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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇 第9話『聖火の祭壇(ウェスタ)』 感想:ようやくフレイヤの魅了が解けた! さぁ、次回はウォーゲームだ!

2024-12-07 11:32:23 | ダンまち
一週あいての第9話。

17巻の最大の見せ場であるヘスティアの権能「ウェスタ」。

これで、フレイヤの魅了をかき消して、いよいよ、みんなが正気に返って・・・・

次回は、フレイヤ・ファミリアvsヘスティア・ファミリアの戦争遊戯へ。

さて、これで17巻は終了。

しかし、やっぱり駆け足だったよなぁ。。。

ベルの悩みはまぁ、わかるけど、でも、ベルが会ってる人が全然、原作に比べて少ないから、ベルの精神がギリギリまで追い詰められたという感じが全然しなかったのがやっぱり残念。

4期の深層編なみに、ちゃんとそういう場面に尺が割けていれば、最後はもっと感動できたのだろうけどなぁ。

あと、フレイヤが化けたシルとの関わり、という点では、ベルだけでなく、リューやアーニャもそうだったので、彼らの迷いももっと丁寧に描いてほしかった。

特にアーニャはね。

5期が「豊穣の女神編」となっているのは、まさにあの酒場でのシルの日々が、シルにとってかけがえのない場所だったからなわけで。

その点で、アーニャの苦悩をほとんどカットしてしまったのは、ホント残念。

物語展開上、どうしても外せないところだけを取り出してつなげただけのシリーズになってしまった。

そのせいで、ヘスティアが唯一、女神らしい姿をしたところも軽くなってしまった。

正直にいえば、「ウェスタ!」とヘスティアが叫ぶ場面は、原作のイラストの方がはるかにいい。

演技にしても、もっと機械的な口調で、本来の「天上の神」の意向を示してほしかったなぁ。。。

ついでにいえば、リリや春姫、エイナ、それにアイズにしても、魅了が解けて正気に返ってからの、ベルを蔑ろにしてからの自己嫌悪ももっとちゃんと描いてほしかった。

・・・ということで、この5期は、完全に、原作既読者からすると、不完全燃焼なので、気になる人は、今回であれば、ぜひ17巻を手にとってほしい。


で、次回からは19巻。

どうやらこの5期、全15話らしいので、一応6話を用意しているみたい。

まぁ、でも、18巻の厚さを考えると、それでも短いなぁ、と思うけどね。

18巻に6話費やすために、16巻と17巻を駆け足の構成にした、と信じたいところ。

とりあえず、次回冒頭で、りりたちがベルに対して完全謝罪モードになっているところは絶対ちゃんとやってほしいところ。

しかしなぁ、ウォーゲームは完全に群集劇になるわけだけど、それを果たしてちゃんと描けるのだろうか?

心配だなぁ。。。
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