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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第8話 『クリスマスと彼女』 感想

2020-08-29 16:24:58 | かのかり
うーん、和也、キモい。クズい。

てか、ただのストーカーじゃん!

これはないわー。


にしても、なんだろうなぁ、原作を読んだときは、ここまでキモい感じはしなかったのだけど。

なんていうか、この話に限らず、このアニメ化、なんていうか、無駄になまなましく描写しすぎてない?

もう少しコミカルに処理することとかできないのかな、と思うなぁ。

まぁ、和也は、この時点では、ただのクズなんだけどさ。

てか、このままだとアニメの方は終わるまでクズのままだな。

本当は、ちづるが女優志望で(今はほとんど自称女優に近い)、映画でも活躍したい、という意味では、今回の、海くんと一緒の映画鑑賞、というのは、彼女の勤勉さの現れ、のハズだったのだけど。

だから、この先の展開の上では、重要な要素が明らかにされたわけで、その意味では、受容な転回点の始まりだったはずなのだけど。

でも、それも和也のキモさで終わってしまった。

なんていうか、これアニメスタッフに悪意があるようにしか思えないのだけど。

あるいは、監督の解釈の仕方がおかしいのかな。

なんでもかんでも和也目線の話にしすぎていると思うのだけど。

でも、原作の方は、もっと視点主人公は入れ替わるから。

今回だったら、海くんと合流以後のちづるの描写は、ちづる視点になるように描いてもいいはずなのにね。

原作読者は、多分、そうやって場面場面で、語り部となる人物を使い分けていて、だから、仮に和也がキモい場面でも、本当にそうなる直前までは、和也を背景の一つくらいに捉えて読んでいるはずなので、そんなに気持ち悪さは際立たない。

でも、このアニメは、徹頭徹尾、和也の視点を保持する。

でもさぁ、こんな主人公に感情移入できるわけないじゃん。

少なくとも初期においては、クズキャラでしかないから。

それもこれも、無駄に原作を忠実に再現しようとしすぎているからで。

和也のキモさは最低限にとどめて、もっとサクサク話を進めていけばいいのに。

全体的に画面がねっとりし過ぎなんだよね。

その分、気持ち悪さが増している。

ホント、誰得なんだよ?
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