靖国通りから一口坂を下り切って、外濠を渡ったすぐのところにあるお店。会社から歩いて5分程の距離だ。
公式フェイスブックを見ると「本当にお店は日本にあるんだろうか?」とちょっと心配になったのだが、実際に行って見て、どうしてそうなっているのか状況が良く分かった。
私がお店に入った時、店内には既に二十代前半と思われる女性二人組、男性の一人客、二十代後半と思われる男性3人組がソーシャルディスタンスを保ちつつ席についていたのだが、聞こえてくる言葉は中国語だった。
厨房から聞こえてくる声は広東語か北京語かはっきり分からなかったが、店内から聞こえてくる単語は『如果・・・・(ルーゴー :もし・・なら)』だとか、『一个人(イーガレン:一人』という北京語の単語だし、おひとり様の男性は、香港風の幅広麺の焼きそばとともに土鍋に入った料理も食べており、更に料理の隣には自分で持ち込んだと思われるコカ・コーラのペットボトルが置いてあった。土鍋の料理が熱かったのだろう。流れる汗をテーブルの上に置いてあったナプキンで拭き、それを元気よくお皿の上に置いてお店を後にしていた。
「日本ではないな・・・・」という雰囲気がお店の中を支配していた。
お粥もいいな・・・・と思ったが、悩んだ末に、乾炒牛河(ランチメニューでは香港風炒めきしめんとなっていたが、牛肉とフォータイプの麺の焼きそば)に香港式アイスレモンティーを注文。
1200円という値段はお手頃とは言い難いが、その雰囲気とその味は私を虜にする・・・
(食べている間のBGMは平井堅「瞳をとじて」の中国語カバー曲 だった・・・会社に戻ってから検索・・・どうやら游鴻明が歌う「我可以」だったようだ・・・広東語バージョンは鄭中基-の歌う「閉目入神」のようだが、私が聞いたのは北京語バージョンだったはず・・・)
こんなご時世なので、月曜日が定休日になっているとの事。元気を感じたい時、また行きたい・・・
次回食べたいもの
皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉のお粥)、鮮蝦腸粉・・・ランチセットだけでなく、別のものにも挑戦しないと・・・
*****
私が焼きそばを食べている20分ほどの間に、ウーバーイーツの配達の人が5人程やってきた。更に焼きそばを食べている間もウーバーイーツの注文が入ったらしい音が店の中に響き渡っていた。