カヨ・ギジェルモは「地球の歩き方」にも記載がなく、普通の日本人ツアーでもめったに行かない行楽地のようです。位置は2月17日の地図をご覧いただくと分かりますが、キューバ本島の北部にあたる大西洋岸にある沢山の島々の一つです。カヨというのはスペイン語辞典を引いてみるとカリブ海などに浮かぶマングローブが茂った白砂の島という意味のようです。
1970年に出版されたヘミングウェーの小説「海流のなかの島々」で紹介されるまでは少数の漁師が住む地でしたが1988年に小さなホテルが出来、1993年から本格的なリゾート地になりました。2000年までは外国人だけの行楽地でキューバ人は従業員だけが居住が許される「アパルトヘイト」と揶揄されるところでした。
1988年にキューバ本島からの海を埋め立ての道路が開通しました。本島から海を貫く島への道路をわたくしたちはバスで通りました。写真は同行者竹田さん提供です。