なんかいろいろとこの物語全体の仕掛けが明らかにされた回だった。
要するに、アカリが、まどマギのほむほむよろしく、「時間」の純粋概念の導力を駆使して、何度もループを繰り返している、ということ。
どうやら、そのループの繰り返しをさせている統合人格のアカリと、各ループごとにメノウとのやり取りを行うプレイヤー人格が入れ替わる仕組みのようなのだけど、そもそも、その仕掛けは誰が設計したのだろう?
背景はわかったけれど、むしろ、あれこれと「ラスボス」的「黒幕」的なものの存在を意識しないではいられない構成なんだよね。
アカリがループを続けている根本的な動機は、同じ殺されるならメノウに殺されたい、ということからのようだけど。。。
で、そのアカリの意志にメノウも気づいてしまったので、ここから先は、殺しても自動再生してしまうアカリの殺し方を探して、一緒に旅をする、ということなわけね。
なんていうか、確かにダークだよなぁw
でも、これ、とりあえず原作はまだ継続しているわけだから、アカリの完全殺害方法はまだ見つかっていない、ということだよね?
うーん。
物語的に期待してしまうところはある一方で、このラノベ的な引き伸ばし作戦がはたして、そうした緊張感をどこまで維持できるのか、ちょっと心配だなぁ。
この先、アカリが、どうしてメノウに殺されたい、と思ったのか、という「始まりの事件」がどこかで語られることもあるのだろうけど。
でも、なんとなくだけど、そもそも、
アカリにメノウに殺してもらいたいと思わせることでループを繰り返す
ことをアカリに強いているゲーマスのような上位存在がいるんじゃないかな、って気がするんだよね。
つまり、アカリがループを繰り返すことで何らかの利益を得る存在が、別にいるのではないか、ということで。
でないと、これ、アカリの死にたがり願望のループから抜け出すことができないじゃない、きっと。
合わせて、「なぜメノウなのか?」という問いね。
こうした大きな問いがガツンと残ったまま、この先は小さなエピソードがずっと続けられるのだろうなぁ、とは思うけど。
作者は、この物語、『Darker than Black』を模範にした、というけれど、でも、この「終わるはずのない終わり」を求めて旅をし続ける、という構図は、むしろ『ベルセルク』みたいだなぁ、と思ったり。
モモやアーシュナといったバイプレイヤーがキチガイばかりなのも含めてね。
でもさ、『ベルセルク』はもとより、『Darker than Black』にしても、すっきりした終わり方をしてないじゃない。
運命に弄ばれている者たちが最後に反抗する対象といえば、もうそれは、世界の創造神でしかないはずで。
そうなると、この物語は、この捻れた人間関係と捻れたループ構造をどう昇華させるのか、で、この先、相当苦労しそうな気がする。
面白いとは思うのだけど、はたして作者にそこまでの力量があるのかどうか。
むしろ、完結しない可能性すらあるなぁ、と。
その点で、今回のアニメ化を通じて、中途半端に人気が出て、商業的に成功して、作者の実入りがよくなったりしないほうがいいなぁ、と思ったり。
『涼宮ハルヒ』や『東京レイヴンズ』とか、世の中には中途半端に人気が出た結果、作者の執筆インセンティブが極端に下がった結果、いつまで待っても続編が出ないことは多いので。
この作品もそうならないとは言い切れないので。
そういう意味では、クリエイターの人たちは皆、『鬼滅の刃』を参考にして、ちゃんと終わらせることの美学や潔さを肝に命じてほしいなぁ、と思う。
作品的には面白い、と思った一方で、ものすごく先行きが不安になってもきた。
杞憂で終わるといいのだけれど。
要するに、アカリが、まどマギのほむほむよろしく、「時間」の純粋概念の導力を駆使して、何度もループを繰り返している、ということ。
どうやら、そのループの繰り返しをさせている統合人格のアカリと、各ループごとにメノウとのやり取りを行うプレイヤー人格が入れ替わる仕組みのようなのだけど、そもそも、その仕掛けは誰が設計したのだろう?
背景はわかったけれど、むしろ、あれこれと「ラスボス」的「黒幕」的なものの存在を意識しないではいられない構成なんだよね。
アカリがループを続けている根本的な動機は、同じ殺されるならメノウに殺されたい、ということからのようだけど。。。
で、そのアカリの意志にメノウも気づいてしまったので、ここから先は、殺しても自動再生してしまうアカリの殺し方を探して、一緒に旅をする、ということなわけね。
なんていうか、確かにダークだよなぁw
でも、これ、とりあえず原作はまだ継続しているわけだから、アカリの完全殺害方法はまだ見つかっていない、ということだよね?
うーん。
物語的に期待してしまうところはある一方で、このラノベ的な引き伸ばし作戦がはたして、そうした緊張感をどこまで維持できるのか、ちょっと心配だなぁ。
この先、アカリが、どうしてメノウに殺されたい、と思ったのか、という「始まりの事件」がどこかで語られることもあるのだろうけど。
でも、なんとなくだけど、そもそも、
アカリにメノウに殺してもらいたいと思わせることでループを繰り返す
ことをアカリに強いているゲーマスのような上位存在がいるんじゃないかな、って気がするんだよね。
つまり、アカリがループを繰り返すことで何らかの利益を得る存在が、別にいるのではないか、ということで。
でないと、これ、アカリの死にたがり願望のループから抜け出すことができないじゃない、きっと。
合わせて、「なぜメノウなのか?」という問いね。
こうした大きな問いがガツンと残ったまま、この先は小さなエピソードがずっと続けられるのだろうなぁ、とは思うけど。
作者は、この物語、『Darker than Black』を模範にした、というけれど、でも、この「終わるはずのない終わり」を求めて旅をし続ける、という構図は、むしろ『ベルセルク』みたいだなぁ、と思ったり。
モモやアーシュナといったバイプレイヤーがキチガイばかりなのも含めてね。
でもさ、『ベルセルク』はもとより、『Darker than Black』にしても、すっきりした終わり方をしてないじゃない。
運命に弄ばれている者たちが最後に反抗する対象といえば、もうそれは、世界の創造神でしかないはずで。
そうなると、この物語は、この捻れた人間関係と捻れたループ構造をどう昇華させるのか、で、この先、相当苦労しそうな気がする。
面白いとは思うのだけど、はたして作者にそこまでの力量があるのかどうか。
むしろ、完結しない可能性すらあるなぁ、と。
その点で、今回のアニメ化を通じて、中途半端に人気が出て、商業的に成功して、作者の実入りがよくなったりしないほうがいいなぁ、と思ったり。
『涼宮ハルヒ』や『東京レイヴンズ』とか、世の中には中途半端に人気が出た結果、作者の執筆インセンティブが極端に下がった結果、いつまで待っても続編が出ないことは多いので。
この作品もそうならないとは言い切れないので。
そういう意味では、クリエイターの人たちは皆、『鬼滅の刃』を参考にして、ちゃんと終わらせることの美学や潔さを肝に命じてほしいなぁ、と思う。
作品的には面白い、と思った一方で、ものすごく先行きが不安になってもきた。
杞憂で終わるといいのだけれど。