イェジとの結婚生活に問題を抱えながらも、母の経営する会社を守るために、心臓に副作用のある薬を服用して総会の場に立つジン。
形勢は不利だったが、元マネージャーである彼女がオイルカンパニーの会長でなくジン側についたことで経営権も守り切ることが出来ることに・・・
会社の問題は解決したものの、3人の中問題はそのままだ。びっくりするのはこれからの事をワインを飲みながら3人で語り合い始めたことだ。
今更とも思うが、最後の最後になってこんな場面があるとは。
自分を認めてくれたイェジに愛情を感じたことを語るファンに、幼いという理由だけで彼女をファンから奪ったことを心から謝るジン。
最後の最後に来て、やっとこのドラマの本質が分かったような気がする。
最初からずっとファン目線でドラマを楽しめばよかったのだ。彼が学生だったという理由だけで、ファンの素直な愛情に答えるタイミングを逸してしまったイェジ。ファンが大人になるのを待つことが出来ず、彼女は結局すぐに自分を守ってくれるジンを選んだのだ。
スタートを間違えてしまった二人は、結局最後まで二人でやり直すことが出来ないのだ。
母から「何があっても私は娘であるあなたの味方」と背中を押されながらも、フランスに旅立つ前にとファンが彼女を訪れても・・・
ファンの気持ちに感謝を伝え、「愛された記憶はいつまでも覚えている」と言いながらも、結局は別々の道を歩むことにするのだ。
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ラストシーンが綺麗だった。