私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

エデンの東 第9話

2008-09-22 23:32:37 | エデンの東(韓国ドラマ)
「絶対生きて帰って!!」とドンチョルの後ろ姿に声をかけるヨンランだが、多勢に無勢。ドンチョルに勝ち目はなし。左腕を撃たれ絶体絶命かと思われたところにマイクの助けでなんとか逃げることが出来たドンチョル。

勿論、ヨンランがドンチョルの元を訪ねないはずはない。
「病院に行ったのに、居なくなってたから。お父さんのところに連れていくって約束したの。お父さんに挨拶するのが礼儀っていうもんじゃない?忘れたの?私達二人とも生きてたら愛し合うって約束したでしょ?(多分こう確認してたよなと思う。そんな約束していたか忘れたが、あのドンチョルの表情からするに約束していたんだろう。まぁそんな約束はあのドサクサにまぎれてしたものだから、どの程度有効かは不明・・・)

そして一緒に行ったパーティでヨンランがクク会長だと知るドンチョル。
(クク会長が韓国で一番の金持ちだ!という話を思い出すドンチョル。)

「お前がオナシスか?」というクク会長の呼びかけに、言葉が出ないドンチョルだが、彼の前でディラーとしての腕前を披露することになるドンチョル。
(カードについてなんの興味もないので、上手なのかどうかは不明)
「始めていくらも経っていないっていう割りには上手だな?」というクク会長の言葉を聞いても、特に緊張する様子もなく、淡々とカードを切るドンチョル。
(肝が据わっているではないか。韓国からマカオに流れ着き、実地で見につけた度胸は非常に素晴らしい。)
更に「マカオの将来はカジノ」とマカオの将来を見据えたドンチョルの発言に、見込みがあると思ったのか、
「娘を助けてくれたんだ。何か望むものはないか?」というクク会長の言葉。しかしそんな会長の言葉にすぐ答えるでもなく、「ゲームが終わってから・・・」というドンチョル。このあたりも駆け引きをわきまえているではないか。
不法就労だということを正直に話すドンチョルに、「カジノに関心があるんだったら、夢をかなえてやる。そのかわり娘をたぶらかさないことだ。約束が守れるか?」というクク会長。駆け引きなら、彼のお手の物らしい。
(しかし、そんな約束は出来ないと、その場を立ち去るドンチョル。男らしいではないか!)
彼を引きとめようとするヨンランに「お前の目 凄く綺麗だ。汚すんじゃない」そう言い残し、ヨンランの元を去るドンチョル。
そうだ、ドンチョルにはそんな約束より、今はやらなければいけない約束があったのだ。
復讐なんて人のすることじゃない。と止められようとも・・・ドンチョルにとっては、シン・テファンは人間ではないのだ。
こうやって1話の最初に話は繋がっていく・・・
「死ぬ前に言え。お前が俺の父さんを殺したと。言え!!言うんだ!!」
しかしドンチョル 9話目にして満身創痍。ちょっと逃げ遅れた隙に走りこんできたトラックに跳ね飛ばされるのだ。!!(宙を舞う様は、秋の童話の最後を思わせるが、まだ9話目だ。主人公が死ぬわけはないので、大丈夫。)


***弟ドンウクの話***
恋人気取りのミョンフンの態度に怒るジヒョンだが、彼からドンウクたちの行動がなんだか問題を多々はらんでいるらしいことを聞かされるのだ。
(多分学生運動と住民を守る運動とが一緒になったものだと思われる。そんな高尚なものではないかも知れないが、とにかく弱いものを守ろうという運動と、学生運動が一体化したものの様子。)その行動が資本主義の塊のような建設会社と相容れるはずもなく、何かトラブルが起こりそうな気配なのだ。
「お母さんどいてください」とドンチョルの母が止めるのも聞かずに、ドンウクの元に走るジヒョン。
自分はドンチョルの母親に虐げられているのに、何故同級生だというヘリンが彼の手助けをしているのか分からないジヒョン。また彼が学生運動家の者たちに利用されていると思ったジヒョン。強い口調で彼の軽率な行動を諌めるが、理想に燃えた学生のドンウクには、そこまでの危機感なし。

そして結婚する前から、嫁姑戦争勃発のジヒョンとドンチョル母の関係も怖いものあり。多分ジヒョンはドンウクでなくミョンフンの妻になるのだろうが、それでも思わず@嫁姑の関係は怖いと思わせる二人の会話。

そういえば、この回はジェニスことジェヒとシン・テファンの再会の回でもあった。
同じ孤児院で育った二人。
「お前にとって、俺は死んだ人間だろう」と言っていたシン・テファンだが、知らん振りをしていたのは、ジェニスの方だ。こういう時には女性の方が何倍もしたたかで強いものなのは、国が違えど同じらしい。

思い出の形は人それぞれ

2008-09-22 22:04:52 | 香港(香港映画&中華明星)
「香港を案内してください」という同僚と、短い香港旅行に行くことになった。
同僚からは「面白い物が見られて、美味しい物が食べられて、雑貨が買えればいい」という基本的な希望が出ているだけだ。

やはりアジア通の同僚に相談すると「ションワンまでトラムで行き、ウエスタンマーケットに行ってもいいし、お茶とドライマンゴーを買った後に、キャット・ストリートを歩きつつ、文武廟(マンモーミュウ)を見たり香港らしい下町を見たり、牛肉麺を食べたり。その後元気があったら、利源西街とか東街に行って、香港らしい雑貨を見てもいいよね?それにエスカレーターも乗ってみれば面白がると思うよ。初めての人はそんな街の感じが絶対いいって!全然知らないで、これを全部回るのは大変だけど、簡単に案内できるでしょ?」

確かに沢山歩きはするが、そんな感じで楽しんでもらえるなら、お安い御用だ。映画もなく、コンサートもない、飲茶と甘い物と雑貨だけの香港もいいなと思っていると、別の同僚が「エスカレーターって何ですか?」とびっくりしたように訊ねてきた。
ミッドレベルエスカレーターの画像をグーグルで検索して見せてあげる。
たまたまその写真に「恋する惑星で有名な・・・」という文章を見つけてびっくりするその同僚。
「私、恋する惑星何度も見たんですけど、エスカレーターなんて出てきましたか?」
今度は私がびっくりする番だ。

本当に恋する惑星を何度も見たのか?とちょっと遠慮がちに確認すると「私、ウォン・カーウァィ監督の映画好きなんですよ。」と更にびっくりするようなことを言い出すではないか?
5年間も一緒に仕事し、何度もご飯を一緒に食べ、芸能界情報も何度も意見交換したはずなのに、そんなこと一度も聞かなかった気がする。
確かに私も5年間の間、レオン・ライファンであることや、トニー・レオンファンであることは一度くらいしか話したことはなかったかもしれないが、香港好きであることは何度も言っているはずだ。

その後の調査の結果、分かったことは・・・
「恋する惑星は、フェイ・ウォンが出ているお洒落な感じの映画だと思っている」
「ウォン・カーウァイ監督はお洒落な監督である」
要するに、ウォン・カーウァイ監督は好きだが、香港にはなんの興味を持たなかったらしいことが判明する。

エスカレーターのことを知らなかったのは、どうやらただの階段だと思っていたらしい。街中にエスカレータのあるところがあるなど、想像もできなかったらしい。せっかくだからと、ミッドレベルエスカレーター近辺の写真を見せてあげると「香港にもお洒落な場所があるんですね」というではないか。
お洒落だと思っている恋する惑星のロケ地そばなのだから、お洒落だと思うのは当然だろう。



恋する惑星

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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