見ながらしっくりこないのは、初恋の女性を演じるキム・ハヌルの行動の数々。
夫のある身で突き上げる思いのまま行動できないのはよく分かるが、覚悟を決めたならもっと初恋の人の元に駆け寄ってもいいのにと思ってしまうのだ。

勿論初恋の人と一緒にいる道を選ぼうとするのだが、その過程がなんとなく・・・・キム・ハヌル演じる女性に共感できなかったのだ。

私は不倫物語にも拒否感はなく、カン・ジファンも好きなので、見始める前はかなり楽しみにしていたのだが、なんとなく不完全燃焼のまま16話が終了。
二人が上手く行かなかったのは、二人に全然責任のないことだったので、「本当に人生って皮肉・・・」という内容なのだが、それが二人の恋を応援する原動力にならなかったのだ。でも、もし私に90日間しかなかったら、どうしただろう?とは思った。そして誰かと一緒に居たいと思わなかった自分の心に愕然とする。こんな寂しいことでいいのか。。。


カン・ジファン演じる男性には高校時代からの仲間が二人いるのだが、その二人との男の友情の方がなんとなく共感できるものあり。
こっちはサイドストーリーなのに、不思議なものだ。

***
カン・ジファンが上手だ。彼がこの役を演じていなかったら、最後まで見ていたかどうかも怪しいもの。


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