波止場から見たアマルフィです。谷間にある狭い地域の人口5500人ほどの小さな町です。しかし、かつては人口7万人の大都市でした。この狭いところにと思いますが、1343年の地震で町のほとんどが海中に沈んでしまったのです。アマルフィはピサ、ジェノヴァ、ヴェネチアといった北イタリアの名高い海洋都市よりも早く、地中海を舞台として活躍し10世紀~11世紀にかけて共和制のもとで繁栄しました。
また3大十字軍騎士団の一つ聖ヨハネ騎士団はここアマルフィで結成されました。この騎士団は後にマルタに落ち延びマルタ騎士団になりますが、それは後日マルタ島で紹介します。