私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

君だから

2008-09-19 23:01:36 | 韓国ドラマ・映画
シン・ヘソン(ShinHyesung)3集-Side 1 Live And Let Live
を今週のBGMにして一週間過ごす。
前の2作と比べて一番の大きい違いは、バラード一色のアルバムでなかったこと。
ただ彼の声は非常に特徴的。それが魅力であるのだが、なんでもシン・ヘソン色になってしまうという裏腹な面もあり。
それをDuet、Featという味付けで色々アレンジするというのを、非常に意識的にやっていたのは、素人の私にもはっきり分かる位だった。その冒険は成功したと思う。8曲目のピーターパンのセレナーデ 、2曲目のAwaken が今までとはちょっと違う雰囲気で面白かったし・・・
これからも新たに挑戦しつつ、シン・ヘソン色の進化を見せて欲しいと思う。

そうはいってもシン・ヘソン=バラードという図式は消えることなし。
この@クデラソ(君だから)は勿論バラードだ。







天安門、恋人たち

2008-09-19 22:53:40 | 映画鑑賞
パープル・バタフライの監督ロウ・イエの作品。
天安門事件があった頃、大学生だったカップル。
天安門は一つのきっかけでしかなかったのかもしれない。
二人とも流され一人は国外へ。そして1人は祖国であっても故郷から遠く離れた土地で過ごすのだ。そして昔の若さがかろうじて残っている時の再会。。。。。


天安門事件が一つの出来事として描かれるこの映画は、中国国内では上映禁止。そして監督は5年間の表現活動の禁止が言い渡されているのだという。

この映画がそんなに政治的な意味を持つとは思えない。天安門事件はこの映画の登場人物達に大きな影響は与えたかもしれないが、彼も彼女も当事者ではない。
天安門事件は大きな出来事ではあったが、彼女も彼もそれに対して声を上げてはいない。ただ見つめていただけなのに、その大きな波に飲み込まれてしまったのだ。
活動禁止が言い渡されたのが、若者達の赤裸々な生活描写のせいだったとしたら。
その描写はあまりにも欲望のままだ。しかし欲望の裏にラスト・コーションのような、なにか大きな企みがあるわけでもなく、その欲望をコントロールする術を知らず、ただただのめりこんでいくカップル達。

自分でコントロールすることが出来なかった出来事。
そして自分でコントロールすることが出来なかった感情。
そんな思いは切々と迫ってくるが、これが5年の活動禁止に繋がる理由は最後まで分からなかった。
何をそんなに恐れているのだろう。

***
主人公の女性は中国東北部の出身ということで、朝鮮族の人が出てくる場面あり。北京に出る前の彼女がお洒落な音楽として踊るのがなんとあの韓国の演歌トロットだ。
「お洒落だろ?いけてるだろう?」と言いながら、そのトロットの音楽に身を任せ踊る中国の高校生二人。


パープル・バタフライ

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