マルコスは1989年に、亡命先のハワイ・ホノルルでイメルダ夫人に看とられながら病没しました。遺体はフィリピンへの帰還後ここの実家の霊廟(写真)に、冷凍保存されていましたが、長年の遺族のマニラにある英雄墓地への埋葬要求に反対派、賛成派の声がありましが、現ドゥテルテ大統領は2016年11月にマニラ首都圏タギッグ市のフィリピン英雄墓地への土葬を認めました。したがって今はこの写真の霊廟には主がいません。
マルコスについては日本では一般的に「私利私欲」の形容詞が付く人物として知られていますが、意外に彼の支持者はフィリピンでは多いようです(2月11日にも紹介)現地ガイドのVERGIE SOULISさんもイメルダ夫人との付き合いが今でもありファンの一人のようでした。