BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

探偵はもう、死んでいる。 第2話 『今も、ずっと、憶えてる』 感想

2021-07-12 01:03:32 | Weblog
シエスタはもう死んでいて、代わりに夏凪渚という同級生が現れた。

・・・のだが、渚の心臓はシエスタのものだった。

そして、その心臓は、君彦を探し求めていた。。。


うん、いやー、なんかマジで最初期の頃の西尾維新みたいで、デジャビュだったよw

前回も書いたとおり、嫌いじゃないけどね、こういうのw

でも、あまりにもまんま過ぎて、ちょっと呆けたw


しかも、その心臓の持ち主を特定するにあたって使われたのが、君彦がシエスタと初めて出会ったときに捕まえたコウモリだった。

しかも、最初に君彦が相談した加瀬風靡も、渚の心臓がシエスタから移植されたことを知っていた、ってさ。

なんという予定調和。

というか、誰の心臓?問題って、これ、最初からもう答えは君彦以外わかっていた、ってことなんじゃない?

ってことは、裏があるに決まってるよなぁ。

渚とか信用していいのか?って思うほど。

ともあれ、これは西尾維新、これは西尾維新、と思いこんで見ることにした。

もっとも、西尾維新ほどにはケレン味がないのが玉に瑕だけど。

ただ、シエスタの死因もわからないままだからなぁ。

そこはおいおい説明されるのかもしれないけれど。


ただ、とにかくこの物語は、シエスタがいないことには成立しないことがよくわかった。

これ、どう考えても、シエスタを探す旅、シエスタを取り戻す旅、だよね。

これで渚の心臓のドナーがシエスタであることが、もうしばらくふせられていたら、そうは思わなかったかもしれないけれど。

でも、これほど、シエスタの存在を運命的に描いてしまったら、先はもう見えた、と思うよな。

実際、渚じゃシエスタの魅力に全然かなわないし。

というか、いまさらCV竹達というのはちょっとキツイ。

それだけで渚が負けヒロインであることまで透けて見えてしまうから。

ここは冒険でももう少し売出し中の人を使って、キャラのレベルで幻惑してほしかったかなw

ともあれ、最後に出てきた眼帯女子の依頼に応える次回からが、君彦&渚(シエスタの亡霊)による探偵の本番開始、ってことなのだろうな。

といっても、第1話同様、あまりまじめに「探偵」とか「推理」とかに期待してもきっと意味はなくて、その事件によって、シエスタを取り巻いていた環境がどんなものであったか、そのことを示す情報が少しずつ明らかにされていく・・・くらいに思っておいたほうが良さそう。

とにかく、シエスタの再登場は早めによろしく!

渚とは存在感自体が違いすぎるので。



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