ようやく読めた。
前巻で予告されていた、第一部最終巻。
ということで、いまさらだけど、一応、スペース、空けときます。
で、まず言いたいのは、
これ、タイトル詐欺じゃない?
全然、真祖大戦、じゃないじゃない。
予想通りのバトラーとの戦闘。
で、勝敗は一応、古城の勝ち、だったみたいだけど、その後、バトラーは従者の二人と異世界!(笑)へとトンヅラ。
えー、何だよ、それー、って感じw
で、第一部、すなわち「聖殲」編完、ってことなんだけど、
これは、随分、無難にまとめたなぁ、って印象でしかない。
一応の最終決戦なのに、なんの盛り上がりもない。
400頁超えてるのに、この内容のなさはなんだんだ?
って思わざるをえない。
ということで、これ、作者的には第二部を書きたい気持ちはあるんだろうけど、どちらかというと、編集からは、実質的に、打ち切り宣告されてるんじゃないかな。
それくらい、尻窄み。
てかさ、前巻でもそうだけど、結局、「カインの巫女」たる浅葱の使い方が全然ダメだった。これ、雪菜に紙幅を割きすぎたからかもしれないけれど、全編通じて、浅葱が便利に、作者に使われすぎたね。それで、完全に失速した。
だって、浅葱が古城を救いたいから、古城を裏切ってグレンダを拉致して彼女から聖殲のコードを聞き出す、って一体何それ?って感じ。
しかも、結瞳まで使って。
でもさ、暁の帝国を宣言した時点で、浅葱はともかく、結瞳が浅葱側に残って古城に引き続き喧嘩を売る、って彼女の立ち位置からしたらありえないでしょ。
だって彼女の目標は古城の嫁になることなんだから、古城の帝国ができたら問題無いじゃん。しかも本人も魔族(サキュバス)なんだから。
なんか、そういうところがスゲー適当。
なので、結局、古城vsバトラー、の対決に至るまでは、いつもの見知った中での仲間割れみたいな感じになっていてワロタ。
あとは、凪沙とアヴローラを救うために、6番目が登場して、自分の身体をアヴローラに提供して自らは消滅する、というところは、いくらなんでも無理やりだし、ご都合主義的すぎるでしょ。
6番目がこれまでに古城たちの状況に関わっていれば、まだわからなくはないけれど。でも、いきなり出てきて、アヴローラだけが生きたいと思ったから、っていって、自分の身体を投げ出すのと、意味分かんないよ。
アヴローラの気持ちを理解できたのなら、その時点で、6番目も生きたいと思ってもいいでしょ。
なんか、とにかくそういう本編の難問の決着の付け方があまりにも無茶苦茶。
で、こういうところが、これ、打ち切りだったんだろうな、と思うところ。
もちろん、アヴローラの復活や、バトラーの逃走、あとは、三人の真祖や王子様が出てきたりと、物語世界は続きそうな感じになってはいるけど。
でも、それはどちらかというと、作者の未練でしかないよね。
そもそも、いまや、難聴ハーレム主人公は時代遅れだからね。
ということで、とにかく終わった。
なんか、締まらない終わり方だったけど。
設定やキャラは途中までは良かったから、眷獣が出揃ったらどうするか、という話を事前に仕込んでおけば、この先もなんとかなったんだろうけどね。
ともあれ、一昔前のラノベテンプレートが賞味期限を迎えた。
そんな感じだった。
前巻で予告されていた、第一部最終巻。
ということで、いまさらだけど、一応、スペース、空けときます。
で、まず言いたいのは、
これ、タイトル詐欺じゃない?
全然、真祖大戦、じゃないじゃない。
予想通りのバトラーとの戦闘。
で、勝敗は一応、古城の勝ち、だったみたいだけど、その後、バトラーは従者の二人と異世界!(笑)へとトンヅラ。
えー、何だよ、それー、って感じw
で、第一部、すなわち「聖殲」編完、ってことなんだけど、
これは、随分、無難にまとめたなぁ、って印象でしかない。
一応の最終決戦なのに、なんの盛り上がりもない。
400頁超えてるのに、この内容のなさはなんだんだ?
って思わざるをえない。
ということで、これ、作者的には第二部を書きたい気持ちはあるんだろうけど、どちらかというと、編集からは、実質的に、打ち切り宣告されてるんじゃないかな。
それくらい、尻窄み。
てかさ、前巻でもそうだけど、結局、「カインの巫女」たる浅葱の使い方が全然ダメだった。これ、雪菜に紙幅を割きすぎたからかもしれないけれど、全編通じて、浅葱が便利に、作者に使われすぎたね。それで、完全に失速した。
だって、浅葱が古城を救いたいから、古城を裏切ってグレンダを拉致して彼女から聖殲のコードを聞き出す、って一体何それ?って感じ。
しかも、結瞳まで使って。
でもさ、暁の帝国を宣言した時点で、浅葱はともかく、結瞳が浅葱側に残って古城に引き続き喧嘩を売る、って彼女の立ち位置からしたらありえないでしょ。
だって彼女の目標は古城の嫁になることなんだから、古城の帝国ができたら問題無いじゃん。しかも本人も魔族(サキュバス)なんだから。
なんか、そういうところがスゲー適当。
なので、結局、古城vsバトラー、の対決に至るまでは、いつもの見知った中での仲間割れみたいな感じになっていてワロタ。
あとは、凪沙とアヴローラを救うために、6番目が登場して、自分の身体をアヴローラに提供して自らは消滅する、というところは、いくらなんでも無理やりだし、ご都合主義的すぎるでしょ。
6番目がこれまでに古城たちの状況に関わっていれば、まだわからなくはないけれど。でも、いきなり出てきて、アヴローラだけが生きたいと思ったから、っていって、自分の身体を投げ出すのと、意味分かんないよ。
アヴローラの気持ちを理解できたのなら、その時点で、6番目も生きたいと思ってもいいでしょ。
なんか、とにかくそういう本編の難問の決着の付け方があまりにも無茶苦茶。
で、こういうところが、これ、打ち切りだったんだろうな、と思うところ。
もちろん、アヴローラの復活や、バトラーの逃走、あとは、三人の真祖や王子様が出てきたりと、物語世界は続きそうな感じになってはいるけど。
でも、それはどちらかというと、作者の未練でしかないよね。
そもそも、いまや、難聴ハーレム主人公は時代遅れだからね。
ということで、とにかく終わった。
なんか、締まらない終わり方だったけど。
設定やキャラは途中までは良かったから、眷獣が出揃ったらどうするか、という話を事前に仕込んでおけば、この先もなんとかなったんだろうけどね。
ともあれ、一昔前のラノベテンプレートが賞味期限を迎えた。
そんな感じだった。