BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ピーチボーイリバーサイド 第3話 『サリーと岐路』 感想

2021-07-16 12:01:27 | Weblog
うへぇ、いきなりホーソンの武術大会かよぉ。。。

いくらシャッフルといっても、これはさすがにないんじゃないの?

3話だったら、飛ばした1話に行って、ミコトとサリーの出会いの話に行くべきところじゃない?

まぁ、予告タイトルからすると、次回が、本来の第1話になりそうだけど。

多分、今回の話を第3話にもってくることで、ミリアとか豪鬼とかジュセリノとかをとにかく早くお披露目したかったのだろうけど。。。

でもなぁ、それはさすがにお話としては無理があるよなぁ。

よくハルヒでシャッフルやってたじゃん、とか言われるけど、あのときは、シャッフルそのものが多分、初の試みだったし、ちょうど動画サイトが出始めた頃だったから、あとから順番通りにみることも新鮮だったんだよね。

でも、このビーチボーイズの場合は、なんていうか、とにかく全キャラを早めにだして原作ファンからそっぽを向かれないようにしているとしか思えないよな。

いやまぁ、所詮、この手のアニメ化なんて、原作を売るための販促材料でしかなくて、だから、みんな、途中で終わってそのままお蔵入りされてしまうわけだけど。

なんか、そういう製作事情が透けて見えるので、ものすごく冷めちゃうな。

一応、付け足しておくと、原作マンガは面白いほうだと思うよ。

人間関係(といって鬼とか亜人とか含むけどw)にちゃんと意味のある因縁が込められていて、あとあと、そうした関わりが物語にちゃんとドラマを与えるから。

まぁ、あれ、鬼の世界の話じゃなかったんだっけ?というのは、後半、ちょっと思うけどね。

天使や悪魔が登場するからさ。

あと、異次元生命体?とかw

ちゃんと、桃太郎が日本から出たらどうなるのか?という仮定に応えている。

そういうところは、ふーん、そうなんだぁ、って素でそんなふうに話を回しますか?とか思ったけどね。

でも、そういう面白さは、この映像化では全然感じないなぁ。

所詮は、監督や制作サイドの人間が、萌えアニメをつくる延長線上でしか考えられない人たちになってしまったのだろうなぁ、と思う。

そういう意味で、もったいない。

でもさぁ、『進撃の巨人』みたいに、ちゃんと意味のある原作を、時間はかかっていいから、最後までつくるようにしないと、これ、もう、制作サイドにしても視聴サイドにしても、文化として続かないんじゃない?って気がしてきている。

なんか、制作プロダクションが生き残るためだけに作っていることが丸わかりなんだよね、もはや。

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