私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

多分貴重な体験 ⑤

2008-09-03 23:23:02 | なんということはない日常
もぎ裁判に参加した体験記

  


の続き



まだまだひっぱるもぎ裁判ネタ。

参加したもぎ裁判は、大工の仕事仲間の人をサンダルで蹴って殺してしまったということで、傷害致死で起訴された人の裁判だった。
裁判員制度で取り扱う裁判は、殺人など重い刑罰のものらしく、この裁判でも蹴ったと思われるサンダルの型が非常に大事な証拠として取り扱われていた。
目撃証言もないので、焦点はこのサンダルの型とあとは証人の証言のみといってもいいもの。

検察側は「被告と被害者がずっと一緒にいたこと。被告のはいていたサンダルが、被害者のシャツに残っていた足型とほぼ一致すること。被告が具合が悪くなっていく被害者を見ながらも、救急車を呼ぼうとしなかったこと。」をあげて被告が犯人であることを主張。

弁護側は「被告と被害者が一緒にいなかった空白の30分に、通行人が酔って道で眠ってしまった被害者を踏んづけて死に至らしめた可能性が強い」と反論。

***
私が参加したもぎ裁判では全員一致で被告に懲役5年の実刑判決を下したのだが、別のもぎ裁判では状況証拠だけでは?と無罪になったとこのこと。
検察側、弁護側は全く別の人たちがおこなったということで、同じ題材でありながら、まったく違う判断が、下されたということだ。

これについて裁判官の人に質問してみる。
「同じ内容なのに、全く違う判決になってもいいものなんですか?」

「同じと言っても、全く違う方法でアプローチすれば、こういうことになるということです。ここで問題になるのは、どちらもほぼ全員一致で同じ判決を出しているということなんですよ。模擬裁判をやる意義はまさにここにあるんです。これから先は私たち法曹側が裁判のやり方を色々検討する余地があるということです。」

なんとなく納得出来ないが、そういうものらしい・・・・

エデンの東 第4話

2008-09-03 08:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
ドンウクたち家族は炭鉱の町を去ることに・・・
「あんたのお父さんが悪い奴だからこんなことになったのよ。」
そういいながら、泣くジヒョンをみながらこちらも涙を流すシン・テファンの息子シン・ミョンフン。
「あんたが何で泣くの?」ドラマを見てる誰もがそう思うだろう。でも幼いミョンフンにとってドンウクは大事な友達だったのだ。「ドンチョル兄さん」素直にそんな風に挨拶する位、この兄弟のことが大事だったのだ。「いつ俺がお前の兄さんになったんだ?」ドンチョルにそんな風に言われても、ドンチョルのこともおにいちゃんと慕う可愛らしい少年・・・一家が去ったことで、熱を出して寝込む少年が、そんな優しい少年が、シン・テファンの教育でどんな風に変わっていくのか・・・

ドンチョルの母は相変わらず具合悪し。しかしそんな身体を押して、神父さん経由でドンチョルが少年院にいると聞き、彼のもとを四人で訪れるのだ。

ひざまずくドンチョルをみて涙ぐむ母。
「僕が悪かったんです」そんな風に謝る兄をみて思わず本当のことを言いそうになる弟ドンウクを止める兄ドンチョル。
(どれだけ弟をかばうのだ。。。この二人の兄弟愛が余りにも強くて。。。絶句)
そんな異母兄をみて「小さいお母さんにも挨拶して」という幼い妹。(泣かせる・・・)
「時間がないんだ。お母さんはそんなに具合が悪いのか?」少年院の門の前で泣きじゃくる妹から母親の具合の悪さを聞き、居ても立ってもいられなくなったドンチョル。

「どうしてもお金が必要なんだ。母さんがすぐにでも手術しないと大変な状況なんだ。なんでもする」
少年院の悪仲間にそんな風に持ちかけたドンチョル。
少年達が考えることは決まっている・・勿論脱走だ。韓国版プリズンブレイクだ。線路から川に次々と飛び込むメンバーたち。

プリズンブレイク@ドンチョルがたどり着いたのは、どこだろう?
「お金が必要です。お金をくれればなんでもやります。」
演じるキム・ボムは子役と呼ぶのが申し訳ないくらいの演技だ。
ダルビッシュにちょっと似ていると思うが、どうだろう。
僕が戻ってこなくても、母さんは助けてください。そういいながら水の中に飛び込むドンチョル。

***
明るく笑う場面がないのだ・・・重く切なくドラマはどんどん進む・・・