私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

改ざん

2008-09-18 22:33:50 | 日の目を見ない会社員のブログ
先週、日の目を見ない会社員のブログとして書いたもの。
ニュース番組のように取材をして裏を取ったわけではないが。記憶をたどりながら書いているが、実際、見たり聞いたりしたことなので、大筋では間違っていないと思う。
今回の報道では「知らずに下げられていた」というケースが多く紹介されているようだが、従業員同意のもとに、標準報酬月額を下げた会社もあったと思う。
これは標準報酬月額が健康保険料の算出にも使用されていたことと関係もあると思う。健康保険は保険料をいくら払おうとも、受けられる治療は一緒だ。それならなるべく健康保険料は低く抑えたい。
「年金はこの先どうなるか分からないし、標準報酬月額が低くても、健康保険の内容は一緒だから。保険料を安く抑えて、自分で蓄財にまわしてみては?」そんな説得の仕方もあったのではないかと思う。

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標準報酬月額の改ざん  2008年09月10日(水)

年金問題は「いくら保険料を支払うのかの基準になる標準報酬月額が改ざんされていた」ということに焦点があてられるようになったようだ。

今度は、標準報酬月額という耳慣れない言葉が頻繁に出てくるので、ニュースでもその言葉の説明をいかに簡単にするか色々苦慮しつつ、なるべく分かり易く説明しようとしている様子。皆さんも是非これを機会にこの耳慣れない言葉を少しでも身近に感じていただければと思う。
(標準報酬月額の意味は今日の日経新聞の経済面でも説明がなされている)

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しかし「今わかりました!」かのように報道されているこの話題だが、別に新しい問題でもなんでもないと思う。
ニュースで取り上げてこなかっただけで、現場ではずっと問題視されていた行動のはずだ。

「月の標準報酬月額をさげて、(差額は賞与にまわして)保険料を節約しましょう!」ということをうたっていたコンサルティング会社は以前ならいくらでもあったし、社会保険事務所も「年金の会社負担分を払ったら赤字になって会社が潰れる」と事業主に泣きつかれたら、@標準報酬月額を下げる@社会保険の適用事業所廃止届けを出して、保険料を払わなくてもよくするなどということは窓口オフレコとして指南していたはずだ。
(注:賞与をそのように使う会社が増えてきたので、その後賞与にも保険料がかかるようになってしまったのは皆さんもご存知の通りだと思う。)

(何年か前、事業が継続しているのに、適用事業所廃止に簡単にしてしまうのはおかしいということで、確認書類の添付を守るようにというお知らせが出ていたことがあったが、それまでは多分添付された書類で事実を確認することもなく、割と簡単に廃止が出来ていたはず。)

また@とくべつ便を出すことも考えているようだが、今度の方がずっとハードルが高くなる。
人の記憶は曖昧なものだ。一体どの程度の保険料が自分の給料から控除されていたかなど、正確に記憶している人が一体いくらいるというのか?
またばれたらまずいと、中途半端に標準報酬月額を下げているケースもあると思う。
最低の標準報酬月額になっているなど、その改ざんの仕方が分かり易い場合はいいが、微妙な改ざんを数年後、数十年後にどんな風に見つけ出せばいいのか?

更にこんな風に改ざんをしている事業所は小さい事業所であるケースが多いと思う。
追跡調査などはとても無理だと思うのだが・・・

ニュース


エデンの東 第7話

2008-09-18 08:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
ドンチョルが振り回したガスボンベは勿論空だったのだ。
こうやって知恵で生き抜いてきたドンチョルに、興味津々のお嬢様ヨンラン。
マイクの元に配達に来たドンチョルと一緒に船に乗り、ドンチョルの家(ヨンランにとっては多分ただのバラックでしかないようだが・・・)に押しかけ「汚いわね~」などと言いながらご飯までご馳走になるのだ。
19歳のヨンランにとって、なんとなく孤独で影のある男性は、汚くても魅力的な対象らしい。そばでゆっくりみたらなかなかの男前ではないか。ますます興味が募るというものだ。

しかしドンチョルにとっては、ヨンランは面倒くさいお嬢様でしかない様子。
いくら可愛くても、バイクの後ろに乗せて家まで送るといえば、なんだか大きいホテルの前で降ろせというし、次の日には「重要な席で恋人がいるって言わなきゃいけないの。恋人っておじさんのことよ。黙ってそんな風にいうのは申し訳なくて謝りにきたのよ。私のオナシス!」と自分の言いたいことだけまくし立てるのだ。
ドンチョルがあきれるのも当然である。一体どれだけ世間知らずのお嬢様なのか。
しかもおじさんといってみたり、オナシスと言ってみたり、上げたり下げたり忙しいし。。。
しかしドンチョルが呆れていることにも気づかないくらい幼いお嬢様19歳のヨンランだ。

弟ドンウクが大学合格したから気分がよかったという理由だけで、マイクとヨンランを助けたドンチョル。どんどんヨンランと接近することになり。
更にマイクに無理やり頼まれ空港にジェニスを迎えにいくことで、多分これからシン・テファンとやりあう上で助けてくれるであろう女性と出会うことになるのだ。

***(弟 ドンウクの話)***
ソウル大学の法学部に合格したのがどれだけ凄いのかと思うが、汽車で地元に帰れば@祝合格の垂れ幕、更には祝賀会と激励を受けるドンウク。
更には香港の兄ドンチョルから国際電話までかかってくるのだ。
兄ドンチョルとの約束を守れたことでほっとしたのか「放火をしたのは兄さんじゃない。僕だ」と本当のことと打ち明けるドンウク。
「本当のことを言ったら約束を守れなくなりそうで怖かったんだ」と正直に打ち明けるドンウクの言葉に涙を流す母だが、それでもドンチョルに会いたいとは口が裂けても言わないのだ。
どこまでも強い母。
更にシン・テファンの息子ミョンフンが駅長の娘ジヒョンに好意を持っていることを知ると、ドンウクがジヒョンに会う事を禁じるのだ。
どれだけの意思の強さなのか?
しかし若い二人にはその母の強硬な反対は理解できず。障害があればあるほど燃え上がるのが若い時の恋だ。

***
弟ドンウクの合格を祝うために、香港(いやマカオからか)から国際電話をかけつつ「ドンウク~」と叫ぶドンチョル。
雄たけびとでも言ったらいいのだろうか。この場面に限ったことではないが、演出方法が凄くクラシックだと思う。物語の展開も重いし、演出方法もクラシックで、普段こういうのを見慣れていないので、個人的には逆に新鮮だったりする。