BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇 第11話『地獄(フォールクヴァング)』 感想:やっぱり群像劇をアニメで描くのは無理だったか。

2024-12-21 11:59:06 | ダンまち
前回で準備が終わり、今回から本格的に派閥大戦が始まったわけだけど、やっぱりアニメで群像劇を描くのは無理だったか。

戦場の広がり感はゼロだし、モブだらけのはずなのにいつものキャラたちばかりに話させるし、そうして全然緊迫感がないところを無理やり劇伴音楽で盛り上げようとするし。。。

全然、原作18巻にあった絶望感の熱量がない。。。

緊迫感も切迫感も皆無。

いやー、ここまでスカスカな演出になるとはね。

わかってはいたけど、ほんとにアニメって群像劇、だめだね。

もう合戦ものはやらなければいいのに。

そういう意味では、4期の深層篇のできが良すぎたんだな。

あれは、ベルとリューの二人の逃走劇だったから、それだと二人に焦点を当てて描けばいいので。

二人だけだから、キャラの掛け合いも、ちゃんと芝居になるし。。。

あー、それにしても、本当に残念。

豊穣の女神篇については、原作のほうが圧倒的に面白い。

しかし、このあと、原作の方では、深層攻略や黒竜討伐が残っているのだけど、そんなの絶対アニメでは無理だな。


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ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン II 全12話 感想: マジでクソみたいな作品で呆れた。それくらいなら『アクセル・ワールド』の2期を創ってくれたほうがよっぽどまし。

2024-12-21 11:42:03 | Weblog
SAOブランドがあるから、なんとなく惰性で見てたのだが、こんなにしょぼくてひどい作品なんてそうそうないよね?

とにかく物語はクソみたいにつまらないし(それはちょっとだけ原作を読んで知ってたw)、

ピトフーイのCVの日笠は終始やかましいだけで耳障りなだけだし、

レンは全然魅力ないし、

音楽はずっと無駄にいかにもロックな楽曲が流れているだけだし、

銃撃音ばかりでなだら見するにもウザいし、

フカのセリフは時代遅れ感すらあるくさいものばかりだし、

リアルがあることほとんど関係ないし。。

もうホントに最低だよ。

こんなので2期を作るくらいなら、『アクセル・ワールド』のほうをやってほしいくらい。

あちらはストックもあるわけだし。

とにかく、こんなにつまらなくて耳障りで虚無的な話はもういいよ。

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転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第187話『パンケーキ体操』 感想:アハハ、サタナエルがとうとうブタエルwになってロイドの下僕になってるよw

2024-12-19 16:36:51 | 第七王子
前回、ギザルムに思いっきり蹴り飛ばされてあえなく沈没した堕天使サタナエルw

その結果、やっぱりダンジョンコアの防備も崩れてシロの一撃で倒されたw

ということで、なんともあっけなく「天獄」ダンジョン、壊滅w

で、コアから魔力を取り戻してなんとか生きながらえたサタナエルだったけど、その後あっさり、ロイドの「パンケーキ」の罠に引き寄せられ、あとはロイド様による拷問地獄・・・を経て、文字通り、忠実な「ブタ」にw

いやー、まさか、サタナエルがあれだけ殴られたり蹴られたりするたびに「ブヒブヒ」言ってたのが、この「ブタエル」爆誕!wへの布石だとは思ってなかったよw

しかし、これ、どうするんだ?

このままブタエルも、ロイドの従者になるの?

で、その一方、なんかダンジョン・コアがギザルムを見つけて唆そうとしているみたいだけど・・・

これ、今度はギザルムがSS級になる展開?

それとも、むしろ、コアからの誘惑に対して、ギザルムのほうが、むしろ、人間に学ぶほうが面白い!とか語ってそのままコアを粉砕する流れ?

まぁ、後者なんだろうけどね。

だって、どう見てもまだギザルムは、その本心をロイドやレンたちの前で語るとは思えないからw

しかし、ブタエル経由で「神器」の存在を知ったロイドだったけど・・・

これは、最後にロイドによって、超超級の「神器」が発揮されて終幕!って流れになるのかな?

ていうか、いま、このスタンピード編は、何合目あたりなんだろう?

そろそろ折り返し点を突破したのかな?

で、次はいよいよイドの活躍!かな?

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【推しの子】最終巻(第16巻)の感想だけど、新規加筆パート、酷すぎでしょ!

2024-12-19 10:17:10 | 推しの子
連載第166話をもって終了した【推しの子】の最終巻では、新規に加筆された部分が載るってことで、一応期待していたわけだけど。。。

はーぁ、ひどいね、これは。

一応、アクアの死後のキャラの顛末、ってことで、

かなはハリウッドデビューもして大女優としての道を歩み始めた、って感じ。

一方、あかねは、プロファイリング脳をこじらせてオカルトにまで手を出すスピリチュアル女優?になってしまったみたいで。。。

うーん、これ、アクアの死の真相を知っているかどうかで、ここまで人生が分岐するか!ってことを描きたかったのかね?

で、そのナビゲート役がMEMちょ、ってのもねー。。。

まぁ、途中から、MEMちょが、いわゆる「作者の代弁」を作中で果たすメタキャラなのはわかっていたけど、しかし、最後まで彼女にMC任せるかなぁ。。。

期待はしてなかったから大きなダメージはないけど、なんていうか、とことん、作者は読者を舐めてたんだなぁ、というのがわかった。

なんていうか、この裏切られ感は、『五等分の花嫁』のときに近いなぁ、と。

春場ねぎって人も大概だったけど、まさか、あれに似た経験をまた味わうとはw

まぁ、『ごとよめ』のほうが、まだ作者が好きなことを描いたら読者の嗜好とズレてしまったということだったら、ムカつくことはムカつくけど、まだ理解はできるとして。

『推しの子』の場合は、そもそも物語の結構からして、読者を釣るのは当然、という流れできていただけに、あのなんのひねりもないラストはないわー、ってことになるのはやむなし。

結局、アイなんてまじでただの出オチだしw

当初から、せいぜいがアクアのおまけ、アイのコピーにすぎなくて、物語の背骨にほとんど関わってこなかったルビーが、アイドルとして大成することをゴールに置かれれても、白けるだけだし。

いや、一応、それも、吾郎にさりなが誓ったことが成就した、ってことだから、物語の最初にゴールとして置かれていたでしょ?というのもわからなくはないけど。

でも、物語の本丸は、アイの殺害を誘導した実父カミキへの復讐だったわけだから、それをもっと華々しく達成してくれないことにはどうにもならない。

その意味では、『15年の嘘』なんて映画の脚本で、一応の真相を「ヌルく」語ってしまったところから、物語的には「詰んで」いたんだな、と今なら思う。

あんな映画にせずに、ストレートにアクアがカミキを始末すればよかった。

なんだったら、あかねがいうように、アクアとあかねの二人で完全犯罪を狙えばよかった。

でも、きっと、そんな込み入ったプロットを作者たちは考えることができなかっただけなんでしょ?

その言い訳を、あかねの後悔として明かすのだからズルい。

結局、やりたいことは込み入ったシリアスな復讐劇だったわけだけど、それを演るのが面倒だから、真相の開示を映画製作という「メタフレーム」で誤魔化しただけだったってことでw

なんだかなぁー。

ほんと、騙されたよ。

連載終了からそれなりに時間が経って頭もクールダウンできたところで最終巻の加筆パートを見たので、なんか、そういう原作の穴がよく目についてきた。

まぁ、カミキが直接の実行犯ではなかった、というのは、いかにも現代的な陰謀論のフレーム、つまり悪事の裏にはそれを操った「黒幕がいる」というネトウヨ的発想そのものだからね。

そういう意味では、確かに、ミームの女王である「MEMちょ」が語り部として生き残るのが妥当なところなのだけど。

まぁ、そもそも「【推しの子】」ってタイトルが、いわゆる「スレ」を模していたこともわかったわけだから。

気分は「電車男」だったわけだよね、作者的には。

はーあ。

くだらないにもほどがあるよ、まったく。

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逃げ上手の若君 第184話『酒1340』 感想:酒は人を惑わし日頃の緊張を解く、なんかいい話だったなw

2024-12-16 18:24:11 | 逃若党
どうでもいいけど、タイトルがどんどんひどくなっていくなw

前回が「老い」で今回が「酒」だよw

少年漫画のタイトルじゃないでしょ、これw

とはいえ、いいね、貞宗、

「北条時行に家族認定された者は、その直後に死ぬ」

・・・、うん、けだし名言w

要するに、時行から腐る程「死亡フラグ」をぶつけられたわけだw

で、時行は、いつも通り、撤退戦へ。

どういう決着がつくのかね。

しかし、泥酔する時行と貞宗を見下ろしながらこぼした玄蕃たちのコメント。

ずるいくらい上手かったな。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第20巻 感想:最終章の主題である「黒竜討伐」に向けて、かなーり!無理やり!ベルくんの目を外に向けさせた「転」の回だった!!!

2024-12-15 21:14:52 | ダンまち
前巻の19巻から始まった『学区編』。

学園船に乗り込んだベルくんの織りなす「レッツ☆アオハル!!!」な感じで、ダンジョンという地下に潜るがゆえに、基本的には陰鬱な感じが拭えないところから、なんかだ一気に外に開けたな感じがして、世界が広がった!

・・・って思ったのもつかの間。

あっという間に、そこから、3大クエストの最後のひとつ、黒竜討伐に向けて物語が大きく旋回した20巻!

率直な感想は、え? もうすぐ終わっちゃうの? ってことだった。

ということで、スペース、空けておきますw





























































ということで、『学区編』がいきなり終了、

で『ダンまち』も次巻から最終章へ突入!ということ。

といっても、最終章に入る前の、来月出る、外伝『ソード・オラトリア』の15巻で、本巻の最後に唐突に記された

ロキ・ファミリア、深層60階層で全滅!

の顛末が記されることになるとは思うのだけど。

・・・って書いても、20巻を読んでないと全くわからないよね?

でも、とにかく第20巻で行われたことは、ゼウスとヘラのファミリアの全盛期を知るレオン先生が、伝え聞く「レコードホルダー」のベルくんに対して、かつて知る英雄たちの「後継者」たり得る「英雄」の器かどうかを試す、というもの。

その過程で、「黒竜討伐」の相手である黒竜が封印された、北方の大防壁まで、ベルくんを連れていきながら、その過程で、黒竜討伐のために(読者にとっても)必要な情報を伝えていく、という流れ。

まぁ、だから、簡単にいうと、本巻の狙いは、最終章「黒竜討伐」に向けたチュートリアル。

でも、言い換えると、レオンは、ゼウスとヘラの時代とベルくんの時代とをつなぐ「媒介者」のような役割。

だから、彼の回想には、ヘラ・ファミリアの幹部で、ベルくんの叔母でもあるアルフィア(詳しくは『アストレア・レコード』参照)も登場する。

ついでにいえば、多分、悪童だった頃のレオン先生を煽っていたのは、アルフィアとともに後日、迷宮都市を襲ったザルドだったのだろうな、とか。

つまり、本巻は、いろいろな意味で、『ダンまち』の本編と、そのスピンオフ群の門の語りを一本に収束させ、最終決戦である「黒竜討伐」に向けて、物語を撚り合わせる役割をしていたということ。

なので、ちゃんと、理解したいのなら、外伝やらファミリアクロニクルやら『アストレア・レコード』やら『アルゴノゥト』やら、とにかく全部知らないとわからない。

でも知っていると、いろいろなパーツが、カツン!カツン!カツン!という感じに繋がり合っていく気がする内容だった、ということw

あと、ついでにいうと、前にもこれは『杖と剣のウィストリア』の感想で書いたように、どうやら、『ウィストリア』の世界は、『ダンまち』の世界の遠い未来の話であることを示唆するような記述が、本巻の随所で見られた。

簡単に言えば、やっぱりベルの「アルゴ・ウェスタ」が、『ウィストリア』のウィルの魔法を剣に載せて戦う「装剣」技の起源・オリジナルのように思えること。

まぁ、こちらは、この先、『ウィストリア』の方で明らかにされることだから、ここでああだこうだ言っても仕方ないけれどw

ただ、要するに、この第20巻は、様々な意味で「『ダンまち』ユニバース」の集大成の第一歩となる内容だったということ。

細かい顛末は本巻を具体的に読んでもらうしかないけれどw


あと、「集大成」という意味では、想像していた以上にニイナの位置づけが大きそうだということ。

ヒーラーだけでなく長大なバフもかけられる異彩の魔法師、というのがニイナのようなので、いや、チュール家の家系、やっぱりハイエルフに通じるだけのことはある、ということになりそう。

ていうか、多分、その血筋を見込んで、レオンはずっとニイナのことを見込んでいて、その導き手にベルくんを選んだんだろうな、と思ったり。

そういう意味では、多分、『ソード・オラトリア』の15巻か、あるいは本編の21巻になるかもしれないけれど、深層に取り残されたロキ・ファミリアを救出に向かうチームの中には、きっとニイナも加えられるのだろうな、と思う。

ていうか、この救出隊を速やかに結成するために、ヘスティア・ファミリアの傘下にフレイヤ・ファミリアを納めたのではないか?と思うくらい。

いやー、多分、このロキ・ファミリア救出隊には、ヘスティア・ファミリアを核にフレイヤ・ファミリアが加わり、そこにきっと以前に中層アタックしたときのカサンドラとかのメンバーも加わるだろうから、めちゃくちゃ豪華メンバーにある。

さらにいえば、ウィーネたち異端児たちも途中から加わることは必至だろうし。

ていうか、すでに異端児との協力関係をフィンたちは築いているから、きっと救援隊にはまず異端児たちが向かっていると思うのだけどね。

だから、多分、来月出る外伝の15巻でそうした、ダンジョンにまつわるあれこれの「集結」を果たして、本編の黒竜討伐の話につなげていくんじゃないかな。

なにしろ、黒竜は、アイズの父母の敵でもあるからね。

まさに、私怨で黒竜とアイズはぶつからざるを得ないし、そのあたりのことはフィンたちも気づいている。

あー、でもそうなると、もしかしたら、フィンたち3人のレベル7が、アイズをかばったことで重傷を受けて、冒険者としては再起不能、ということもあるのかもしれない。

その結果、アイズとレフィーアくらいしか黒竜討伐には参加できない・・・とか。

そちらは、『ソード・オラトリア』の15巻の感想で書くことになるだろうけどw


ともあれ、こんな具合に20巻は、読みながら途中で、これまでの物語のパーツがどんどんつながって納得したりワクワクしたりしつつ、この先どうなるのか、予想脳になってしまって大変だった。

なのでこの感想も、正直とっ散らかっている自覚はあるので、もうちょっと頭が整理できたら、テーマごとに書いていくかも。

あー、でももしかしたら、来月の外伝15巻を待つことになるかもしれないけれど。

でもとにかく面白かった。

あ、そうそう、なにげに、フレイヤ改め「シル某くん」が、ヘスティア・ファミリアにお泊りになるようになったのは、派閥大戦騒動の怪我の功名だな、と思った。

シル=フレイヤがいることで、実は、ヘスティアもリューも相談相手がファミリア内にできて、居場所を見つけられているのがいい。

多分、ベルくんは今後、黒竜討伐の関係から、アイズやレオン、あるいはニイナとの接点が増えるはずなので、ヘスティアやリューは、そんなベルの気持ちを慮る場面が増していくはずで、そんなとき、彼女たちの相談相手としてシルが近くにいるのは、意外と安心できる関係になるなぁ。と

もちろん、シルとフレイヤでは人格が全く違うので、この二人を同一人物とみなすのには相当抵抗があるけれどw

でも、シルの方こそが、すっぴんの本来のフレイヤだった、とするならば、ほんとに派閥大戦の一件は、物語の大転換点だったんだな、と思う。

その結果、事実上、フレイヤ・ファミリアが、ヘスティア・ファミリアの別働隊になったわけだからw

まぁ、だからこそ、ロキ・ファミリアが、深層の餌食の役を担うことになったのだろうけど。

いやー、面白くなってきた!


そういえば、ベルくん、最後に新しい二つ名が決まった。

【獅兎の光】(レグルス・アルネ)

とうとう、獅子だよw

しかし、レグルスって、どうにも違和感があるなぁw


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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇 第10話『派閥大戦(ウォーゲーム)』 感想:今回から原作18巻に入ったわけだけど、さて、ちゃんと名場面が表現されるのか?

2024-12-14 17:20:43 | ダンまち
前回の最後で、フレイヤがヘスティアに突きつけた「ウォーゲーム」。

事実上の「フレイヤ・ファミリアvsそれ以外の全ファミリア」になると思いきや、ギルドが手を回して、ロキ・ファミリアをはじめとして、迷宮都市の維持やダンジョン攻略に不可欠な実力者ファミリアには、不参加の通達がいくことに。

結果として、ベルくんとゆかりのある冒険者たちが集った、という形に。

あとは、フィンやティオナたちが勝手連で個人的にベルくんたちの助力に駆けつける形に。

で、今回は完全に準備回なので、実際の派閥大戦は次回から。

しかし、やっぱり、駆け足で物語が進められているのは間違いなく、なんか展開が薄っぺらく見えるのはとても残念。

というか、どうもアニメ制作陣は、ダンまちの面白さを誤解しているところがあるような気がして。

多分、キャラのドタバタとか、あるいはエロに寄せすぎてるんだと思う。

だから、物語的に大事だなぁ、と思う場面やセリフがことごとく外されている。

原作に忠実に話数をかけて作られた「深層篇」では気にならなかったことが、この「豊穣の女神篇」ではたくさん出てくるのが残念。

あとはちゃんとした合戦になるのかなぁ、と。

心配だなぁ。。。

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アオのハコ 第12話『女の子って』 感想:あからさまなまでに雛が噛ませ犬な件w

2024-12-13 12:12:59 | アオのハコ
前回からの流れでの、恒例、夏の花火大会!なわけだけど。

これ、どう考えても大喜がひどい・・・よね。

いや、構図的には、千夏が大喜に「お預け」をして、その間に雛が果敢に大喜の奪取に走っている、という構図なのだけど。。。

にしたって、大喜が、マジで一昔前の「鈍感主人公」すぎて、結構ツライ。

雛はああ言ってたけど、雛と大喜の間に割って入ろうとしていた男子たち3人を、雛は雛の意志で追い返していたのだろうし。

多分、そのことは後で揉めるんだろうなぁ、と。

にしても、男子の嫉妬の描き方がちょっと陳腐で嫌だなぁ。

雛がマケインなのが多分確定ルートなだけに、雛の取り巻きのモブのような男子が、まさに雛を襲った蚊のようにブンブンまわりを飛んでいるのがウザい。

マケインにはマケインにふさわしい男子を遠巻きでいいから配置しておけよ、それでモブがウロウロするのを避けておけよ・・・と、原作者には言いたい。

なんかね、ラブコメ・パートが陳腐なのがね・・・。

で、この花火大会から、ぶつ切りで、いきなり普段の部活に戻るし。

いや、一応、体育館の2階?で寝ていた大喜に対して、千夏があれこれ本音を漏らす、という場面もあったわけだけど。

ああいう独白を、寝ているとはいえ、当の大喜の前で漏らすのは、さすがにちょっと千夏先輩、アザとい!って感じだし。

なんかね、ラブコメ・パートが、ちょっとネチッこいんだよなぁ、雛にしても千夏にしても。

なんか、スポーツかラブコメか、どちらかに絞れば、こんな半端な展開にならなかったんじゃないの?って思う。

まぁ、まだ序盤だから、これから!・・・なのかもしれないのだけどw

手放しに称賛できないのが、どうにも悩ましい。

これじゃ、大喜と千夏の間で、雛がただの道化になってしまうじゃない。

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転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第186話『餓狼ブレード』 感想:サタナエルが完全にギザルムのサンドバックと化した件w

2024-12-13 00:12:27 | 第七王子
前回の最後にギザルムにあっさり蹴り飛ばされたサタナエルw

もはや、殊勝にも魔術を学ぶことにした魔族ギザルムの実験台でしかないw

これほどまでにただの噛ませ犬になったキャラもいないんじゃないw

だって、サタナエルを圧倒したにもかかわらず、ギザルムが考えていることと言ったら、うーん、これじゃ、まだロイドの魔術に届かない、ってことだものw

完全にもう、孫悟空の背中を追いかけるベジータ・ポジションw

しかも、かつての自分の敗因まで完全に分析してしまうのだからw

どうしようもないよね。

もっとも、そのサタナエル粉砕も、レンの助言があればこそだけどw

でもなんか、いつの間にか、レンも超パワーアップしてない?

まぁ、それくらい一足飛びに実力を伸ばさないと、シルフィやタオに届かないからな。

結果的に、ギザルムは、レンに自分と同じような、ロイドのあとを懸命に追う姿を見ているのかもしれない。

なんか、これ、ギザルムがレンたちにデレるのも時間の問題のような気がしてきたぞw

あと、これだけ実力がアップしていたら、もしかして、レン、イクシオンの命も救えるんじゃないの?・・・って気がしてきた。

あとは、シロが、ダンジョン・コアの方を破壊してくれてるといいのだけどw

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葬送のフリーレン 第139話 『鍛冶屋のクライス。』 感想:三つ巴で紡がれるフランメが人間にもたらした「魔法」の未来。俄然、ファンタジーっぽくなってきた!いいぞ!

2024-12-11 22:57:54 | フリーレン
前回の最後にで「影なる戦士」の人相書きリストを見ながら渋い顔をしていたザインだったけど、やっぱりずっと探してきた「ゴリラ」が「影なる戦士」の一員だった。

名は今回のタイトルにある「鍛冶屋のクライス」。

因果だねぇ。

ここまで引っ張ってきたザインの探しびとがなんと帝国の暗殺者集団の一員で、しかも彼らと交戦する段階になって、ずっと別れたままのザインとフリーレンたちが再会するのだから。

でも、これ、多分、最初からこういう構成を考えて、ザインと旅の途中で分かれることにしたのだろうなぁ。

いやー、恐れ入る。

だって、ザインと分かれたから、フリーレンたちは、今回行動をともにする大陸魔法協会の魔法師たちと知り合うことになったのだから。

それも含めて、すっかりザインのことを忘れていたところでのザインとの再会、そして、ザインの探しびとであるゴリラの登場だものw

いや、びっくりだよ、ザイン、マジでヒロインじゃんw

好きだった彼を見つけたら、その人は、ヤクザの構成員だった・・・みたいな展開だものw

しかも、そうしたメインの個人的確執を今後の物語の柱のひとつにしながら、その一方で、「影なる戦士」と大陸魔法協会と(帝国の)魔導特務隊の三つ巴の対決が繰り広げられるのだから。

で、その対決の掛け金が、人類社会における「魔法の存亡」なのだから。

フリーレンの師匠で、ゼーリエの弟子だったフランメが残した「人間の魔法」の行く末が賭けられている。

この三つ巴の構想の中、きっと、フリーレンとゼーリエの間で、フランメの目指した「魔法の未来」について、互いに真っ向異なる解釈のぶつけ合いも生じるのだろうしw

二人の長命の、神のようなエルフが、千年前に亡くなった一人の人間の女性の想いについて激論を交わすのだろうから。

いやー、マジでファンタジーしてきてなぁ。

しかも、その二人のエルフの理解の及ばない「女神の魔法」まで用意されているのだから。

そして、その女神の魔法の系譜に、ザインたち修道士の治癒魔法があるのだから。

ほんと、因果だなぁ。

ものすごく面白くなってきた!

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