セリム(サリム)湖はイーニンからウルムチ方面に130kmのところにあります。(9月4日の地図をご覧ください)標高は2073mで周囲100km、最深部85mです。面積は琵琶湖の3分の2.セリム(サリム)湖の名前はカザフ語で祝福を意味します。サイラム・ノールとも呼ばれ、これはモンゴル語で屋根の上の湖という意味です。
旅行社のパンフレットによれば淡水湖と案内されていますが、塩水湖とも書かれている本もありました。アルカリ性が強いため魚も棲まないとも書いてありました。スルーガイドの王さんの説明によれば夏の増水期には淡水で、冬の渇水期には塩水だとの説明でした。実際に舐めてみると淡水でした。どうも下部が塩水で夏には氷河からの水により上部が淡水になるのかと思いました。魚も棲んでいるようでした。