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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法科高校の劣等生 来訪者編 第5話『来訪者編V』 感想: ようやく面白くなってきた!次回は念願のバレンタインほのか回かw

2020-11-01 14:53:46 | さすおに
リーナやパラサイトを含めて、ようやく役者が揃ったところで、わかりやすく第1回の対パラサイトバトル回。

パラサイト編の何が面白いかって、パラサイトが妖魔と位置づけられているので、幹比古の古式魔法が、予想以上に役立つところ。

対して、達也は、完全に「原題魔法っ子w」なので、いちいち、想定外の現象に、いまはまだ戸惑い続けている状態。

なんていうか、今の達也は『禁書目録』のアクセラレータみたいなもので。

学園都市の科学の中では第1位のアクセラレータも、外部にある魔術に触れると、なにがなんだかわからず、当初は混乱していたけれど、その時のアクセラレータに今の達也は似ている。

なまじどちらも理詰めの強者なだけに、理解不能の未知の存在に対しても、正当に理詰めでそれを理解しようとするから。

でもまぁ、この来訪者編から、実は達也の「人間味」が増していくところはいい。

あ、でも、そういえばアクセラレータも同じように人間味がまして言ったけっけw


ともあれ、達也からすれば、前半の雫とのやり取りの中で、パラサイトは、ミニブラックホール実験のせいで異次元からやってきた「来訪者」であることもはっきりしたし。

しかし、そうなると、いきなり原作の最新刊の方にまで飛ぶけど、達也の時代の日本のディープステイトたる「元老院」が国土保全のために目を光らせている相手が妖魔ってことは、実は、八雲師匠ってMIB(メン・イン・ブラック)のような存在だったんだなw

だって「妖魔=パラサイト=異次元からの来訪者」って、もうほとんど異世界人=宇宙人みたいな存在じゃない。

だって、このパラサイトを呼び込んでしまった背後にある余剰次元理論?って、この達也の世界では、一応、正当な物理学として扱われているのだから。

宇宙人は、宇宙船に乗ってやってくるのではなく、まさに異世界召喚のように異次元から突然、転移してくる存在、ってことになるw

だから、最初に来訪者編を読んだときに感じた面白さって、そうした達也の世界における現代魔法の存立基盤とその限界の片鱗が見られたように思ったからで。

で、気になったからずっと追いかけたわけだけど、結局、達也が高校を卒業するまでには、ほとんど、その秘密について扱うことはなかった。

一応、新章のメリディアン・カンパニーでは妖術師が敵対者になるようだから、妖魔やパラサイトの秘密にも迫っていってくれると思うけど。

なんたってMIBって元ネタも割れたわけだしw


ともあれ、次回は唐突なバレンタイン回だけど、でもまぁ、そこでようやく、今回戦力外通告によって校舎屋上に置いてけぼりになった「ほのか」の大活躍回になるからw

まぁ、とてもハズカシイ大活躍なのだが。

多分、来訪者編のなかで、一番、どうでもいいといえばどうでもいいw回になるはずなので、今から楽しみw

さぁ、パラサイトが憑依した家事ロボット・ピクシーは、どう起動するのでしょうか?w
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