いやー、とうとう最終巻なんだけど、
これも、前巻から間が空きすぎて、全く内容を思い出せなくて困ったw
ということで、とりあえずスペース、空けときます。
で、最終巻は面白かったかどうかというと、
うーん、ビミョー。
というのもラーマとの戦いはすでに、これまでにガチでやってしまっているので、いまさらだなーと思っていたら、あっという間の共闘モード。
で、その共闘からラスボスたる時の女神を倒し、その権能を護堂が奪うというところでエンド。
ただ、その最後に得た権能が、なんとここでもまた「平行世界」移動能力でワロタw
なんかさぁ、平行世界、ブームすぎでしょw
でもこれさぁ、便利に使われて全然カタルシスなくなるからやめた方がいいと思うんだけどね。
もっとも、このカンピオーネの作者は、恐ろしいくらい文章が下手で、何の描写能力もないので、これくらい書割な能力を持ち出したほうが逆にいいのかもしれないけれど。
あーでも、この人の文章が下手、というのは、前にもカンピオーネの感想で書いた気がするのだけど、これはこれで味のあるものなんだよね。
いい意味で、ホンモノの神話っぽくて。
かっこよくいえば、叙事詩っぽい。
要するに、出来事が淡々と記されるだけで、そこに登場人物たちの感情や思いが特に書き込まれるわけでもない。
それに、間をすっ飛ばして唐突に次の場面に行ってしまう。
そういうのが、ホンモノの神話や叙事詩では見られるわけだけど、それは普通に今の時代の小説を読んだ人から見たら、何の心理描写もなくてつまんないってことになる。
正直、カンピオーネの作者の書き方はそれにかなり近い。
いや、もちろん、ちゃんと会話もあるわけだけど、その会話にしたって、多くはパタンの繰り返しなので。
そこは、あ、また同じこと言ってる、と思ってほくそ笑むところになっている。
オチを知っている落語を何度も聞くようなのもので。
カンピオーネ、って全体的にそういう文章なんだよねー。
ただ、この作者、その一方で、神話の知識はどうやら無駄に豊富だから、それなりにその神話の話を持ち出すことで、お話自体は、読めてしまうところがある。
でないと、あれだけ、アルゴノートとかで引っ張っておきながら、最後の護堂の好敵手に、インド神話のラーマーヤナなんて持ってこないでしょ。
まぁ、そもそも、ウルスラグナなわけだがw
ということで、最終巻だったけど、なんか、1冊まるまる後日談みたいな話で特に盛り上がるでもなく終わってしまった。
いや、実際、アテナやペルセウスの再登場なんて、もう、カーテンコールみたいなものだったし。
だって、登場しても、うーん、こういう形で汝と闘うのは違うとか言って、自発的に退場しちゃうのって、結構、目が点だったよw
まぁ、こういうあっけなさは、マジで神話っぽいわけだけど。
胸熱展開ということでは、カンピオーネどうしのバトルロワイヤルの前巻、前前巻の方が面白かったよね。
あれは、一応、それぞれのカンピオーネのもつ権能が予めわかっているので、半分くらいは知略戦になっていたところもよかったしw
それに比べると、ホント、最終巻には、そういう盛り上がりは皆無だったなぁ。
まぁ、とりあえずは、ゴドーを待ちわびて、ちゃんと終わったのでいいかな、と。
もともと、テレビでやっていたのを見て読み始めたし、あれも、そもそも「草薙護堂はかんぴおーねである!」という口上に痺れて見てしまったところもあったから、そういう意味では、神話ぽいケレン味はあったかな。
もっとも、やっぱり10巻あたりまでがよかったかな。
アイーシャが出て来たあたりから、何でもありになってしまって、なんか物語もだらだらしてしまったし。
アテナが何度も出てくるのは、ちょっと何だったかなー
人気があるからなのはわかるけどねー
あのあたりから、実際、何が目的でお話が動いているのかもよくわかってなかったかなぁ。
まだ、惰性でも読めてしまえたわけだけどw
ということで、これは、むしろ、テレビの続きをOVAでもいいから見てみたい感じ。
恵那と天叢雲劍の活躍をもう少し見たかったかなぁ。
もっとも護堂の場合は、ウルスラグナの権能だけで闘うほうがカッコ良かった気はするけどねw
ともあれ、終わり。
たしかに、続きは見たい感じ。読みたい感じではある。
しかし、終わった感じのしない終わり方だなぁw
これも、前巻から間が空きすぎて、全く内容を思い出せなくて困ったw
ということで、とりあえずスペース、空けときます。
で、最終巻は面白かったかどうかというと、
うーん、ビミョー。
というのもラーマとの戦いはすでに、これまでにガチでやってしまっているので、いまさらだなーと思っていたら、あっという間の共闘モード。
で、その共闘からラスボスたる時の女神を倒し、その権能を護堂が奪うというところでエンド。
ただ、その最後に得た権能が、なんとここでもまた「平行世界」移動能力でワロタw
なんかさぁ、平行世界、ブームすぎでしょw
でもこれさぁ、便利に使われて全然カタルシスなくなるからやめた方がいいと思うんだけどね。
もっとも、このカンピオーネの作者は、恐ろしいくらい文章が下手で、何の描写能力もないので、これくらい書割な能力を持ち出したほうが逆にいいのかもしれないけれど。
あーでも、この人の文章が下手、というのは、前にもカンピオーネの感想で書いた気がするのだけど、これはこれで味のあるものなんだよね。
いい意味で、ホンモノの神話っぽくて。
かっこよくいえば、叙事詩っぽい。
要するに、出来事が淡々と記されるだけで、そこに登場人物たちの感情や思いが特に書き込まれるわけでもない。
それに、間をすっ飛ばして唐突に次の場面に行ってしまう。
そういうのが、ホンモノの神話や叙事詩では見られるわけだけど、それは普通に今の時代の小説を読んだ人から見たら、何の心理描写もなくてつまんないってことになる。
正直、カンピオーネの作者の書き方はそれにかなり近い。
いや、もちろん、ちゃんと会話もあるわけだけど、その会話にしたって、多くはパタンの繰り返しなので。
そこは、あ、また同じこと言ってる、と思ってほくそ笑むところになっている。
オチを知っている落語を何度も聞くようなのもので。
カンピオーネ、って全体的にそういう文章なんだよねー。
ただ、この作者、その一方で、神話の知識はどうやら無駄に豊富だから、それなりにその神話の話を持ち出すことで、お話自体は、読めてしまうところがある。
でないと、あれだけ、アルゴノートとかで引っ張っておきながら、最後の護堂の好敵手に、インド神話のラーマーヤナなんて持ってこないでしょ。
まぁ、そもそも、ウルスラグナなわけだがw
ということで、最終巻だったけど、なんか、1冊まるまる後日談みたいな話で特に盛り上がるでもなく終わってしまった。
いや、実際、アテナやペルセウスの再登場なんて、もう、カーテンコールみたいなものだったし。
だって、登場しても、うーん、こういう形で汝と闘うのは違うとか言って、自発的に退場しちゃうのって、結構、目が点だったよw
まぁ、こういうあっけなさは、マジで神話っぽいわけだけど。
胸熱展開ということでは、カンピオーネどうしのバトルロワイヤルの前巻、前前巻の方が面白かったよね。
あれは、一応、それぞれのカンピオーネのもつ権能が予めわかっているので、半分くらいは知略戦になっていたところもよかったしw
それに比べると、ホント、最終巻には、そういう盛り上がりは皆無だったなぁ。
まぁ、とりあえずは、ゴドーを待ちわびて、ちゃんと終わったのでいいかな、と。
もともと、テレビでやっていたのを見て読み始めたし、あれも、そもそも「草薙護堂はかんぴおーねである!」という口上に痺れて見てしまったところもあったから、そういう意味では、神話ぽいケレン味はあったかな。
もっとも、やっぱり10巻あたりまでがよかったかな。
アイーシャが出て来たあたりから、何でもありになってしまって、なんか物語もだらだらしてしまったし。
アテナが何度も出てくるのは、ちょっと何だったかなー
人気があるからなのはわかるけどねー
あのあたりから、実際、何が目的でお話が動いているのかもよくわかってなかったかなぁ。
まだ、惰性でも読めてしまえたわけだけどw
ということで、これは、むしろ、テレビの続きをOVAでもいいから見てみたい感じ。
恵那と天叢雲劍の活躍をもう少し見たかったかなぁ。
もっとも護堂の場合は、ウルスラグナの権能だけで闘うほうがカッコ良かった気はするけどねw
ともあれ、終わり。
たしかに、続きは見たい感じ。読みたい感じではある。
しかし、終わった感じのしない終わり方だなぁw