いま考えると、職場が神保町だった時は、秋の読書週間は身近なイベントだったなと思う。
お昼休みのすずらん通りをぶらぶらしていると、店頭に貼ってあるポスターやイベントの告知が知らず知らずのうちに目に入ったし、古本まつりが始まり、街角に臨時に設置された宅配コーナーで本を自宅に送る手配をしている人生の先輩たちを見ると、「ああ 秋の読書シーズンなんだな」と季節の移り変わりを感じたりしたものだった。
身近にある時は何も感じなかった事が、今はなんだかとても懐かしいものに感じる。
今朝、ラジオで「今日から読書週間が始まる」という話題を耳にしたので、先ほどなんとなく検索してみると、今年の読書週間の標語がヒットする。
標語を募集していたとは知らなかった。部屋の片隅に置いてある読み止しの本、購入した事で満足してしまい、積読になっている本が目に入りちょっと心が痛い。
早くラストページまで駆け抜けないと・・・