森林破壊の原因の一つに「炭焼き」を「マダガスカルを知るための62章」をあげています。マダガスカルのおもな家庭用燃料は木炭です。そのため急速に人口増加が進む都市近郊では木炭の需要が高まり首都アンタナリヴから半径100km以内では全く自然林は喪失しましした。
写真は道端で売っている木炭です。白い袋に入っているのが木炭です。このような風景は珍しくはありません。
マダガスカルをバスで移動しながらなんとなく気がついたことがありました。それは動物保護区などでは木が多く鬱蒼とした森林になっているにもかかわらず、それ以外のところでは私の頭のように木がほとんどなく森林にはほとんど出会わないことでした。
帰国して調べてみるとやはり近年森林破壊は急速に進み年間の喪失面積は東京都の面積に匹敵するとのことでした。(「マダガスカルを知るための62章」p299)
写真のようなところは普通の風景ですが、多分以前は森で覆われていたところのような気がしました。